石口ゼミナールの仲間たち
このページでは，私がいろいろな大学で担当してきた学部専門ゼミ（民法）の学生諸君（石口門下生）との思い出を残しています。
いつも学生と一緒にゼミナールを作り，盛り上げていました。
人数は少ないですが，みんなで頑張って勉強しました。
卒業するまでには，全員が「判例研究」を書けるまでに成長しました。卒論に発展させた者も少なくありません。
直近の愛知大学，久留米大学，その前の九州産業大学の順になっています。福岡大学では学部ゼミを担当していなかったので，空白期間があります。
愛知大学法学部（2011.4～現在）
専門演習Ⅰ・Ⅱ
《授業風景》
石口ゼミは、民法判例百選Ⅰ、民法判例百選Ⅱを2年掛けて、その60パーセントを読破・研究し、理解することを心がけています。
この研究に基づき、卒業論文を執筆し、卒業することを目指しています。
〈2017年11月の授業風景〉
4年生3名、3年生19名の学生で賑わっていますね（笑）。
〈2016年11月の授業風景〉
この日は、医療事件の判例でした。2017年3月に卒業した8人全員がそろって写りました。
若く見えるね（笑）
この写真（下）の撮影日（2012年11月12日）は，不法行為の判例，テーマは「共同不法行為の要件」（百選Ⅱ85事件）でした。
《2015年度卒業式：2016年3月24日》
初めて卒業パーティーに参加しました。
白谷君、法学部卒業生の総代となる。おめでとう！
会場中庭にて全員で記念撮影 撮影者、間瀬さん。だから、写っていないね。
2人とも、頑張って優良企業に就職しましたね。よかったね。 間瀬さんとツーショット。卒業論文努力賞おめでとう！
《石口ゼミナールＯＢ・ＯＧ会》
《２・３・４年生合同コンパ２０１２年１２月１７日》
石口先生を探そう！ 簡単にわかるよ。わからなけりゃ変だろ！
《３・４年、卒業生合同コンパ２０１4年１0月2７日》
毎年のことですが、大変うれしい日です。10月は私のバースデイMonthなので、ゼミ生がお祝いをしてくれます。
卒業生も駆けつけてくれます。年に１度か２度は、ＯＢ・ＯＧ会となっています。本当にうれしいですね。教授冥利に尽きます。
ゼミ生の進路状況
《2011年4月入ゼミ生（愛大1期生：2013年3月卒業）》
法科大学院進学者1名（愛大）、信用金庫就職者1名、司法書士試験受験継続2名（1名は2016年の本試験合格） 以上，卒業生4名
《2012年4月入ゼミ生（愛大2期生：2014年3月卒業）》
法科大学院進学者1名（愛大）、地方銀行就職者1名、生命保険会社就職者1名、司法書士試験受験継続2名（1名は2014年、1名は2015年の本試験に合格），
公務員試験受験1名（2016年秋に国家公務員として就職） 以上、卒業生6名
《2013年4月入ゼミ生（愛大3期生：2015年3月卒業）》
法科大学院進学者3名（中央、日本、立命館すべて既修者試験合格。中央2016年修了者は2019年度司法試験に合格）、研究大学院進学者1名（名古屋大）、企業就職者2名、団体就職者1名 以上、卒業生7名
《2014年4月入ゼミ生（愛大4期生：2016年3月卒業）》
企業就職者1名（東証一部上場企業：証券）
《2015年4月入ゼミ生（愛大5期生：2017年3月卒業）》
国家公務員（国税専門官）就職者1名、愛知県庁就職者2名、愛知県公立学校教員（高校）1名、上場企業就職者3名、一般企業就職者1名 以上、卒業生8名
《2016年4月入ゼミ生（愛大6期生：2018年3月卒業）》
市役所就職者1名、一般企業就職者1名、受験勉強継続者1名 以上、卒業生3名
《2017年4月入ゼミ生（愛大7期生：2019年3月卒業）》
法科大学院進学者1名（愛大）、国家公務員就職者3名（検察事務官、国税専門官、入国管理局事務）、愛知県庁就職者1名、市役所就職者1名、上場企業就職者3名、一般企業就職者2名 以上、卒業生11名
《2018年4月入ゼミ生（愛大8期生：2020年3月卒業）》
裁判所事務官就職者1名、愛知県学校事務職員就職者1名、一般企業就職者1名、国家試験受験継続者1名 以上、卒業生4名
〔卒業論文〕
2013年3月卒業
吉田涼「共同抵当建物の再築と法定地上権―最高裁平成9年2月14日判決を中心として―」
2014年3月卒業
間瀬理恵子「流動集合動産の譲渡担保における諸問題」
白谷誠一「抵当権に基づく動産の返還請求―最高裁昭和57年3月12日判決―」
栢原大佳「民法175条の物権法定主義と慣習法上の物権」、以上3名とも法学会より努力賞授与。
2015年3月卒業
山本駿介「差押えと相殺―最大判昭和45年6月24日の再検討―」 法学会より学会賞授与。
新井公章「独禁法違反行為に基づく民法709条訴訟の損害論」
森部雄大「企業損害（間接損害）―最判昭和43年11月15日を中心として―」 以上2名、法学会より努力賞授与。
2017年3月卒業
芳賀美咲「賃貸借契約の当事者の交替と敷金関係の承継―最判昭和53年12月22日の再検討―」 法学会より学会賞授与。
脇田智仁「和解と錯誤」 法学会より努力賞授与。
山本勇大「不法行為と民法第416条の適用」
山田悠貴「共同抵当建物の再築と法定地上権の成否～最判平成9年2月14日についての考察～」
柴田智春「抵当不動産の共有と法定地上権の成否について」
鈴置航大「示談と後遺症」
木野村一利「過失相殺と素因減責について―鞭打ち症事例を中心に」
中村聖也「企業損害（間接損害）―最判昭和43年11月15日を中心に―」
2019年3月卒業
宮崎可奈「判例に見るペットの諸問題と『動物の権利』」 法学会より努力賞授与。
小林竜之介「賃借権の時効取得と対抗」
坂野千尋「共有物分割の方法」
2020年3月卒業
柴田尚弥「監督義務者責任の再検討」 法学会より努力賞授与。
堀内裕貴「インターネット社会における名誉毀損」
久留米大学法学部（2004.4～2008.3）
専門演習Ⅲ・Ⅳ
2004年度のゼミ生（久留米1期生・2006年3月卒業） 2005年度のゼミ生（久留米2期生・2007年3月卒業）
2007年度のゼミ生（久留米4期生・2009年3月卒業予定），右端の山口さんは3期生
進路状況
法科大学進学者
《2007年3月卒業生》
遠藤 昌平 久留米大学法科大学院・既修者コース
末田 佳之 久留米大学法科大学院・標準履修者コース
《2008年3月卒業生》
山口絵里香 久留米大学法科大学院・標準履修者コース，卒業論文「集合動産譲渡担保の重複設定と目的物処分の可否」
九州産業大学経済学部（2000.4～2004.3）
２００２年度ゼミナールⅠ（1号館9階ゼミ室）
発表前の穏やかな時間です。これから「物権変動の時期」に関する発表が行われます。発表者は，鐘川さんと清水君でした。
二人とも緊張していましたが，なかなか良い発表でした。
石口ゼミナールでは，いつも熱心な発表と質疑応答が繰り広げられています。
２００２年度ゼミナールⅡ
卒論の進度に応じた発表前の穏やかな時間です。
