「ギャル5ビターについて」

 


ギャル5ビターとは、言わずと知れた次界警備隊「ベイギャルズ」5人が乗る5台の飛行マシンの事です。
ここでは、そのギャル5ビターについて考えてみたいと思います。

そもそも、だれが作ったのか?

これはズバリ、次界警備隊・隊長であるヤマトウォーリアであると思われます。
おそらく部下であるベイギャルズが空を飛べない(※注1)事から、彼が夜も寝ないで作り上げたのだと思います。

何故なら、警備隊というものは事件が起こったらすぐ駆けつける事が基本です。
事件の現場まで、走っていったら間に合わない事もあるでしょう、また、
無駄な体力を消耗してしまう可能性もあります。

おそらく、警備隊発足直後は、現場まで走って駆けつけていたと思います。
こんな風に(↓)

ボルカンヌ「こちらボルカンヌ!ネブラ市街で崖崩れ発生!至急全員集合せよ!」

セレンス「ネブラ〜!?次界の反対側だわさ〜!」

ベスタニャ「こちらベスタニャ〜、着くのは夜中になっちゃうでちゅぴ〜!」

ミネルンバ「こちらミネルンバ、わたくしはいま智道シティにいますので1時間くらいで辿り着けると思うでございます!」

メルクリン「こちらメルクリン〜、天蓋瀑布エリアにいるからちょっと今日中には無理じゃん!」

さすがにそれは不便だったらしく、ベイギャルズがヤマトウォーリアに嘆願書を提出したか、
ヤマトウォーリアが部下の様子を見かねて製作したのだと思います。

ベイギャルズ「お呼びですか?ヤマトウォーリアさま。」

ヤマトウォーリア「うむ。実はオマエたちにプレゼントがある。」

ミネルンバ「プ、プレゼントでございますか!?」

ヤマトW「うむ。これだ。(バサッ)」

セレンス「これは?」

ヤマトW「うむ。これはオマエたちが乗る乗り物だ。空も飛べる。これでいちいち事件の現場まで走っていかなくても済むだろう。
そしていち早く現場に急行する事が出来る。名付けて「ギャル5ビター」!」

ボルカンヌ「ギャル5ビター…コイツはすごいゼ!」

メルクリン「さっすがヤマトWさまじゃん!気が利くじゃん!」

ミネルンバ「わたくし、感激のあまり涙が出てしまいそうでございます〜!!」

ベスタニャ「これでもう道に迷ったりしないでちゅぴ〜!!」

てなわけでベイギャルズはギャル5ビターを拝領することが出来たのだと思います。

では次にその性能・スペックについて。

基本的に一人乗りのようですが、無理矢理5人詰め込んでも飛べるようですから、
外見からは想像も出来ないほどのパワーを持っているようです。

さらに外殻は非常に強固な金属で構成されているらしく、体当たりによる攻撃も目撃されております。

また、機体下部から「マジックハンド」などを出して犯罪者の逮捕を行ったりする事も出来るようです。(※注2)

通信機能としてはテレビ電話を備えており、これで時の城のヤマトウォーリアや仲間たちと連絡をとっているようです。

内部は、一人乗りらしくイスとコントロールパネルだけだと思われますが、
マルコたちを追って次界を飛び出した後などは長期に渡る捜索活動だと言うのに、
食料を調達している様子や、トイレのために着陸している様子などは見うけられないので、
おそらく内部は一種の異次元空間になっており、バス・トイレ・キッチンくらいは完備した
四畳半程のスペースになっているのではないかと考えられます。
そこで仮眠を取ったりしているんですね。

さて、ではこのようなハイパーテクノロジーの産物であるマシンをヤマトウォーリアは
どうやって造ったのか?

それはおそらく、聖魔大戦に於いて使用された聖ボットの技術が応用されているのだと私は思いまれます。

久遠エリアにおける最終決戦の際に使用された2機の聖ボット。
よく見ると、なんとなく形もギャル5ビターに似ていませんか?

特にクロススターは、手足を無くしてしまうと、機体下部が完全な菱形になりますし。

おそらく、聖魔和合後の世界で、身近で聖ボットを見てきたヤマトウォーリアが中心となって、
これらの技術を発展・進歩させ当時は不可能とされていた「飛行能力」をも有したマシン、「ギャル5ビター」を完成させたものと思われます。。


※注1・・・ベイギャルズは神帝の子孫ではあるが、むしろ理力は減少傾向にあるため飛行理力は持っていない。
      ボルカンヌとベスタニャは背中に羽が付いているものの、飛ぶほどの力はないらしい。(月刊アウトより)

※注2…マジックハンドの先端は、場面に応じて、ハンマーやドリルなど多種多様な装備に交換することが出来るようです。(テレビ版より)

 

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