私のこどもの頃、お菓子が欲しければお菓子屋へ、本が買いたければ本屋に行くのが当たり前でした。そしてそれらは自分達の家の近くに点在していました。
現在は次々とテンポの複合化、デパート化が進み、次々と郊外へ大型複合商業施設が出来ています。代わってかつての中心市街地が空洞化しています。
私達は主に、郊外の大型店へクルマで出かけ、衣類から食料品、色々な物を買いそろえる事が出来ます。新しい大型店舗が出来たら、「ちょっとのぞいて見よう」とばかりに大勢の人達が訪れます。そして元々大して用も無いのに、あっちこっちぶらぶら散策したりします。
ぶらぶら散策するというのも、それはそれで楽しみの一つになりますが、「自分にとって本当は何が必要なのか?」と考えると、実は何も必要無いのです。でもこれはレジャーですから個人の自由です。
しかし合気道の稽古でこういうぶらぶら散策みたいな事をやっていては、修行ではなくレジャーになるわけです。やたらと色々な先生に習って「この技は面白い」とか、やたらと変化応用技ばかりに興味が行くようでは、興味本位につまみ食いしているだけで、いつまでたっても技の本質にはたどり着けないと、つくづく考えています。
稽古においては、「自分にとっては何が本当に必要なのか?」という事をいつも考えていないといけません。
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