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2012年02月26日
バーオソルとマキアージュ 〜最近のTVのフランス語〜
バーオソルは、ビリーズブートキャンプ(Billy's Boot Camp)のように激しい動きはないが、骨が折れるようなダイエット法。 地面に棒を立てるように、足を上にまっすぐあげられるわけはない。 年寄りにはムリなダイエット法である。 これがフランス語というのでTVの画面をみたら、ダイエット本の表紙に Barre au sol とある。 英語で書くと Bar on the ground 、しかし「地面に棒ダイエット」では売れないだろう。
フランス語の発音は「バル・オ・ソル」となるが、このルが曲者。 パリの「リ」と同じで、フランス語の r の発音は鼻にかかった音で、英語の r でないし、日本語のルでもない。 片仮名ではウに近い。 この場合、音として表記するには、バウ・オ・ソルよりバー・オ・ソルのほうがいい、と納得した。
マキアージュのほうは資生堂のCMで、片仮名でなく maquillage とフランス語で出ている。 しばらく「なんだったかな」と思っていたら、英語では make-up すなわち「メーキャップ」だった。 新製品につける名前に苦労して、当たり前のところに戻ってきた、ということだろう。
メーキャップではなく、フランス語にしておけばだませる、と思ってるようだ。
投稿者 tadashi : 2012年02月26日 07:18