引土道雄(ひきつちみちお)先生は、大正12年7月14日生まれ。昭和28年から亡くなられた平成16年まで、50年以上に渡り合気道熊野塾道場において、道場長として指導された他、アメリカ、ヨーロッパ各地で指導されました。
幼少期より、剣道、柔道、空手道、居合道、銃剣道、手裏剣術、棒術、馬術等、多くの武道経験を持ち、しかも それぞれの武道で非凡な才能を発揮しました。
14歳の時、和歌山県新宮市で指導に当たられた植芝盛平大先生に入門、当時から大先生より直接教わる経験をしました。
戦後さらに本格的に修行に当たり、昭和28年新宮市に道場を開きました。
昭和44年1月、大先生より、合気道十段を渡されました。その他、大先生から松竹梅の剣や棒術「正勝」を授けられました。