道場長紹介

道場長
田沼正樹
 
昭和38年埼玉県本庄市出身
 (財)合気会 合気道五段
略歴
○昭和60年
 群馬県高崎市の山徳道場にて荒井俊幸師範に師事、合気道を始める。
 
○平成7年
 和歌山県新宮市にある、合気道熊野塾道場にて、合気道開祖直伝十段の、故引土道雄師範から、合気道の正伝についての指導を毎月受け続け、師範亡き後もその教えを研究し続けている。
 
○平成9年
 合気道彩新道場として独立、近隣の施設を借り指導を始める
 
○平成11年4月
 正式に道場を建設。
 
○現在
 群馬県合気道連盟の一員であるとともに、熊野塾道場の道場生としての修業を行いながら指導に当たっている。
 
「道場生のみなさまへ」                                                     
 合気道は開祖神植芝盛平大先生によって創設された、神人合一による世界平和の為の武道です。近年は、その合理性と、高い精神性から急速に普及し、いまや世界各国に多くの修行者がおります。知らない人には安易な武道と映る事もあるようですが、その本質は日本の様々な古武道を源流とし、あらゆる真剣勝負を想定した物となっています。技は一撃必殺にして変化自在、武器技を基とした投げ、押さえ、関節技、当て身技と幅広く、無限に近いくらい存在します。 しかし合気道の目的は、敵を打ち破る事ではなく、敵をして戦う心を無くしてしまう事に有り、合気道の大変合理的な技法の数々も、自分自身が争う心を放棄し、他人を認める所から成立するわけです。合気道は競技を行いません。競技はスポーツです。武道においてのルールを決めて相手に勝って喜ぶのではなく、自分自身の理想の姿を一生をかけて追い求める事が必要です。いわゆる本当の「実戦」というものにはルールなど有りません。合気道における様々な実戦パターンを想定した稽古を真剣に反復錬磨する事によって、自分はスキの無い心と体を練り上げ、他人には思いやりの心で接する事が出来るようになり、それを日常生活に生かす事を我が道場では主眼としております。 
 現代における武道の役割とは、人が末永く明るく幸せな時を過ごす為にあり、その為に他人を傷つけず、ましてや他人から一つも傷つけられないという事が本当の強さと合気道では定義しております。したがって合気道の稽古に終わりは有りません。稽古を始めたからにはたとえくじけそうになってもたまたま休んでしまっても根気よく続ける事です。それが人生の勝利者への道だと私は信じております。ともに励みましょう。(道場長より)

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