3代目 桂 伸治

8/17 見附市文化ホールにて




3代目 桂 伸治さんとは26〜7年の付き合いになる。最初は僕が大学生の時で彼は僕より3才年上で前座だった。       
当時はまだ初代「平治」を名乗っていた。    
26年前には僕の結婚式の披露宴で司会をしてもらったり、新潟に落語をしに来てもらったり、、、、、、、、、、
うちの子供をあやしてもらったり、、、、、、、、
二人で渋谷、新宿で、、、、悪さをしたり、、、、、、(すこしだけ、、)

彼の師匠の10代目「文治」さんにも、かわいがってもらった。
「文治師匠」には毎年お正月になると、、、書や南画やいろんなものを頂く。   

「伸治師匠」はなにも、くれないからその分「文治師匠」からいっぱいものをおねだりしている。

「文治師匠」も弟子の友人にたかられてずい分迷惑だろうが、、、、、いつもよくしてくださる。

ああ〜、ありがたや。

まだ二つ目のころだったと思うが、、、、、彼の「ときそば」を聞いた小学生だった息子が
「腹へった。おそばが食べたくなった」 と楽屋で言った時には、、、、
本人より師匠の「文治」さんが喜んで「神田のやぶでもなんでもごちそうする!!」
なんて大騒ぎもした。

昨日伸治さんは僕の家に久しぶりに泊まっていったが、、今日25歳になった息子が入れ違いに帰郷してきた。
「え〜??  そぼのおじさんきてたの??」   
なんてぬかしておった。

今回は寄せの(中席)のトリを1日休んで来てくれたので、一晩だけだったが、、、、
次はゴルフを必ずしようと約束した。



2004年1月31日 桂文治師匠が80歳で逝去なさいました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

本当にやさしくて礼儀正しく、
律儀に接してくださいました。
たくさんの絵を描いて頂き
ありがとうございました。