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2005年12月16日

「すごい」は形容詞なのに

「今年はすごい充実していました」なんて平気でいう。 「すごく充実していました」でないと耳障り、なのは年寄りだけか? 若者は、ごくふつうに「すごく」の代わりに「すごい」という表現を使う。

「すごい充実した一年でした」ならまだいいが、「すごい充実していました」はおかしい。 しかし、「すごい充実」までが名詞句とすると、「お茶する」のように do XXX の構文を認めるなら、この場合はおかしくない、ことになる。 でも、「すごい面白い」はやっぱりおかしい。

形容詞の「すごい」を副詞としてつかう使い方が定着すると、国語審議会も認めてしまうのかな?

若者が「すごい充実していました」と言ったのに、NHK TVのテロップは「すごく充実していました」となっていた。

まだ、救いがあった。


投稿者 tadashi : 2005年12月16日 08:09

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