うちの家はISDNです、一応フレッツISDN使えるので使っています。
不満が無い・・・といえば嘘になります。
職場や友人から「速いよ〜ISDNには戻れないくらい」って聞くとね、(笑)
やっぱり、「速い回線はうらやましいなぁ。」って思います。

もしもうちももっと高速になったら、
いろんなニュースサイトやニュースグループ行って、
妖しげな情報落としまくり(笑)
普通の人はもっと違う物を落としたがると思うのだけれども・・・・。

いえ、私も男ですからたまにはこんな物も落としますよ(笑)
今の状態だとメーリングリスト受信するだけでアップアップする時はありますからね。
一体、どんなメーリングリストに加入しているんだ?って話もありますが(笑)

常時接続状態ができる様になったら、として、してみたい事があります。
WINMXの本格導入
今でも導入してはいるんですけれどね、
やっぱ64KbpsではそんなにDLできないし、させてあげる事もできない。
まぁ、こんな物しかない私の共有フォルダからDLしたいものがあるとは思えませんが。(笑)
(ちなみに転送レート計るためにHPにアップした物、5Mbyteで大きいっすよ)

でもこんな物だけなら、まだかわいいんですが。
小猫を裁いて料理する動画とか(汗)
オートバイレースでバイクに引かれるコースマーシャルの動画とか(大汗)
私がバングーに向かって「ウィンナーだよーん」とか言って裸でフリフリしている動画とか(滝汗)←どこかの健さんなら喜びそう(笑)
テキストに至っては日本語が少なくて、英語、ドイツ語、スワヒリ語(ほんまか?)
多分、私の共有フォルダからDLする人は居ない、と断言できます。

僕が欲しい物って、単なる映画のムービーや歌手のビデオクリップとかではない、とかわかってもらえると思います。
無論ファイル共有ソフトで共有している人の多くの目的はそういう物ではないんですが、
ごくたまに、僕が欲しがる情報(例えば削除されたHPやニュースのキャッシュ)なんかを
共有フォルダに置いてくれている人も居る。
そう考えると、やっぱり高速回線で常時接続をして、ファイル共有をしてみたいなぁ、とは思います。

でも高速回線での常時接続には、魅力を感じると同時に、不安も有るわけです。
まぁ、筆頭に挙げられるのはやっぱりセキュリティ。
普通の人は、攻撃された経験をしている(もしくは「攻撃された」と思っている)のは
少ないと思うんですけれどね、実害が無かった、といっても、一度ならず攻撃された者としてはやっぱ不安。

実状を知るまでは「TA+WIN95でプロキシサーバ」という形式でしていたんですけれど、
ポートスキャンを受けている事が判明して、とりあえずダイアルアップルーターにして
使っていないと思われるポート全部ふさぎましたけれどね。
まぁ、それでも不安。
しかし、ワクチンやポート監視などのセキュリティ関連のソフトはなかなか予算が落ちないからなぁ(苦笑)

まま、実際にWindowsが混じっている家の環境ではどうしてもセキュリティ確保をするためには、それなりの
投資(金が無いならファイヤウォールをBSDで作るという手もありますが、これでもウィルスは防げない)が必要なんで、
いまだに常時接続には踏み切れない、という所でしょうか。

私の家での場合、大阪に住んではいますけれど、ADSLはいまだに通っていません。
多分、この先も開通する事は無いでしょう(笑)
でもCATVは開通していますから、そっちでの常時接続、という事になります。
でもCATVでのインターネット接続の場合、多くの場合は、LANグループ単位での接続を許していません。
それに、取れるIPアドレスもグローバルではない事も多く、色々と制限がついて回ります。

それに何よりも、コストの問題がついて回ります。
家内に「インターネットの速度が速くなる」を説いたとしても、
メールと光栄のHPにアクセスできればそれで良し、としている家内に
万単位の工事費を納得させる事は至難の技です(笑)

でも、ISDNの元々のメリットって何だったんでしょう?
ISDNの本来の目的は「高速通信」ではなくて「パケット通信」にあったはずなんですが。
今でこそISDNの導入を考える人の多くは「高速通信(Bchモード)」が前提なんですが、
草の根BBSが華やかなりし頃にみんなが注目していたのは「パケット通信(Dchモード)」
だったように記憶しています。

パケット通信というのは今のIモードを考えてもらって差し支えないと思います。
基地局に回線を接続していてもそれだけでは通話料(通信料)は取られません。
データのやり取りを行っている時に、そのデータ量に対して料金が発生します。

それが昔、草の根BBSの時になぜ注目されていたのかというと、
PC通信のヘビーユーザーの多くは「チャットで身を持ち崩した」という苦い経験が有るからです(笑)
当然、この中には私も含まれます(爆笑)
通信料金が取られるのはチャット文を送受信している時だけ、文章を打ち込んだり、考えている間の
時間は料金を取られないという、まさしく夢のような話です。
でもその当時はISDNの設置だけで20万近い工事費が必要だったので、
やはり夢のような話だったわけです。(寂寞)

ちなみに現在販売されているISDN用TAでDchモードをサポートしている製品はほとんど皆無です。
最近、話題(になったんかなぁ)のLモードは、僕はてっきりISDNのDchモードを使ったサービスだったと
思っていたんですが、料金体系を見ると、必ずしもそうではないみたいですね。

DchモードはBchモードに比べると速度の面ではあまり見るべき物はないのですが、
確か記憶している限りは、同時通信ができるのはBchモード2通信とDchモード1通信は同時にできるから、
ニュースやメールなんかをDchで流しておいて、必要な時にBchモードで繋ぐ。
それ以外は通常通話のために使う。
そういった風な使い方も可能です。

まぁ、一家庭で2通話できてもどうするんだ、というのも有るんですけれど(笑)

ただ、個人的には「ISDNは便利」という売り方をせずに「ISDNはインターネットが速い」
というので売り出しちゃったから、ADSLなんかが出てきたら、敗退する事が目に見えていた、というのはあります。
もっと別の視点でうりに出さなかったら、やっぱり生き残れないでしょうね。
まぁ、無理に生き残る事はありませんが(笑)

でも、最近になって気になるHPを見ましてね。
そのHPの管理者さんは@Niftyの会員でもあるんですが、その方は地方の方で、
ADSLもCATVも無くて、ISDNも無いんだそうです。
仕方が無いからインターネット接続はアナログの56Kモデム。
でも経験した人ならわかると思うんですが、56Kモデムって、56Kbpsが出る事はまれなんですよね。
しかもISDNが通っていない地域という事ですから、34Kbpsも出るか怪しい物です。
その状態でインターネットに入るとなると、今のコンテンツを考えるとぞっとします。

んじゃあ、この人のHP、出来が貧弱かというと、全然そんな事はなくて、非常に整理されているんです。
無駄な物を極力省いたHPは見ていて気持ちが良い物です。

しかし、その人の話を読んでいると「地方の田舎だとここまでお金がかかるんか」と思いました。
僕は大阪の田舎ってんで、選択肢はISDNとCATVぐらいしかありませんが、
せめて地方の田舎も大阪の田舎と変わらない環境にしてもらいたい物です。
いっその事、田舎を優先して光ファイバを引くとかね。

あと、これはなるほど、と思ったのが、農協とかで提供していた有線電話の回線が残っているところがあるので
その回線を利用したDSLが可能な場合も有るんだそうです。
大阪府下だと、農協の内線電話の回線は撤去されているのですけれど、
地方でしたら、まだ利用されているところはあるかもしれませんね。

でも、それを錦の御旗にして利権に群がる輩が出てくるんでしょうな、きっと。

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2001/10/03