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2010年09月25日
新たな歴史の始まり
日本が第2次大戦(太平洋戦争)で負けた時点で、形式的には中国は戦勝国だった。 もっとも、毛沢東の共産党政権でなく蒋介石の台湾が、これも形式的には、中国政府だった。 理由は簡単で米英がバックについていたから。 しかし、英そして米が手を弾き、毛沢東の北京が正式に中国になって久しい。
1977年、パリからの羽田行きエールフランス機が当時の北京空港に着いた。 トランジットだったが、乗客は空港ビルには行かずに機内に残されたままだった。 しかも、すでに文革は終わっていたのに、紅衛兵みたいな若い軍人がパスポートをとりあげ、乗客を監視していた。 私は乗客の1人だった。
中国からの留学生も徐々に増えたが、最初は人民服のままだったので、一見して中国人というのがわかった。 しかし、やがて服装では区別できなくなったし、裕福な中国からの学生さんも増えた。
盧溝橋事件が1つの歴史をつくったとしたら、今回の尖閣沖事件はまた1つの歴史をつくるだろう。 いずれアメリカが手を引いた時点で、日本は沖縄を手放すことになるから。
投稿者 tadashi : 2010年09月25日 06:32