あるデザイナーズ・マンションの一室。そこに住むのは会社員のツンコだが、誰とも連絡がとれなくなっていた。そこで親友のおチョビとバツミがツンコの部屋にやってきた。 すると部屋中に物が散乱し、あるいは積み上げられ、もはやそこは部屋と呼べるほどの秩序さえなかった。 ようやく表れたツンコと部屋の片づけを始めた3人だが、いくつかの苦い思い出がよみがえる…。 |
今回の舞台セット。デザイナーズ・マンションの一室。 | 「見て見て、命を懸けた勝負服の数々が・・・」 |
「どこにいたのか知りたくないの?」 | 「目標、10時45分。」「じゃ、これは玄関に・・・」 |
「ちょっと、読んでみて・・・」「いや、これは・・・」 | 拾い上げた書類を読む。 |
「本日のお片づけは終了といたしましょう。」 | 「辞令・・・」「課長か、これ」 |
「あ、ちょっと待って、今日私に電話した?」 | 「玄関のドアにはさまってた・・・」 |
「ご忠告、ありがとうございました。」 | 「早く布団をしまえって・・・」「ベランダのゴミも・・・」 |
「ねえ、日曜ごとに片づけに来ない?」 | カーテンコール「ありがとうございました。」 |
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