« 3月になった | メイン | 超廉価エレキギター »

2006年03月02日

甘いようで辛い

某学会の論文査読の結果が1週間ほどまえに送られてきた。 「もうすんだこと」と思って忘れていたが、編集委員が「条件つき採録」にしたので、「もう1度読め」とのこと。 あまり読む気もしなかったけど、読む機会ができたので読んでみた。 確かに改善されて読みやすくなっていた。

文句はつけていたので、そのまま「採録」という私の判断もおかしい、といえばおかしい。 まぁ邦文誌は「これでいいだろう」というのと「また読まされるのは困る」という気持ちもあった。 おかしいのは、2人の査読者が2人ともコメントをつけながらも、「採録」だったこと。 つまり、編集委員が「条件つき採録」と変更していた。

邦文誌としては「けっこうな論文」と2人とも判断したわけだが、結局、「世界で初めて」というのなら、「こんなとこに出すなよ」という気持ちがある。 読むのは日本語のわかる人だけだから。

日本語の論文誌は廃止すべき、と思うが、それではDの学生さんは困るかも知れない。 

投稿者 tadashi : 2006年03月02日 01:38

コメント

コメントしてください




保存しますか?