2005年11月09日
技術の伝承?
一応、教育機材は揃ったが、3年生にしてはPCの技術がない。 Linux はゼロから教えないといけないし、片方ではインストールもまだ不足している。 また、4年生と違って時間がとれない。 週2回がやっとである。
そういえば、前の大学では、シストレなるものを院生が4年生にやっていたなぁ。 あれを私が3年生相手にやっている。 来年になったら、4年生が3年生にやってくれることを期待したい。
大げさに言えば、「技術の伝承」。 中味は大したことはない。 Linux上 vi でCプログラムを書いて、gcc を使うまで。 もちろん、まだセルフ・コンパイル。
昔と違って、机の上には論文誌はなく、技術雑誌だけです。
大変身?、 そうかも知れないが、「地」はこうです。
投稿者 tadashi : 2005年11月09日 16:28
コメント
ソフト開発は就職に結び付くと思う学生(少数だけど居る)はしっかり取り組んでくれます。前の大学では無かった感触です。
ときどき、私が学生に刺激を与えるために、プロジェクタで投影しながらプログラムを入力してビルドして動作させながら質問を受けながら説明しながら、というのをやってます。gcc、as、ldの関係が分かってくれるようになるといいなぁと思いながら、マイコンボード用にクロス開発しています。教育も兼ねるので、ランタイムスタートアップやld scriptやライブラリはゼロから手書きで、マルチタスクモニタを書いています。そして、これらのソースコードはゼロからcvsに登録してあり、ソースコードの成長が追えるようにもなってます。
まだまだ、昔の学生実験のような感じですが、マイコンボードのUSBプロトコルスタックを書けるとか、Linux PC側のデバイスドライバを書けるようになってくれればいいなと思います。
投稿者 酒居 : 2005年11月09日 23:35