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2009年01月03日
羞恥心
正月気分かも知れない。 正月ゆえにチャンスを沢山与えられた芸人をTVで見ている。
これは「お茶の間で吉本を見ている」のと同じ。 それ以上でも以下でもない。
正月でもTVに出られない芸人も居るから、せいぜいチャンスを生かしてほしい。
去年から流行り出したのが「おバカなタレント」。 これまでは、例外を除いて、芸としてはバカを見せても、ふだんは普通か人によってはけっこう賢いのがタレントだった。
アホの坂田や間平ちゃんぐらいが例外のように見えたが、羞恥心のように「イケメンでもおバカ」というのが新しいパターン。 紳助の作戦が当たったようだけど、どこかでまたボロを出すのでは?
「恥が文化を生む」という説があるが、これが真となるのには「恥は隠すべき」という前提が必要。
90年代では、ミスチル桜井くんもシーソーゲームで「劣等感を逆手にとって・・・」と云っていた。
人間なにか劣等感があるから進歩する、というパターンはかなり普遍的である。
恥をさらけ出してしまったら文化は生まれない、がこれは紳助には通じない。
後世に文化を残すなんていう気持ちはないから。
投稿者 tadashi : 2009年01月03日 06:49