温度センサー
創業以来半世紀に亘り、主要各業界に多種に渡る温度計測用センサーを供給して参りました。
熱電対 |
熱電対は、異なる2種類の金属線を一端で接続し(温接点)、
そこに温度変化を与えたときに生じる電位変化(熱起電力)を
読み取ることにより温度を測定する装置で一般家庭から
産業機械に至るまで、さまざまな熱機器の温度測定器具として、
また科学設備のような過酷な条件下においても広く一般的に
使用されています。
環境や精度により、内部金属線は異なりますが、
当社では、これらの素材をマイクロシース製品として加工し、
コンパクトで安価なセンサーを販売しております。 |
測温抵抗体 |
測温抵抗体は、金属の温度変化に伴う電気抵抗値の変化を
利用し、その抵抗値を測ることにより温度を測定するもので、
相回路内で使用します。
この測温抵抗体素子をシース先端部に封入したのが
シース測温抵抗体で、シース熱電対と同様に、
被測温物にあわせて自由に曲げることができます。
(ただし、素子の周辺は曲げられません。) |
被覆熱電対 |
被覆熱電対は、各種熱電線にガラスヤ−ン等で絶縁被覆し、シンプルな構造ながら
精度の高い温度センサ−として金型関連器等に多く使用されています。 |
ステンレス製のネジによって締め付けるタイプで、
取付金具の付けられないような個所にも取付けが可能です。
また、ロ−コストかつ信頼性が高いので多くのお客様より
ご好評頂いております。 |
バヨネット圧接型熱電対はプラスチック金型や射出成形機に
多く使用されています。
スプリングにより発熱部に常に加圧された状態になるので、
レスポンスが早く温度計測が正確なのが特徴です。 |
エンプラに欠かすことのできないノズル部分等の温度測定に
適合する形状として多く使用されているタイプのセンサ−で、
安価で普及型の一種と言えるでしょう。 |
シース熱電対、測温抵抗体 |
シ−ス熱電対は、ステンレス(SUS316)もしくはインコネルの細管シース内に熱電対素線を
またシ−ス測温抵抗体は、ニッケルリードに接続した抵抗体素子を細管シース内に組込んだ物で、
それぞれその構造上、比較的自由に曲げることができる(注)ため、非常に広い範囲で
ご利用できます。
当社では、シンプルな形状の熱電対T-14、測温抵抗体R-14、オーソドックスな形状で
広く普及しているT-35,R-35、及びT,R-14型にコネクタを用いたT-90,R-90の各種を
取り揃えております。
(注)測温抵抗体は、抵抗体素子の封入してある先端部分は曲げられません。
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ステンレスパイプの一端を封じた保護管内に熱電対
または測温抵抗体素子を組み込み、アルミダイキャスト製の
端子ボックスを取り付けたもので、耐久性が高く、
あらゆる熱機器に対して、精度の高い温度計測が可能です。
また、密閉型の端子ボックスにより、飛散物や水滴等から
接続端子部分を保護します。 |
上のものが密閉構造なのに対し、こちらは接続部分が
露出した形状で、開放型もしくはT型等と呼ばれています。構造上屋外での使用には適しませんが、
すばやく簡単に接続できます。 |
こちらは端子部品及び据付用の金具ですが、
固定ネジ類に関しても製造していますので、
お客様の用途に合わせて、ご注文後迅速に製造が
可能です。 |
耐震型測温抵抗体
船のエンジン等自動排気ガス制御用 |
メッキ槽液の温調用
低温用(300℃以下)
テフロンチュービング付防水型 |
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