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「新ビックリマン以降〜パンゲ編経由〜スーパービックリマンの大まかな流れ」改訂版。Ver.1.02


アレキサンマルコが聖核点のパワーによって誕生させた光と闇の調和した世界、『新河系』。
これにより生きとし生きる全てに平和がもたらされた。

しかし平和は長くは続かなかったのである。

 

それは一本の緊急通信から始まった。

エズフィトエリアの魔子クレオクフから次界の次界警備隊本部に送られてきた通信。

『マル………エズフィ…… …やみ… 次界… …ロス様… このま… ない………』 

映像も乱れ、音声も途切れがちではあったがただ事ではないことは明らかだった。


ヤマトウォーリアはこの通信を受け、調査・救助の為にベイギャルズ、ワッPズ、新たなチーム「新河烈士団」、
そしてヤマト神帝のルーツを受け継ぐヤマトJをエズフィトエリアに派遣するのであった。


エズフィトへ行こうとするマルコらの前にカーネルダース、そしてカーネルダークが現れ聖神ナディア、
そして異聖メディアの意志を伝えるのであった。

聖神ナディアは今回の事件をとても大きな物としてとらえていること、その為の協力は惜しまないという事。
しかし自分は今は動きがとれない状態にあること。それを伝えるのであった。

カーネルダースの一人「ペルセ酉主」は告げる。この異常事態がエズフィトだけでは留まらないと『予言』に出た事を。
そしてその言葉を裏付けるように、エズフィトに近い位置にあるハートタンク各地でも少しづつ異常が起こりつつある事を。

マルコたちはカーネルダース&カーネルダーク22人の力で開かれた「天空の門」を抜け、アクア層に向かうのであった。

大いなる水のエリア、アクア層をこえたところにエズフィトの大地は広がる。
かつての仲間らも集結し、アクア層にすむ悪魔たちを退けながら進む新河団。
しかし突如、源層大魔性ブラック祖ダークマターの手先が現れ、ダークマターの意志を伝えるのであった。

「これ以上進んではならぬ。エズフィトに行ってはならない」と。

その瞬間、エズフィトのほうから巨大なうねりが大津波となって押し寄せた。
それは、アクア層ごとマルコらを滅ぼそうとしたエズフィトが放った「大魔洪水」であった。
この大洪水に乗じて、ダークマターはベイギャルズとヤマトJをさらうとダークマターの世界、ビックポリニアへと連れていくのであった。

そしてダークマターはその大魔力でアクア層に巨大なクレーターを作り出すと、大魔洪水の水を巻き上げ、
水の流れを操作し、大洪水を爆発的な勢いでエズフィトに逆流させたのだった。


ビックポリニアにさらわれたベイギャルズとヤマトJは、ダークマターによって復活させられたかつての「宿敵」との闘いを強いられていた。
その闘いの中でルーツである神帝たちの力をより強く発現させたベイギャルズは、その力をダークマターに奪われてしまうのであった。
しかしその時、源層界よりアンドロココが降臨し、神帝たちの理力をダークマターより奪い返した。

「いま、なにが起こっているか貴方にもわかっているはずです!ダークマター!」

「『だからこそ』なのだ…アンドロココ!」

アンドロココの出現により作戦の失敗を悟ったダークマターは姿を消す。
アンドロココはヤマトJに神帝たちの理力を託すと、水仙域を目指すように告げた。
ヤマトJは、ギャルギャーへと変身した神帝たちの理力を率いて水仙域を目指すのであった。

残されたベイギャルズたちの前にシヴァマリアが現れ、次界に危機が訪れていることを伝える。
神帝たちのルーツの発現作用により、「メイドン」化したベイギャルズはパワーアップし、次界を救うべく急ぎ戻るのであった。



一方、アクア層のマルコたちにも異変が起きていた。

爆逆魔水の波に便乗し、一気にエズフィトを目指す一行だが、
エズフィト上陸直前に、聖宝石の力が暴走し、マルコの姿をマルコロナ光獣へと変えてしまったのだ。
光獣は、文字どおり光と化し、エズフィトの奥へと姿を消した。さらにワッPの中からペガ・アリババの魂が
何者かによって奪い去られ、ワッPがただの乗り物になってしまうのであった。

残されたオズやコッキー、そして新河烈士団はマルコをさがしエズフィトへと乗りこむ。
しかしそこで見た光景に一同は絶句する。
緑の大地に覆われていたはずのエズフィトは、再び荒廃し、見るも無残な砂の王国と化していた。

魔子クレオクフと出会ったオズらは事情の説明を求めるが、クレオクフは魔獅クレオクフへと姿を変えると
オズたちに襲いかかってきたのだ。次々に現れるエズフィトの兵士達。


その頃、水仙域に辿りついたヤマトJとギャルジャーはアーチ天使たちのレリーフから記憶を受け継ぎ、
新たな力を得ると、アンドロココの命令に従い、いまだ争いが続く世界、パンゲラクシーに旅立つのであった。
パンゲラクシーの6つの大層それぞれに降り立った神帝たちは説得あるいは洗脳され、戦乱に巻き込まれていく。



一方、エズフィトで内裏ネイロスと向かい合っていたマルコロナ光獣は、何者かがネイロスの体を奪い去り、
エズフィトの民を洗脳していることを看破した。正体を見抜かれた『ネイロス』は光獣に襲いかかるも敗北。
「もはやこの体は不要となっただけのこと」と言い残すと、ネイロスの身体を捨て、姿を消す。

パンゲでの聖魔究極戦は、デュークアリババとハムラビシーゲルを擁する水の大層の圧倒的な勝利に終わりそうになるが、
聖神ナディアの力で誕生したスサノオロ士の出現で優勢が逆転するのであった。


その頃、土の大層のフィアンは、大地の中に封じられていたネイロスの意識と接触し自らと融合を果たす。
フィアンネイロスとなったネイロスはエズフィトへと舞い戻り、マルコらと和解すると彼らを率いて『何者か』を追ってパンゲへ。


スサノオロ士に追い詰められたデュークアリババは、主であるハムラビシーゲルを屠るとその体から異星メディサの魔力を
吸収し、さらにパワーアップを行う。肥大化したデュークアリババに、『何者か』の意志が宿り、全ての世界の破壊を宣言する。

「我こそは巨魔界神ザイクロイドアノド…!」

スサノオロ士、ハムラビシーゲル、フィアンネイロス、そして光獣となったマルコたちは協力してこれを打ち滅ぼすのであった。
しかしその代償としてフィアンネイロス、マルコロナ光獣の肉体は消滅してしまう。
しかし聖ミーヤ&魔デストンの力によりその魂は救われることになる。

一つになった聖宝石は太陽へとその姿を変え、魂だけの存在となったマルコは、その守護者としてソルマルコとなる。
一方、ネイロスの魂も、大統一宝石の影である闇太陽の守護者として反ソルネイロスへとなったのである。

ソルマルコの太陽が照らす世界に、スサノオロ士が新世界を創造。ハムラビとともにその世界を治めていくことなる。

 


パンゲラクシーの消滅、エズフィトの荒廃、曼聖羅の危機、次界の危機…

多くの犠牲を払い、破壊神アノドを倒した事により、なんとか平和を取り戻した新河系であった。
しかし戦いは続く。


『太陽』が突如闇に飲みこまれるという異常事態が発生し、守護者であるソルマルコも行方不明になってしまう。
さらに次界も謎の『虚無』に襲われ、それを救出すべく反ソルネイロスが出現する。

しかし『虚無』の猛威の前に、実体を持たないネイロスは十分な力を発揮できず、
オリン姫と一部の次代を脱出させるのが精一杯であった。


数日後、虚無に侵されたせいで心身ともに重体のワッPズに信じられない二つのニュースが届く。
一つは、マルコが生きていたこと。もう一つは、そのマルコがハートタンク各地を襲撃しているという驚くべき内容であった。

それを確かめるべくハートタンクに向ったワッPズが見たもの、それはクライシスマルコとして実体を得たマルコの姿であった。
ワッPズの必死の呼びかけにも答えず、マルコはハートタンク各地を襲い、その力を強めていく。

復興したばかりのルビコンエリアで、コンピューターロボットたちの光線をかわしつつ破壊を続けるマルコを、
待ち構えていた次代バン10人が攻撃をしかけるが、それを容易く退けたマルコは源層界へと向かう。

そのままカーネルダース&カーネルダークをも退けたクライシスマルコは、「謎の超聖神」に闘いを挑む。
しかし謎の超聖神は強く、クライシスマルコは敗れ去ってしまう。


クライシスマルコを倒した超聖神は、源層界を飛び立った。
そしてナディア・メディア・ロココ・マリアにクライシスマルコを生み出した責任を求め、全世界の破壊を宣言する。

しかしそれが詭弁であると見破ったマリアたちは超聖神こそが巨魔界神ザイクロイドアノドであると看破したのだ。

アノドは二重人格であり、平和と繁栄の神である超聖神カゾォードと、破壊と混乱の神である巨魔界神ザイクロイドアノドの
ふたつの人(神)格の持ち主であったのだ。

アノドの力で滅び始めた世界を、ナディア・メディア・ノアの三神が支える中、
造られた命であるアンドロココ・シヴァマリア・スサノオロ士・ハムラビシーゲルの4人の聖戦士が
破壊を続ける創造主に向けて戦いを挑む。

絶望的な闘いの中、「命」の中に宿った聖なる力、超聖理力(セントフォース)を発揮した4人は、
わずかに残っていたカゾォードの加護を受け、アノドを封印することに成功するのであった。

 

 



アノドによって破壊したエリアは、全世界の半分以上におよび、かねてより荒廃がすすんでいたエズフィトは
完全に消滅してしまったので、ジオ界…アクアンヌーンへと移民がすすんでいた。
次界も虚無に飲まれたことによって消滅してしまっていた。
わずかに生き残った次界の住人達は、天地球へと移住することになった。
(それが灰色の谷の住人達の直接の祖先)

曼聖羅や源層界も、今回の事件で新河系のバランスが崩れたために再び表層界と分離することとなった。
新河系は今や、天聖界・天魔界・そして天地球だけという、次界開拓前の状態へと回帰していた。

アノドを封印した、『モーゼットの二枚の石版』は、一枚はアクアンヌーンに、もう一枚は天聖界へと預けられた。



そして数千年後… ふたたびアノドの封印は解かれた。


実体を伴わぬまま復活した魔導モーゼットが、アクアンヌーンより二枚の石版のうち一つを持ち出したのだ。
それを持ち、モーゼットが向かった先は天魔界のスーパーデビルのもと。
新河系が崩壊以来、虎視眈々と天聖界を狙っていたスーパーデビルに「悪魔の神アノド様が復活すれば世界は悪魔のもの」と
持ちかけることによって天聖界を攻めさせる計画を立てる。
モーゼットのもたらした石版に秘められた力(もしくは情報、魔力)によってバイオ悪魔へと進化する天魔界の悪魔たち。

優れた兵器とバイオ悪魔、そして新兵器バイオミュータントの開発のよって戦力を増強した悪魔軍は天聖界へと侵攻。
天使達もメカ天使に進化していたものの、圧倒的な戦力差に、天聖界は完全に制圧され、
スーパーゼウスもスーパーデビルに捕食されてしまう。しかし石版はどうにか天地球に持ち出すことに成功した。

唯一生き残った天使のヘッド「大聖(ビッグセント)フェニックス」は天地球に逃げ延び、成長する。
天地球を襲った悪魔軍は『二枚目の石版』を入手し、その解析に入るがアクアンヌーンの王子「ビシュヌ・ティキ」によって
石版は奪われてしまう。スーパーデビルとの争奪戦の最中、二枚目の石版は粉々に砕け、天地球の各地に飛び散ってしまう。

幾多の苦難の末、全ての石版の欠片を集めたフェニックスたちは、神々の世界「源層界」に赴きそこで聖神に出会う。

一方その頃、、アクアンヌーンではアノドに呼応するかのように復活したクライシスマルコが、愛馬ダークフィンを駆り、
アクアンヌーンやヘブンシティ(本国)に襲撃をかけていた。

魔スターPや野聖エルサMのルーツであるマーニャを襲うクライシスマルコ。
それを阻止すべくアクアンヌーンより大軍を率いて現れたネイロス(ボディはダビデス)。
戦いの最中、クライシスマルコがダークマターによって洗脳されていることを知ったネイロス。
ブラックジュエルを破壊し、クライシスマルコをパワーダウンさせる。ダ−クマター出現。
水仙域で長い時をスゴしていたオズ・コッキー・プッチーが出現。聖弾流によってダークマターをマルコから分離させる。

ベイギャルズとヤマトウォーリア、そしてアーチレリーフが集めた聖宝石が再びサンマルコの胸に集結。

記憶を失っているサンマルコに、オリン・レリーフが記憶を伝達。記憶を取り戻すサンマルコ。
ダークマターを圧倒し、アノドの名を聞く。

最後の決戦に向かうアレキサンマルコ。仲間達と共に天地球へ。


源層界より帰還したフェニックス達、天地球の神樹キングダムで態勢を整えると天魔界に出撃。
スーパーデビル、『切り札』として用意していた『トロイのアリババ』を出撃させる。
(トロイのアリババは、幼少フェニックスに浄化されたデビルアリババとは別物。
 デビルアリババはアリババから姿と理力だけを抽出して悪魔に付加させた存在。トロイのアリババは、
 その理力を奪われた後の『魂』をもとに創造された存在。) 敗退するフェニックス。

そのスキに二枚の石版がスーパーデビルに奪われる。アノド復活の為の『祭壇』が完成し、
トロイのアリババを素体にして(アリババはかつてデュークアリババであった上にジオ界の大地を勤めたために神に近い。)
復活しようとするザイクロイド・アノド。

パンゲの再現はさせまいと、集った神帝が大聖球爆撃によってトロイのアリババを破壊。アリババの魂を回収する。
トロイのアリババを破壊されたアノド、高笑いしながら自分の本当の狙いはリトルミノスにあったことを告げる。

あらゆる天使、あらゆる悪魔、あらゆるお守りの遺伝子から生まれたバイオミュータントはまさに
世界最高の存在であり、その頂点にたつリトルミノスこそは、アノドが望みうる最強の「ボディ」なのである。

リトルミノスを依り代にしてついに完全復活するザイクロイド・アノド。

その時、源層界よりアンドロココ、シヴァマリアのセントフォースがフェニックスとアムルの体に降り注ぎ、
二人はスーパーフェニックス&ワンダーアムルに「セントフォ−ス・サイバーアップ」する。

アレキサンマルコと共に現れたプッチーオリンが、ビシュヌ・ティキに曼聖羅の加護を与えれば、
聖神ナディアの命を受けたサイバーアップマーニャ「野聖エルサマーニャ」がアスカにナディアの加護を与える。

パワーアップした四人と神帝隊、アレキサンマルコ、ダビデネイロス、新河烈士団、プッチーオリン、
そしてザイクロイドアノドが悪魔の神などではなく、すべてを滅ぼす破壊神だと気がついたスーパーデビル、
そしてデビルの体内から脱出したスーパーゼウス、魔スターPらが集結し、アノドに対し攻撃を開始する。

過去の悪魔ヘッドたちを蘇らせ、手下に変えるアノド。

神帝たちに襲いかかる復活ゴ−ストアリババ。
それを渾身の力で破壊するアリババ神帝。(オリン姫と共に現れたペガアリババにアリババの魂が融合した)
アリババ「消えろ!俺の悪夢よ!」

フェニックス、アムル、アスカ、ティキ、マルコ、ネイロス(vsデカネロン)、新河烈士団(vs魔肖ネロ)。

新河烈士団vs爆王エトナ&ポセイドス。

 


世界の存亡をかけた最終決戦が始まる。