当然といえば当然ですが

そうそう、今度からPCが新しい物になりました。
今まではP3-800Mhzのデスクトップを使っていたんですが、
今度からPC710-P166という液晶デスクトップに・・・・(リンクはMMX200のモデルです)
って、CPUが遅くなるなんざ、前代未聞のアップグレードですな(笑)

これには理由がありまして、私のデスクトップ(フルタワーっすよ)を
置いている部屋は息子が寝ている部屋から、離れているので、
家内が居ない時に泣かれてもすぐには気が付かないんですよ。
でもさすがに息子の近くに轟音を発するPCは置けないんで、
小さいデスクトップかノートが欲しかったんです。

丁度Ｙahoo!のオークションでPC710が出ていたので、
以前からIBM 5538-UWDを使っていた関係もあって気になっていたので
落札しました。

これがサクラ付きで、どう見ても「2万円以下では落札させない」という意図が
ミエミエだったんですが、まぁ2万円ならば許容範囲以内だったんで、ノりましたけれども。
それでも、最低落札とかが設定できるＹahoo!のオークションでサクラって意味あるんかなぁ。

でもそれを見抜けなくてあとで騒ぐほど、こっちも馬鹿じゃないですから(笑)

んで、購入してみて、TFT液晶のコントラストが飛び気味とか
いろいろ問題があったんですが、一番の問題はやっぱりCPUパワー。
ネスケのコンポーザーや、プラズマエディター(知らないでしょ？フッフッフ)
を使っている限りは気づかないのですけれど、IE(どうしても必要になる時はあります)とか
のブラウザを使うとすぐわかります。

無論CPUの載せ替えをすぐに考えたんですが、
IDTのＷinＣhip2でシステムボードエラーが出て動きませんでした。
ＣyrixやK6-2で動くとはとても思えません。
第一そこまでコストかけるとPEN2の液晶デスクトップにも手が届くので、
CPU交換は見合わせています。

HDDもMAXTORの30Gbyteを食らわせたんですが、かなり苦しそうです。
無印ペンティアムの166Mhzだったら8Gbyteくらいが丁度良いのかもしれませんね。

それと隠れた問題なんですが、
キーボードがうるさい(笑)
現在設置しているキーボードはIBM5576-003というキーボードです。
このキーボード、非常にレアらしく、オークションでは中古でありながら
5桁の落札額をキープしているんですが、個人的にはちょっとキーが重いので
IBM5576-C01を使いたかったんですが、いかんせんあれは大きくて重くてキーがうるさい。
だからといって家内が愛用しているMITSUMIの109ミニキーボードは俺には扱えん。

つう事で、折衷案としてIBM5576-003の登場となったんですが、
実はこれでもやっぱりうるさい。
私が文章を打っている時に息子が起きやしないかドキドキ物です。
どこかで出来が良くて静かなキーボードはないんでしょうか、
無論10キーレスの106形式のフルサイズキーボードで
(できればＷindowsキーとかは無い方が良いなぁ・・・文章打つのに必要ないし)
101形式ならば上質のキーボードはたくさんあるんですが、
特殊記号の配置が違ったり、「あ゛」をタイプするのに苦労するんで(笑)
どうしても敬遠しがちです。
しかし、106/109キーボードになると、どうも良いものが少なくて困ります。
 

しかし、ずっとP2-400以降はあまり気にもしていなかったんですが、
いつの間にかOSも含めてソフトウェアが重くなっているんですね。
最近になってＷindows98を導入したんですけれど、
Ｗindows95(OSR2.5)に比べて格段に重くなってちょっと驚きました。
無論ＷindowsＭeやＷindows2000はこれよりもさらに重たい訳ですから、
これじゃどんなにCPUパワーがあっても足りないはずです。

Ｗinodws2000はそれだけ信頼性を持たせているはずなので、
重さとのトレードオフと考えれば理解できなくも無いですが、
Ｍeの方は・・・人気が無いのもわかります。

Ｗindowsの中では3.1、95と同等の評価を得ている2000なんですが、
それでもその重さを考えると(そして95でも充分使えている事を考えると)
移行には躊躇します。
ましてはＷindowsＸＰになると・・・。
ただ、ＷindowsＸＰの方は「アクティベーション」という生殺与奪権を
マイクロソフトに握られてしまっているので、あまり好きでは無いです。

無論違法コピーをなんとかしたい、という企業の論理は分かるのですが、
もう少し良い方法は無かったのか、そして、アクティベーションという方法を
マイクロソフトが悪用しないかという危惧があります。

どういう事かというと、
去年、Windows95がサポート打ち切り、という事になったんですが、
それでも僕はＷindows95を使えています。
マイクロソフトはＷindows95について
「サポートはしませんよ」とは言っていますが、
「使うな」とは言っていません。

「使うな」といわれたら、かなり悩む事になっていたでしょう。
でも今までのＰＣソフトウェアの会社でそれを言い出す会社は皆無でした。
多分、マイクロソフトは「使うな」と言いたかったんじゃないかと思います。

現時点でマイクロソフトのＰＣ市場のシェアは絶大です。
少なくとも、僕だって(メインは未だにPC-DOS＆OS/2と考えていますが)
Ｗindows95を使わない日はありません。
どういう事かというと、
「古いマイクロソフトの製品を追い出さない限り、
新しいマイクロソフトの製品は売れない」
からです。

だから本当は「使うな」と言いたかったんじゃないかと思います。
でも社会的信用を失う可能性は高いし、
何よりも一旦販売したソフトの使用を強制的に止めさせる事はできません。
ですから「使うな」といえなくて「サポートを打ち切る」と言ったんじゃないでしょうか？
少なくとも何人かはビビった筈ですし(笑)

さて、ＷindowsＸＰです。
ＸＰを使うにはアクティベーションをしないといけません。
アクティベーションをするためにはマイクロソフトのサーバーにつながないといけません。
さて、マイクロソフトはこのＸＰのサーバーを何年稼動させるんでしょうか？
普通に考えて１０年も２０年も稼動させないと思います。
Ｗindows95の例を考えれば５年程度と考えた方が良いと思います。

さて、Ｗindows95のサポートが打ち切られた今もＷindows95は使う事ができます。
アクティベーションのサーバーがなくなったらＸＰは使う事ができるんでしょうか？
普通に考えたら使えない筈です。
この事をマイクロソフトが悪い方向に使わないと言い切れるでしょうか？
但し、これはマイクロソフトだけに限った話ではなくて、
同様な事をＩＢＭやＳＵＮがすれば、僕は同じ危惧を抱くと思います。

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ある人から、「Ｗindows以外のクライアントＯＳの可能性について」聞かれました。

Ｌinuxは現在では一太郎(ARK)も動くし、ＳtarＯfficeも動いている、
OS/2でもＷindows3.1のアプリはあるし、ＩＢＭ ＷＯＲＫＳが存在している、
どちらもネスケが存在するので決して使えない事は無い筈だ。
ＴＲＯＮでもある「超漢字」は特定市場で重要なＯＳになるだろう。

確かそんな事を言った覚えがあります。

でもその人は「Ｗindowsと変わらない便利さ」という事を考えていたので、
私の返答には不満気ではありました。

その時はあいまいな態度しか取れなかったのですが・・・。
それは所詮無理な話です。
会社と同じ環境を使いたいのならばＷindowsを使うしかありません。
ＭＳ-ＯfficeやＩＥを手放せないのならば、Ｗindowsを使いつづけるしかありません。
新しい環境を今更覚えられないのならばＷindowsを使いつづけるしかありません。

ＯＳを乗り換える、というのは必ず労苦が伴います。
それが嫌ならば、今のＯＳを使いつづけるしかありません。
ＯＳを「ハック」する事を楽しみと思わなければできない事です。

それを抜きにしてＷindowsを使っているのですから、
そんな人はＷindowsを使いつづけなければやってはいけないでしょう。

僕がＯＳ／２を今更使う事を考えているのはその辺り、
「ＯＳを乗り換えざるを得ない可能性」も考えているからです。
僕にはUNIXは敷居が高い、だからＯＳ／２を試している。
そういう事なのです。
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