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2009年08月27日
感覚的にはフランス
リエージュで話されるワロン語、と云うのはフランス語だけど、方言なので若干本家のフランス語とは違う。 その違いを詳しく説明できるほどフランス語ができるわけではないが、数字の表現法の違いは今回も実感した。 これは買い物の際に店員の云う値段の表現が、フランス語とは違ったのである。
85というのを本家のフランス語では、40x2+5 と云う言い方をする。 慣れれば覚えているから、口をついて出る。 別に頭で計算してるわけではない。 ワロン語では英語と同じように85と云う(ので、石原都知事も文句はないだろう)。 店員さんの85を復唱する私は、どうしても40x2+5になってしまうが、これは仕方がない。 私のフランス語でも、話は(日常会話レベルでは)通じているので問題はない。
そのフランス語で、1つミスを書いてしまった。
8/16 の「クリントン帰国」で、リエージュ水族館は「ダーウィン2009(生誕150年)と銘打ってたけど」と書いた。 書くときには、じつは「ダーウィン生誕200年」と思っていた。
一応、正確を期すべく、持ち帰ったパンフに目をやった。 そしたら「150e anniversaire」が目に入った。 e(ホントは肩つき)は英語のthに相当、つまり序数詞化する奴で anniversaire はアニバーサリ。 「150年目だったのか」と早合点してしまった。 あとでよく見たら、「種の起源」の本の発刊から150年で、生誕は bicentenaire(200年)だった。
「直感のほうが正しい」という例だった。
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(水族館のパンフの原文)
2009 Annee du bicentenaire de la naissance de Charles Darwin,
Annee du 150e anniversaire de la publication de son ouvrage
"L'Origine des especes par le moyen de la selection naturelle",
Annee du gorille, ....
投稿者 tadashi : 2009年08月27日 01:33