2008年02月23日
どっちでもいいようなものだけど
当大学では、情報工学科と知的情報システム学科の2つを「情報系」という。
この2学科の1年次の講義は同じにしているが、両学科あわせると200人を軽く超えるため、
授業は2つとか、多いときは5つとか6つに分けて、クラス編成している。
このクラス編成は2学科を区別していない。 つまり、同じクラスの誰れがどっちの学科が
わからないのである。
教育的配慮としてはいいのだけど、2年次からは別々のカリキュラムになる。
類似の講義も多いのだけど、少なくとも時間割は別々になる。
そのため、2年の初めにガイダンスをするのだけど、「私はどっちの学科でしょう?」という
学生さんがいたり、違う学科のガイダンスへ出て「君はあっちでしょ」と云われる学生さんもいる。
転学科も認めてるので、年度末には「あっちへ移らせてください」という学生さんもけっこう居る。
学科主任はそのお話も聞いている。 去年は初めてなので丁寧にお話を聞いていた。
今年も初めはそれなりに理由を聞いてあげていたが、最近は「もうこれ以上は変われませんよ」
というくらいで、切り上げるようにしている。
まぁ、どっちでも同じようなものである。 が、自分で足りない部分は補う気のない人には
「わずかの違い」も気になるのかも知れない。
そういえば、私の兼任している「電子」との転学科は(可能は可能であるが)講義科目が
まったく違うので、イージーな転学科の対象にはなっていない。
投稿者 tadashi : 2008年02月23日 00:04