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2011年09月29日
モンペリエ 〜奇妙な感じの街〜
フランスでローヌ川に沿って南下していくと、アヴィニヨンそしてマルセイユの海に出る。 マルセイユから東へしばらく行くと、カンヌ、ニースなどコートダジュール方向になる。 その先がイタリアのリヴィエラ海岸になる。 夏のバカンス・シーズンには超過密になり、早い時期に予約しないと宿をとるのは難しい。 知っていても予定が直前になったため、あちこち10ヵ所ほどホテルに電話したあげく、不満足なところに泊まったこともある。 コートダジュールを避けて、マルセイユから西へ行くほうがまだマシである。 「白い馬」で知られるカマルグ地方を超えて、高速をスペイン方向へ行くと、ラングドッグ地方の中心都市モンペリエがある。
モンペリエは、カマルグの湿地帯からからは少し奥に入った場所にある。 仙台も中心地は海からだいぶ入ったところにあり似ているが、地形は全然違う。 仙台の場合は海からなだらかに続いている。 だから、津波が海沿いの住宅地まで押し寄せた。 モンペリエの場合は、津波の心配はない。 何故かというと、街が高さ50m以上の崖の上にある。 三陸地方で高台移転という案があるが、自然の高台にある街なのである。 海を見とおせる場所に来ると、こういう高台に地方の中心都市が発展したことに、奇妙な感じがするのである。
なでしこのDF鮫島彩は、フランス女子1部モンペリエへ行った。 海水浴には少し行くと、セートという小さいが素晴らしいところもある。 コートダジュールを避けて、こちらでバカンスするフランス人も多い。
投稿者 tadashi : 2011年09月29日 07:56