« 須磨・明石 〜源氏物語で登場〜 | メイン | さてダルはどこに 〜ポスティング制度はやめるべきだが〜 »

2011年12月08日

定義域がローカルならいい 〜中国を非難できない〜

まえから気になっている福留ハムの「ロマンティック街道」というTVのCM。 これが登録商標らしい。 背景にノイシュヴァンシュタイン城があるから、ドイツのロマンティック街道であるのは明白。 他国の名所が登録商標に認められるのなら、中国が「富士山」を登録商標にしていても、文句は言えないことになる。

特許なり登録商標の有効範囲は、法律的にはローカルなもの。 「中国はおかしい」というのは気分的なものにすぎない。 ドイツでは、「ロマンティック街道」という名のハムが日本にあっても、気にしないだろう。 ドイツのハムやソーセージの種類は多すぎてよくわからないが、どれも日本のものより美味しい。 ことさら変な名前をつける必要もないだろう。

もっとも松坂牛でないのを、日本で「松坂牛」として中国人に食わせるのはまずい。 北海道は日本だから、定義域は有効である。 Pascalの時代はネスト構造がはっきりしていたから、定義域にうるさかった。 C言語の時代になって、プログラムの構造が甘くなったのは事実。 北海道も、札幌以外では甘くなってしまったのかもしれない。

投稿者 tadashi : 2011年12月08日 07:13

コメント

コメントしてください




保存しますか?