劇団THE風・FOU第47回公演
「マッチ売りの少女」
作 別役 実 / 演出 猪俣哲夫
大晦日の晩、子どもを幼くして亡くした初老の夫婦が、「夜のお茶」の準備をしている。
そこへ市役所から来たという見知らぬ女が訪れ、夫婦の実の娘だと告げる。かつて彼女は、
マッチを男達に擦らせ、その炎が消えるまでのつかの間、スカートの中を見せる「マッチ売
り」をしていたというのだ。そしているはずのない妹まで登場してくる。
2014年2月16日(日)の公演写真です。
今回の舞台セット。街灯、テーブルと椅子。
「夜のお茶」の準備をしているところに女が訪れる。
「さあ、どうぞ。」
「大晦日の晩ですもの。」
「あなたがたの娘です。」
「こちらがあなたのお母様。」
「おあやまりなさい。」
「あやまらせます。」
「マッチを、マッチをすらないで・・・。」
「二人は神様のみもとに召されたのです。」
「そうです、この子は、とても寒かったのです。」
カーテンコール 「ありがとうございました。」
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