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2006年05月22日

マナウス

「マナウス」という懐かしい街を深夜BSの南米サッカー紹介番組で見た。 といっても行ったことはない。 ブラジルのアマゾン地方(アマゾニア)にある経済特区で、日本企業も進出している。

このマウウスで行われるサッカー大会をペラドンというらしい。 ブラジルサッカーの地方下部組織だけど、アマゾン各地の代表にはミス・ペラドン候補も1人くっついてくるという。

1980年代初め、ブラジルからWさんという博士課程の学生さん(向こうでは大学講師)がいた。 ポルトガル系の白人で、ブラジルのいろんな話をしてくれた。 病気を治すのに、医者でなく「祈祷師」を呼ぶ連中がいる、など。

また日本と違って、ブラジルの都市らしい都市は「リオとサンパウロ(彼の大学はこの郊外)だけ」と言ったあと、1つ例外は「サンパウロほど大きくないけどマナウス」と言っていた。

「シャープもあるね」、日本から独身で行くと「向こうで結婚するよ」とも。
番組では「東芝」という字も見えた。


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Wさんは留学生だったが、修士はブラジルで、学位を取りに広大へ来た。 当時、私は新米教授で、研究室では博士課程の2人目の学生。 博士3年間で(査読つき)ジャーナル3編を書かせる、というのはキツかった。 

修士で1つあれば、あと2つでいいのだが、向こうの修士では0だったから。
Y先生や、当時の優秀な院生Kくんのサポートもあり、なんとか3年で3編間に合った。

「Kくん」というのはいつも優秀なのかな?


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東広島市はXXというブラジルの街(サンパウロ郊外?)と姉妹都市になっているが、縁組をしたのが1980年代。 初めて向こうから来た人が、案内の東広島の役人にこう聞いたらしい。

「どこが東広島の中心ですか?」

市の役人は(市役所付近の)中心地に連れてきたつもりだった。
つまり、当時は中心地にも何もなかった、というお話。

あれから考えると、西条付近もやっと格好がついてきている。


投稿者 tadashi : 2006年05月22日 04:49

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