BIkkurimann Ω
ビックリマン・オメガ
・天魔界で始祖ジュラ&ワッPズ、ロココ&マリアが集結するが結界の前で立ち往生。
・ダークヘラ、命をかけて天魔界の結界を解除する。天魔界の悪魔達の総攻撃。
・ペガババを探すワッPズのオリン姫、大洪水の接近を感知。時間を稼ぐべく真の力を発揮して
無縁ゾーンまで迫った大洪水を必死に食い止める。オズはその護衛。
・スーパーデビル、ノアとオパジュエルを持って一人天魔界を脱出すべく魔屋形シップへとむかう。
途中、大洪水を食い止めているオリン姫を見て、オリンが大洪水を引き寄せていると勘違いし攻撃する。「忌々しい曼聖羅の小娘め!」
意識を集中させていたオリン、大ダメージを受け落下する。「バカもの!彼女の力が大洪水を食い止めていたのだぞ!」
始祖ジュラとオズの攻撃にビビるスーパーデビルのスキをついてコッキーがオパジュエルを手に入れる。
なおもノアだけでも連れていこうとするデビルを切り裂き、ノアを救い出すジュラ。「ジュラさま!」「無事か?ノア」
スーパーデビルはその正体、「もの魔ね」の姿になり消滅する。影武者だったのだ。
・本物のスーパーデビル、魔屋形シップにペガ・アリババを詰み込み魔洗礼によって異世界への脱出を図るも
ヘッドロココとサタンマリアに妨害される。「今日がオマエにとって最後の日たぞス−パーデビル!」
「…やはりオマエかサタンマリア。もっと早くオマエを殺しておけば…!」
「奇遇だな。わたしも同意見だ。」「許してください、スーパーデビル。アナタは今この世界に生きていてはいけない人なのです!」
「ギャァアアアアアアア!」
・無縁ゾーンに落下したオリンを抱いて昇ってきたのは天魔界に辿りついたマルコだった。「マルコ!」
オパジュエル、マルコが接近すると形を大きく変え長剣になる。
・マルコがオパジュエルの剣で作り出した「時空の歪み」にノアフォームが接触すると光が満ちる。通れるのはワッPズのみ。
・ブラックゼウスをオパソードでしばくとその正体であるダークマターが出現する。
・オパゲートを抜けるとそこは見覚えのある場所だった。「全てをやりなおすのだ!」
歴史を逆行しようとした卑弥太夫がオパジュエルの力を発揮し始めた瞬間。
「やめるんだ卑弥太夫!」ペガアリババがマルコより受け取ったオパソードで卑弥太夫の結界に侵入する!
「じゃまをするな!世界を救うんだ!わからないのか!」
「わかっていないのはオマエだ!見ろ・・・オマエの行ないの成果を!」
ペガアリババは『夢』の理力を使い、卑弥太夫の心に直接を自分自身の『記憶』を見せた!
「そんな・・・ そんなつもりじゃ・・・ みんなを救いたかっただけなのに……
…とり返しのつかない事を……」
「まだだ!まだ取りかえしはつく!オマエになら、キミになら出来るはずだ!卑弥太夫!」
「……そうか… そうだな。 わたしの罪はわたしが償おう…」
終末の世界を垣間見た卑弥太夫はふたたび時間を遡る。
ただし、ほんの、少しだけ。
「・・・・・」
スーパーデビルが討たれたその日、封印されている卑弥太夫の元にオパジュエルが落ちてくる瞬間に戻ったのだ。
そして『過去の卑弥太夫』が触れる前に、それを手にすると天蓋瀑布の方角に向けて投げた。
投げられたオパジュエルは天蓋瀑布のアンドロココに・・・。
「・・・これでいい・・・」
これにより卑弥太夫はオパジュエルに触れる事はなくなった。
暴走した卑弥太夫が時間を逆行する事も。シャーマンカーンを殺す事も。。。
ふたたび歴史が改変された事により、『今』の卑弥太夫の姿が消え始める。
卑弥太夫、最後の力を振り絞って「何処かの時代」のノアフォームのいる場所(悪球エリア)へ転移。
倒れている卑弥太夫を抱き起こすノアフォーム。
「もし、どうなされたのですか?」
「存在の消滅」が迫り、息も絶え絶えになりながら、顔を上げる卑弥太夫。
「・・・かあ・・・」
「・・・・卑弥太夫?」
母親の直感で目の前の次代が自分の娘で有る事を感じ取ったノアフォーム。
「・・・かあ・・・」
卑弥太夫の頬を伝う涙。
ノアフォームの胸の中で消滅する卑弥太夫。
『未来』のペガアリババらにも変化。
時間の渦がゆるみ、解けると…
「スーパーデビル!覚悟!」
「ぎゃあぁ!」
いまこそ歴史は修正された!
エイジオブ世界。崩壊2分前。
ジュラ+マルコ+オリン+BZのパワー+オパソードの力でダークマターをしばくとダークマターは光の中に四散した。
30
ブラックゼウスを抱き起こすジュラ。
「すまない…俺は…なんてことを……」
「もういい、ブラックゼウス…もうしゃべるな。」
「もう一度…もう一度懐かしいあの頃へ…」
オパジュエルのパワーの影響か、赤ん坊にまで退行していくBZ。消滅する。
「また会おう…友よ」
涙するノアフォーム。
10
「為すべき事は全て為した… 後はオマエたちに託そう」
ジュラが後ろを振り返ると、マルコとオリンの姿が消えつつあった。
5
「未来を頼んだぞ。次代の子らよ。」
笑いながら頷くマルコ&オリン。
4
「そういえばまだ言ってなかったな、ノア」
「え?」
3
「愛している。」
2
唇を重ねる二人。
1
ゼロ。
(ビックリマン・オメガ)