« 野茂投手、頑張れ! | メイン | たまには写真を »

2005年08月30日

またもらっちゃったよ、K君!

ベルギーの学会CASYSというのはさほど大きな国際会議ではないが、並列セッション数(4)ぐらいの優秀論文賞(Best Paper Award)を出す。 K君と連名で、今回私が発表した論文(和訳すれば「GPを用いる拡大進化計算」)に対し「優秀論文賞を与える」というメールがDuboisさんから届いた。 じつは、03年にドイツでの別の国際会議で、K君自身がもとの論文を発表して賞をもらっている。 今回は、仮説・検定サイクルでの新たな展開(ARTライクな話)を付加しているが。

ベルギーとドイツの2つの学会に共通項もあるが、主たる構成員は違う。 2回も別々の学会で賞をもらうというのは、大したものだよ、K君は。 第3者評価がいいという証拠。

じつは、CASYSでは98年にも、「階層構造のブレインコンピュータ」で私は優秀論文賞をもらっている。 そろそろ、「またくれるかな?」ぐらいには思っていた。 座長もしたし。 タイミングがよかったとも言えますが。

八百長? いえいえ、Duboisさんとの付き合いは長いですが、頼んだわけでもないし。
いい加減な論文には賞は出せませんから。

しかし、どの世界でも、じつは「付き合い」が大切なんです!


発表論文数を勘定したら、約150. 参加は述べ200人程度、と推定。 なんせ月曜から金曜(一部は土曜もあるが)まで(水曜の午後を除いて)ぴっしり詰まっている。 しかし、週の前半のみ、あるいは、後半のみの出席者も多い。 だから、そんなに人が居る感じはしない。

最近は、もしかしたら、4以上もっと優秀論文賞を出しているのかな? 
それでも、20分の1(以上)の競争率にはなるはず。 まぁ、何事にも「運」は必要だが、まずはめでたい。

投稿者 tadashi : 2005年08月30日 09:11

コメント

コメントしてください




保存しますか?