劇団THE風・FOU第33回公演
第9回柏崎演劇フェスティバル参加作品


変な女の恋

北野ひろし 作/猪俣哲夫 演出
「変な女の恋」ちらし
平成15年1月19日(日)午後2時
入場料500円(前売り、当日とも)

柏崎市産業文化会館 文化ホール

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変な女の恋: 1995年、劇団ONLYクライマックス初演。売れないシナリオライターの車の前に、突然、女が現れ尻餅をついた。女はただ尻餅をついただけなのに要求をどんどんエスカレートさせ、ついに結婚をせまる。男は気が弱いのか、女に惹かれたのかわからないが、なんとなく要求を受け入れていく。男の妻も妙な女でこの変な女に会いたいという。変な女と妙な女と気弱な男のとりあわせ。少しずつずれた人物たちがくりひろげるスラプスティックコメディー。

北野ひろし: 劇団ONLYクライマックス座付き作家。軽妙なコメディーを得意とする。

恋愛: 特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめる(まれにかなえられて歓喜する)状態。(新明解国語辞典)

ユトリロ: 1883年、パリに私生児として生まれる。アルコール中毒をくり返しながらも、パリの街角や小路を詩情豊かに描き続けた。家々の薄汚いむき出しの壁、陰鬱な場末の街、人気のない通り、よろい戸が閉ざされたままのホテル、教会堂など、その描き出す世界はその生い立ちを彷彿させる。

しりとり: 前の人の言った言葉の最後の文字で次の言葉を順次言っていく遊び。例:こぶた。たぬき。きつね。ねこ。こぶた。たぬき。きつね。ねこ・・・・・・と、延々に楽しめる遊びである。
交通事故: 車の目の前に飛び出し、ただ尻餅をつくこと。後遺症として顔中包帯を巻くことになるが、これは交渉を進める手段であって、実際にけがをしているわけではない。運転者との出会いのきっかけとなる。

つくもはじめ: 80年代前半に一世を風靡したタレントでニュース風のギャグを得意とした。例:昨日行われた非行少年フライングコンテストでは、飛行少年とは名ばかりで、実際に飛べる少年は一人もいませんでした。

メリナ・メルクーリ: 1925〜1994。ギリシャ生まれの女優。「日曜はダメよ」(ギリシャ)、「太陽が目にしみる」(スペインほか)などに出演。

弁護士: 実際は白い豆腐であってもそれは黒いようかんであると、あらゆるデータと法律を駆使して実証することができる、特異な才能と国家資格を与えられた尊敬すべき人々。

スタッフ:牧岡 敏  小林勇人  林 浩子

キャスト:男:猪俣哲夫  女:池田晴美  妻:金子さゆり  義父:津軽正晴  女給・ボーイ:小田綾子  弁護士・不動産屋:若月史子  平野:柳沢浩子

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