Q:「合気道には試合がありますか?」
A:一部試合形式を取り入れている方々もいるようですが、大先生の流れを組む私たち(財)合気会では試合を行いません。これは合気道がスポーツではなく武道であるため、武道の良さを大切にしているからです。大先生自ら試合を禁じていらした意味は、ルール有る戦いに勝つことを目的にしないという、高い理想を見つめてのことで、これは試合が無いことでかえって厳しい修行を必要とする側面がうかがえるはずです。 もっともこの事を理解しかつ、自分自身が高い理想を持ち続けないと、「試合を行わない目的」というものが、形骸化する危険は有ると思います。そんなわけで私はいつも、自分の技が武道としてスキが無いかどうか見つめるようにしてます。
Q:「合気道に流派は有るのですか?」
A:世界の合気道人口の大半は(財)合気会です。その他(財)合気会から分離、独立した流派、または(財)合気会とは全く無関係ながら「合気道」の名前を用いている組織も少数ながら有りますが、一般的には全国各地で目にする合気道の団体と言えば(財)合気会です。
Q:「運動音痴な私でも合気道を習えますか?」
A:出来ます。そんな事よりもどれだけ合気道に興味があるか、どれだけ合気道が好きか、そんな気持ちをどれだけ持ち続けられるかという事の方が問題です。運動神経が優れていても、合気道への興味が薄れてやめた人もいれば、いわゆるドン臭い人でも好きこそものの上手なれで頭角を現す人もいます。兎と亀の話のように、歩みは遅くとも最後は頂上を制する亀のように地道に修行しましょう。
Q:「合気道を習って強くなれますか?」
A:色々な意味で強くなれると思います。質問の意味は恐らく喧嘩に強くなれるかという意味かと存じますが、確かに喧嘩を目的とした修行はいけませんが、それでも合気道を習ったお陰で命拾いした例は多数聞くところです。これはたまたまそうせざるをえない状況下においての話ですが・・・。ただし合気道における強さは他人と争うという相対的な世界で身に付くものではないので、正しく合気道の技法、理合を習得しようと思ったら、どうしても「争う」とか「比べる」とかいう心を捨てるまたは忘れないといけないのです。そして結局はそれが平和を求める心に繋がると思うわけです。
Q:「稽古中怪我はしますか?」
A:合気道は合理的な武道ですので、正しく稽古していれば、大怪我はするものではありません。軽い捻挫程度の怪我は時々有りますが、故意に怪我をさせる事は勿論有りません。私たち彩新道場では、最初に柔軟体操を念入りに行った後に徐々に早く動くようにしています。また激しく動いた後には必ず最後のストレッチで肉体的ストレスを取り除くようにしています。結果今のところ骨折脱臼の類は皆無です。
Q:「どの様な服装で稽古したらよいのでしょうか?」
A:有段者になる前は柔道着と同じ格好で稽古します。有段者はさらに袴をはきます。また、女性は有段者の前でも袴を履く事も許されています。
Q:「級や段は、どの様にして取れるのですか?」
A:昇級、昇段審査を行います。他の道場生の前で決められた技を披露し、上達ぶりを確認します。また、五段以上の昇段は推薦によります。合気道では審査の受験資格として、あるいは推薦の資格として稽古日数が基準となります。
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