マリアの日記より抜粋

Δ月μ日
天聖界を散策していたところ、真っ二つにされていた鬼がし魔を発見。
理由を聞いたところ、ナンパ失敗の結果ああなったらしい。
スーパーデビルが、「天聖界攻略が上手く行かない」と言っていたが、これでは上手く行くはずがない。
敵地に来てまでナンパではな。上が上なら下も下という事か。
冗談で接着剤を渡したら、本当にくっついてしまい、少し我が身の事も疑う。
しかも、今度は分裂までしてしまった。
…あいつは、一体何だ?


<ロコマリミラクルバージョン>

マリアの日記より抜粋

★月◎日
天蓋瀑布の水柱に飲み込まれ、これまでかと思ったら…
気が付いたら、ロココが私を助けあげていた。
何を考えているんだ?私達は宿敵同士だというのに。

さらに信じられない事が起こった。
私を「愛しているのです!」と奴はのたまった。
泣きながら。何故だ。理解に苦しむ。わかりたくもないがな。
だいたい、眉をつりあげながら告白するか?普通…。
いや、こいつはすでに普通じゃない。
全身これ薔薇まみれという時点で常軌を逸している。

今思えば、聖球を失ったり、激流に飲まれて体力を著しく失っていたりで
私もかなり参っていたんだと思う。心身共に。
あの時のロココには逆らえなかった。初めて、ロココに「恐怖」を感じたからだ。
いつもの私なら、奴の告白など笑い飛ばしていただろうに。

自分の気持ちを決めかねて、戸惑っていたら、
あろうことかあいつは、私の唇を奪いおった!!
…なんてやつだ!こんなに手が早いとは…。
私の承諾もなしに(元より、許す気なんてこれっぽっちもないが)
こんな無礼を働くとは、覚えていろ。高くつくぞ、この貸しは。


ロココの日記より抜粋

♂月◆日
明日、いよいよ源層界に赴く事となった。
神籍に入る…今でもその事は現実味を欠いている。
次界に直接的な関わりを持てなくなるのは残念だが
それが私の運命ならば、受け入れるまでの事。
それにマリアも一緒だし、まぁ、うまくやっていけるでしょう。

マリアと言えば、最後まで源層界行きを渋っていた。
彼女が聖心に目覚めたからこそ、永く続いた聖魔大戦を終結する事ができたのに
自分にはそんな資格はないと言い張る。…やれやれ。
いまだに悪魔ヘッドであった時の事を気にしているのでしょうか。
それでなくても、彼女はプライドが高い上、素直じゃないし、意地っ張りだし。

それとも、愛然かぐやの事が引っ掛かってるんですかねぇ。
彼女も源層界の所属ですから、向こうに行ったら顔をあわせる事もありますが。
単なる顔見知りというだけで、彼女とは特別な間柄にあったわけではない、と
何度も言ったのに、人の話を聞いてないんでしょうか?

…ま、マリアにやきもち妬かれるのは悪い気はしませんね。フフフ。

マリアの日記より、同日分を抜粋

♂月◆日
明日になれば、私は今までの自分とは違う存在になるらしい。
遠い天上の国、源層界に昇り、聖神の片腕として働く事になると。

………。冗談じゃない…。
そんな運命、受け入れられるか!
だいたい、聖神達は今まで天使達の肩入ればかりをして
我々悪魔にはとことん、冷たかったではないか。
いくら、われらが祖、始祖ジュラが聖魔大戦の引き金になったからと言って
その責を延々と負わされるなんてたまったもんじゃない。

それに、運命とは他人に背負わされるものではなく、自分で切り開くものだ。
少なくとも、私は今までそう信じてやってきたのだ。
だから、運命をただ言われるがままに受け入れる天使達が
不思議だったし、腹立たしかった。憎んでいるといってもいい。

それなのに…。こんな使命を言い渡されるとは。
まるで、今までの私は聖神の手のひらの上でいいように
踊らせられていたようなものではないか。
そんな聖神達と同類になってしまうなんて、
考えただけで吐き気がする。

ああもう、なんでこんな事になってしまったんだろう?
そもそもロココと組んだのは、デビルを倒す為、ただそれだけのつもりで
戦っただけなのに。
あの聖神は過大評価しすぎだ。

なんだか頭痛がしてきた。心なしか、胃のあたりにも痛みを感じるような…。
薬を用意していた方がよさそうだ。


ロココの日記より抜粋

$月¥日
源層界での仕事にもようやく慣れてきた。
習慣の違いに戸惑ったりもしながら、なんとかこなしてきたと思う。
今の私達にできる事など、たかが知れてますがね…。
それにマリアが思っていた以上に、積極的に仕事に従事してくれるのが
うれしい誤算でした。
実によくやってくれています。
ちょっと頑張り過ぎではないか、と心配ですけど。

このまま、仲良くなれるといいですねぇ。
普段はFuzzy状態でいる事が多いですから、一度ゆっくり
ふたりだけで過ごしてみたいものです。

マリアの日記より、同日分抜粋

$月¥日
源層界での仕事は思ってた以上に煩雑だった。
しかし、それよりもロココの役立たずぶりには怒りを通り越して呆れてしまう。
どうしてそう、ややこしくする!お前は!おかげで仕事が余計増えるではないか!
そもそもなぜ、私がやつの尻拭いをせねばならんのだ。

今度、きっちり話し合いをしなければ。
あいつ、妙に口が達者だから、いつの間にか丸め込まれてしまう。
下手に相手になると、すっかりロココのペースに乗せられてる自分がいる。
不思議だ…。もっと気を付けなければ。
このままではあいつはドンドン調子にのってしまう。

…あ、胃薬が切れかかってる。補充しておかなくては。

 


マリアの日記より抜粋

λ月Å日
マルコを次界に送る事になった。
当然私は反対したのだが、母親である私の意思を無視して実行される事になってしまったのだ。
それもこれもあの馬鹿者…ロココのせいだ。
二つ返事で了承するな!疑問もなく受け入れるな!愛然かぐやの電波は拒絶しろ!

ナディアもそうだ!
貴様の家庭問題に私の子を勝手に使うな!何の為のスケベ爺だ!センスの悪い仮面は外せ!

こうなったら週に一回は次界に下りてマルコの様子を見に行くしかあるまい。


マリアの日記より抜粋

■月ゞ日
源層界にきて、もうどれくらいになるのか。
マルコを次回に送り出したのも随分と昔の事に思える。
…それも、日頃の職務が大変過ぎるのが原因だろう。
例えばロココ。
あいつは、何かやらせると必ず失敗を犯す。お陰で私の仕事が増えるでは無いか。
悪魔軍にいた頃は、人手が無く手いつも大変だったが、あるならあるで色々と大変だ。
こんな上司を持っていたとは、神帝達は実に大変だった事だろう。
そう言えば、いつも次界で私の邪魔をしていたのもあいつ等だった。
まったく惜しい奴らを亡くしたものだ。

それからナディア。
あいつの計画性の無さにも飽きれてしまう。
聞けば聖魔大戦も曼聖羅とやらと戦えるだけの力を持たせるために起こしたと言うではないか。
あの戦いからどれだけたったと思っているのだ?思いつきで行動するのは止めて欲しいものだ。
いや…それ以前に、貴様等の家庭問題を解決するのに戦争を起こすとはどういうことだ?
ロココの悪い癖はこの女から引き継いだに違いない。
こんな私の心の支えはマルコだけだと言うのに。マルコを返せ、この無計画女。

マルコ…こんな困った親達の血を引いているにもかかわらず良い子に育ったものだ。
未だに薔薇が残っているのが気になるが。いつまで付き纏う気だ、愛然かぐや?


マリアの日記より抜粋

§月Σ日
マルコが打倒ブラックゼウスの為に増力を果たした。なんと健気な子だ…。
饅頭好きが玉に傷な我が子であるが、やる事はしっかりやっている。父のような子にならずに一安心というものだ。
良い事だ、とても良い事だとは思う。だが、そのマスクだけは脱いでくれ。
私も、これからあのマスクを作った愚か者を殴りに行こう。


マリアの日記より抜粋

Θ月η日
ナディアとメディアが和解した。
しかし家庭問題で、皆を巻き込む超聖神やナディアはもっと反省すべきだろう。
…ロココの事を考えると、私もいつ同じような事態に巻き込まれるか、わかったものではないが。
そういう訳で私は、非常にメディアに共感できる。私と言えど親なのだ。

ところがまだ幾つか問題が残っており、
その解決の為にナディアとメディアの力で、マルコを増力させることになった。
だが、聖フラダイスの船首を見る限り、ナディアのセンスは形容しがたいものがある。
ナディアが参加することは反対だ。


 


マリアの日記より抜粋

Θ月゛日
マルコが増力した。
ほっそりとした顔立ち。
私譲りの切れ長の目。
長くすらりとした手足。
ゆったりとしたその服も良く似合っていて、FGとはまったく比べ物にならない。
ひじやひざの薔薇も…薔薇?
そういえば、マルコの増力に手を貸したものの中に、
愛然かぐやと似た雰囲気を持つものがいたが…。
いや、それだけではない。聖ムーンかぐやなどというあからさまな奴もいた!
おのれナディアめ!マルコをロココのニの舞いにするつもりか!
今回は精神に悪影響を与える事は無かった様だが、今後はナディアとかぐやに近寄らせる事は避けたほうがよさそうだ。


マリアの日記

●月▽日
今日は源層界の聖神が一同に集まっての忘年会。
…けっこう俗っぽいんだな。神の国なのに。
それにそんな呑気な事してていいんだろうか。
けっこう仕事が溜まってるし、表層界もなんだか騒がしい気が…。

しかし、所詮私達は新入りの下っ端。忘年会の席においても
使いっ走りでゆっくり飲む暇もない。
しかも歌えとか、芸をしろとか言ってくる。
どう断ろうかと思ってたら、ロココが盛んに薔薇を空中に振りまいていた。
…それ、全然芸でもなんでもないぞ。愛然かぐやは殊の外喜んでたが。
ま…既にできあがってる連中が相手だから、その程度の芸で充分のようだ。

疲れた。ロココもいつのまにか酔っぱらっていて
しらふだったのは私一人だけだったようだ。つまらん。

明日は曼聖羅の連中が来るらしく、また宴会を開くそうだ。
なんで日にちを合わせて1回でやらないんだ?
時間と労力とお金の無駄ではないか。
聖神達の考える事はよくわからない。


 

マリアの日記

●月△日
曼聖羅の面々を加えた、今日の宴会は大いに盛り上がった。
天地球のお守り達が芸を披露していたからだ。
お守り達は皆、芸達者だ。特に芸助という子は抜きん出ていた。
ずっと舞台に出っぱなしだったが、大丈夫だろうか。
声をかけてみたら「これも大切なお仕事ですから」と言ってた。健気だ…。

お守り達が聖神達の相手を務めてくれたので、「芸をしろ」と
言われる事もなく、昨日よりは楽だった。
使いっ走りをさせられるには変わりないが。

お守りの中には、少しすさんでる者もいた。まぁ、無理もない…。
「100年に1度だから我慢できるんです」とこぼしていた。
どうりで、皆ハメをはずすわけだ。気の毒に。

私達がこういった宴に参加するのは初めての事だ。とすると、
私達が源層界に来てから100年経ったと言う事か。
しかし、幹事のエルサMが「毎年行いたいわね〜」と言ってたが。
…あの人もずいぶん飲んでたし、酔った上での言動だろう。
気にしないでおこう。こういう事毎年開催されたら、かなわん。

明日はもちつき大会をするらしい。
好きだなぁ、みんな…。



マリアの日記

●月□日
今日はもちつき。
もちつきなら2,3時間で終わるだろうと思っていたら、甘かった。
餅ができていく端から食べていくからだ。
結局半日、もちつき大会に費やされた。
みんなでかわりばんこに餅をついていくので、連日のように
使いっ走りさせられる事も少なく、ゆっくりとお餅を食べる事もできた。

それにしてもナディアはよく食べる。しかも餅をのどにつまらせるという
ベタなお約束もしてくれた。もしかしてワザとか?
誰も慌ててなかったし、愛然かぐやの対応も慣れたものだった。

私もロココと餅をついた。
「息ピッタリだね」と言われたが、当り前だ。
長い事Fuzzy状態で過ごしてるから、お互いの呼吸のタイミングが
一緒なだけだ。
私が杵を持っている時、タイミングをずらして、
ロココの手を下敷きにしてやろうかと思ったけど、食べ物を粗末にするのは
勿体無いので、やめた。
ロココの血で染まった紅白の餅なんて、縁起でもないし
見た目にも美しくなさそうだ。


マリアの日記

●月△日・追記
 本当なら片づけは全部ロココにやらせようと思っていたが、
奴も聖神達の中に紛れて爆睡していたので、結局私と
他に起きていた者達で宴会の後かたづけともちつき大会の
準備を終わらせた。自分がか弱いとは思っていないが、
女に力仕事をさせて恥ずかしくないのか、あの男は。

 裏庭で一息ついていたら、異聖メディアがやって来た。
…マルコの義母………になるかもしれない人物だ。
どうやら向こうは娘の義母………になるかもしれない私と
話をしてみたかったらしい。
(ロココとも話をしようと思っていたらしいが、例え酔っぱらって
寝ていなくてもきちんと話は出来なかっただろう。ずっと一緒に
暮らしてしまっている私ですら、時々奴が何を話しているか
わからなくなるからな。)

 当たり障りのない挨拶から始まり、お互いの手の内を探るように
話を進めるうち、私とメディアにはある共通点が見つかった。
ナディアの事だ。
 どうやらメディアもナディアのセンスには遙か昔から手を焼いていたらしく、
マルコがサンマルコに増力する時の服装もメディアがコーディネイトして
くれたそうだ。ナディアはかなり楽しげに服を選んでいたというが、
メディアにしてみれば娘の恋人に奇妙奇天烈摩訶不思議な格好を
させたくない一心で、ひたすら下手に出たという。

 これで、ナディアの手が加えられてしまったマルコが、しかしマトモな
服装で済んだ理由がわかった。
 できればロココの増力時にもメディアがいてくれたら…と思わないでも
なかったが、当時曼聖羅とは敵対していたし、仕方のない事だろう。
同じ悩みを持つもの同士、これからは色々手紙で話をしようと
約束して別れた。

念のためバラについても尋ねてみたが、メディアの気が別のところに
向いた瞬間に咲いていたらしい。…あの女の執念、恐るべし。


マリアの日記より抜粋

仝月φ日
ロココは、ベイギャルズから復活したGD神帝やヤマトJを次界開拓と称してパンゲリアに送る事を決めたらしい。
かつての部下の子孫だからといって部下扱いするのは誉められた事ではないと思うのだが。
そうでなくても、これからマルコはエズフィトへ向かうのだ。
戦力が少なくなったらマルコが苦労するのに、それを実行するとは。困った奴だ。
まずは彼らを水仙域でアーチ天使達と引き合わせ、パワーアップさせた後、パンゲリアへと向かわせると言う事らしい。
アーチ天使といったら、聖魔和合前の奴らではないか?何故今更…。


仝月≦日
アーチ天使達のことをロココに問いただした。
なんでも、聖魔大戦終結後、石像化してそのエリアに封印しておいたらしい。
…一度で良い。人の迷惑というものを考えてくれ、ロココ。
それから、神帝たちのパンゲリア輸送の事だが…案の定大きな失敗をしでかしたようだ。
あいつ等を乗せたリングがパンゲリアに衝突、その衝撃でパンゲリアは6つに割れ、戦いが勃発したらしい。
今までの失敗の中でも最大級の失敗だぞ、ロココ…。
おまけに、その戦乱を収め様と説得に向かった神帝達のうち、フッドとピーターが洗脳されてしまったではないか。
一本釣りはなんとか助ける事が出来たものの…また仕事を増やしてくれたな、ロココよ…。


マリアの日記より抜粋

ψ月γ日
怪人土偶仮面はまたマルコをパワーアップさせるつもりらしい。
なんでも大統一石とかいう、新たな世界を作る等という怪しさ極まりないものを与えるつもりのようだ。
どうもあの仮面女は己の愚考を省みると言う事を知らないらしい。
あやつと超聖神が与えた両ゼウスによって天使と悪魔の戦いが始まってしまい、
あやつが次界創主であるフェニックスを創造し、次界開拓を行った為に戦乱は拡大された事はもはや忘却の彼方と言う事なのか?
そうでなくても、あいつの策略の所為でロココは薔薇野郎になった事を私は忘れていないぞ。

…もうそろそろ、源層界と縁を切る時期かもしれん。


マリアの日記

凹月凸日
相変わらず、ロココは役に立たん。
あいつには、神帝達の爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。
せめてもの腹いせにと、しびれ薬入りのお茶を入れてやったが
悲しいかな、神の身である私達には、そういった毒物は
思うような効果がない。せいぜい唐辛子ていどの刺激といったところか。
ちっ!

ロココの日記、同日分

凹月凸日
今日はマリアが私にお茶を入れてくれた。
それもねぎらいの言葉つきで!
彼女との距離が縮まったようで大変うれしい出来事でした。
私の為に入れてくれたお茶は、当然ながらとてもおいしかったです。
少し舌にピリッと来て、これはいわゆるスパイス・ティーというものでしょうか?
また飲んでみたいですね。忘れられない味でした。


マリアの日記

〓月⇔日
今日は新年会。…忘年会をしたばかりなのにな…。
でもそんな事はどうでもいい。
会場に行ったら、マルコがいた。ネイロスや神帝達、アーチ天使達までも。

この喜びを、言葉であらわす事などできない。
名前を呼ぶ事も、抱き締める事すらかなわないと思っていたマルコ。
ナディアは何も言わない。…粋な計らいをしてくれたものだ。
今日ばかりは感謝する。いつもこれぐらい気をまわしてくれれば助かるのにな。

マルコは私を「お母さん」と呼んでくれた。
生まれてすぐ、次界に送り込まれ、数々の戦いをし
かけがえのない人達と引き離れ、太陽になったマルコ。
そんな運命を生み出してしまった私達に屈託のない明るい笑顔を向けてくれる。
本当に太陽みたいな子だ。

思いもかけず、今年の新年は親子3人で過ごすことになった。
今年はいい年になりそうだ。



マリアの日記より抜粋

Ω月Ζ日

超聖神…アノドと戦う。
言ってしまえば簡単な話だが、実に不安な事ではある。
その不安の中でも最大級のものが…一応夫のロココの事だ。
メディサの力を得、無敵体となったハムラビ。
そのハムラビと戦い、究極戦を制したスサノオロ士。
そして聖魔和合を成し遂げてしまった私とロココ。
今現在、これ以上の戦力を望む事は出来ないだろう。
神帝達は新世界の礎となり、マルコは太陽となってしまった。
そう、戦力的に不安があり過ぎるのだ。なのにロココとは…。
薔薇野郎モードでアノドと戦うだと!?
「馬だと格好がつかない」だと!?1回神帝たちに殴られてきた方がいい。
この戦いが終ったら私も殴る。たぶんハムラビもスサノオロ士も力を貸してくれるだろう。
聖魔和合以来溜まりに溜まったストレスを発散してくれる!


番外・ロココとマリア、か○くりサー●ス風味

マリア「じゃぁ何か!?ロココ。お前、私を『シヴァマリア』に
    する為に久遠域に来って言うのか?!」

ロココ「ちょっと黙ってて下さい。この姿(ラファエロ)で空を
    飛ぶのは、結構大変なんですよ」

マリア「答えろ!何故神帝達が私を助けた?ひん死の私を助けて
    なんの得がある!」

ロココ「あたりまえでしょう、マリア。何を当然の事を聞いてるんです?
    フェロー天使達はあなたの居場所がわかるんです。
    神帝隊を失った今、悪魔軍に対抗できるあなたは、神帝隊に
    匹敵する戦力ですからね、失うわけにはいきません。」
ロココ「それで、さてあなたにどうやって、パワーアップアイテムを
    渡して、『シヴァマリア』にしようかと思ってたら…
    目の前でひん死の重傷を負ってくれたんです。
    あっはっはっはっは!いやぁ、助かりましたよ」

マリア「笑う内容じゃなーーーーい!!!」