世間はアフガンへの報復攻撃一色〜ってな感じで報道が進んでいますね。
その故か、人(家内を含む)とはその手の話しかしない事が多いですね。
#でも最近の話題は狂牛病関連かな?
割と私は、人前でその手の話をするのは好きではないんです。
だって、俺、変なんだもん(笑)

というか、人と意見を交換する時に、自分と価値観が違う人と話しをすると
「あ、この人の考え方、面白い」と思うか、
「あ、この人の考え方、ちょっと変」のどちらかだと思うんですよ(笑)
私の場合、大抵の場合、後者に属するみたいです(笑)
いや、別に良いんですけれど(笑)

ほれ、ネットの世界の上で「あ、この人変な人」っていわれるのは
実生活に実害がほとんど無いと思うんですよ。
他に「俺を既に『変な人』と認定している友人内」とかも実害が無いですね(笑)
でも、職場や近所付き合いて「変な人」って思われるとちょっと問題有りです。(爆笑)

だから、その手の話を積極的にはしないようにしているんですが、
一番困るのは「話を振られた時」で、その時に適当に受け答えすれば良い物を
どうしても本心が出ちゃう。
どうも基本的におしゃべりなのですな。(笑)
 

しかし、人が百人いたら、百通りの考え方があるのはしかるべきだと思うんですが、
どうも排他する方向に行くのは気色が悪いです。
そう言えば、「コイズミさんやタナカさん、シオじいさん」の親衛隊って
今はどこにいらっしゃるんでしょう(笑)
内閣が発足した時には反対論者を非難して回ったあの叔母様達も
今では過去の人となりましたね。(笑)

そう言えば「小泉の会」つうのが参院選挙で政党団体でありましたね。
これなんか「自分の意見はありません」って自分で認めているような物です。
せめて「自分の生活がよくなるためにはどの政党を支持すれば良いか」
くらいは考えるべきかもしれませんのに。
「小泉」という名前を団体につけてしまっては、思考停止もはなはだしい。
 

みなさんはニュースは何から入手しているのでしょうか?
実は私は、最近はTVや新聞をほとんど見ません。
まぁ、たまに両親の家に行った時に、ちょっとだけ読むくらいですね。
それも「何が起こっているか」を知るためでなくて
「世間の人はどんな風に考えているんだろう?」を知りたい程度です。

もっと正直に言えば
「TVを見ないので、新聞のTV欄は不要です。
株式はインターネットで知る事が出来るので、新聞の株式欄は不要です。
社会面も、インターネットでする事が出来るので不要です。」
つまり、新聞にお金出す価値を認めていません。

ついでに言えば、TVのほとんどの番組にもお金を出す価値を認めていません。
実際に見る物はレースと映画くらいでしょうか、報道物は、ニュースステーションくらいでしょうか?
それでも、「世間の人は何を見ているのでしょうか?」的な部分が大きいのですが。

※それでもお金を出す価値のある番組ってのはあります。
 NHKは普段はどうにもならない番組ばかり流しますが、
 NHK特集のような調査報道の番組は良い線いっていると思います。
 それにNHK教育の海外ドキュメンタリーなんかも良い物を流しているのですが、
 次の日に職場で話をしても、誰も見ていないですねぇ(笑)

報道を論評を知りたい時は、新聞ではなくて、「明らかに偏向している雑誌」を読みます。
ニューズウィークなんて、かなり面白いです(笑)
オウム報道の時は、その加熱状態を非難していますしね。
(大手の報道雑誌でオウム報道の批判をしていたところは少なかったです。)
でも今の紙面は苦笑するくらい右よりです。暇があったら読んでみてください。

ゴーマニズムで部数を伸ばす「SAPIO」なんかもたまに読みます。
んで、たまに「ガハハ」って笑うんですけれどね。
極論をすればこうなるのだなぁ、という感じで。
でも、私、某漫画家は嫌いです。つうか許せません。
許せない理由をつらつら書くと、いくら時間があっても足りないのでヤメときます。
でも、一番ナニなのは「自分の論に反する人を醜く描く、同調する人を格好良く描く」
というスタンスが好きではありません。
でも、それを裏返せば「その程度で自分の意見を左右される人が多い」とも言えるのですが。
 

何かの文献で読んだ記憶があるんですが、正確な文は忘れました(汗)
そして言い出した人の名前も忘れたのですが、
「有権者は自分の知的レベルより高い政治家を選ぶ事が出来ない」
って言うのがあります。
これ、まさしく本質を突いています。
立候補者がたとえ詭弁を労したとしても有権者が正しい知識を身につけているのならば、
決して騙される事はありますまい。
雰囲気で政治家を選ぶ事もありますまい。

でも前回の参院選なんて、雰囲気だけで選挙しているような物ですもの。
結婚してからは選挙は欠かさずに投票していた私ですが、今回ばかりは頭抱えました。
俺はどこの政党に投票すれば良いんだろうって。(笑)
 

新聞を読むにしろ、TVを見るにしろ、ゴーマンかましてもらうにしろ(笑)
自分の中である程度固まった考えがあるならば、そんなに問題はないんですが、
どうしても雰囲気に流されていくみたいですね。

実はこれは私に対する反省の話でもあるんです。
「河野義行」という方をご記憶の方はいらっしゃいますか?
松本サリン事件の容疑者といわれていた方です。
実際のところは無実(であるばかりか被害者なんですが・・・)であったのですが、
実際の報道では「河野氏が疑わしき理由」などは検証されずに、
犯人としての扱いの報道がされていた方です。

正直、私も「犯人なのかな」と・・・・自分が正しいような言い方は止めます。
私は「あいつが犯人だ」って思いました。
そう思った根拠は「こんなに報道しているんだから犯人に違いない」ってね。
事実は・・・・ご存知の通りです。

それからです、マスコミの流している情報を鵜呑みにしない様に心がけるようにしているのは。
そして先入観で事を持たない様に努力しているんですが。
#後者のほうはうまく行かない事が多いんですけれどね。

以前に、「ニュースサイトはどこが良い?」と聞かれた事があった時に
現時点での模範解答というは一応あります。
とは言うものの、報道会社も収入が無いと食えないので、スポンサーの言いなりです。
日本の場合、広告収入が多い分、報道には気をつけたほうがいいかもしれないんですが。
 

その人が新聞を読んでいるならば、ただ一つ、といわれれば
HotWired Japan (http://www.hotwired.co.jp/)」を挙げます。
速報性は他のニュースサイトよりは低いですが、
他のニュースサイトでは読めない記事が非常に多いです。
海外のサイトとしてはCNNも悪くはないのでしょうけれど、
#なんとイラクのフセインが「公平」と認めている。
それでも偏向報道が多少見られます。

国内、といわれると困ります。
百歩譲って共同通信でしょうか。
Yahoo!やinfoseekのニュースは全然お勧めできません。
速報性も低いですし、ポリシーもありません。
せいぜいいくつかのニュースを一度に確認できる程度でしょう。

少々金額が張っても良い、というのならば、
Niftyの会員になってクリッピングサービスを受けるのも良いかもしれません。
ここならば全国版の新聞をすべて一度にチェックする事が出来ます。

速報性で、今の所一番強力なのは携帯電話のメールサービスでしょうか。

でも一番重要なのは「冷静に報道を見つめるべき」なんでしょうね。
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2001/10/14