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2007年05月08日

昔捕まったところ(その4)

グルノーブル(フランス)に1年間滞在時で真夜中1時すぎ。 場所は大学構内(Google写真)で事件発生で警戒中のパトカーに停められた。 月日は覚えていないが、「水曜日だった」ということは確かである。
なんで真夜中に車を走らせたかというと、街のカフェの2階の囲碁会へ行った帰りだったから。 毎週水曜夜の9時から始まるので、終わりは1時ごろになる。 店は12時までだけど、オーナーも大目にみてくれていた。 この囲碁会は私以外は全員フランス人だった。
じつは日本ではルールを知ってただけで、全然やっていなかった囲碁をフランスで始めた。 誘ってくれたのは、ミッシェル・サカロビッチ(グルノーブル大)。 「毎週水曜にカフェを借りてやってるから来ない?」というお誘いを受けて、彼から碁を習ったのである。 囲碁はふつう「日本人がフランス人に教える」が、私の場合は反対になった。

GrenobleUniv.jpg

「ジャック・サカロビッチがミッテランの勝利に喜んだ」と書いたが、ジャックはミッシェルの弟なのである。 私が滞在時にグルノーブルにいたミッシェルは「その後パリに戻ったこと」を、10年くらい前にフランス2のニュースで知った。 「パリの理工科大学(6,7大学)の建物にアスベストが使われてる」のがわかった、というニュースになんと彼が責任者で出てきたのである。 偉くなっていて、学長か副学長かだった。 時には「こういう奇遇もある」ということらしい。


投稿者 tadashi : 2007年05月08日 00:29

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