| お母さんの本棚2 |
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小林敏也 原画 パロル舎 1200円 |
一郎の家にある日山猫からおかしなはがきが舞い込んで、一郎はどんぐりの裁判に出かける事に・・・。宮沢賢治原作の有名な童話に、小林敏也さんのちょっとコワくてでユニークな絵がすばらしい。 「どんぐりと山猫」のお話自体は他の本でフォローしていましたが、もう、この絵にシビレてこの本を買いました。お話の面白さはもちろん、賢治の言葉は見事に独自の世界を作っていて、たまらなく好きです。そこにこの絵!もう、言う事ありません。他にもシリーズで賢治の画本は出ているようです。これに負けず素敵な本です。手に入れたらまた本棚にいれます。 | |
和田誠画 福音館書店 800円+税 |
日曜日、する事の無いひろしは穴を掘ります。お母さん、妹、友達、お父さんいろんな人がやってきていろんな事を言いますが、ひろしは全然意に介さず。やがて掘った穴に座り込んで・・・。 「自分」という事について考えてみる、というほどに大袈裟でもなくて、でもやっぱり考えてみられる、そんな本です。ひろしの言動の美しさ(物理的にはただ穴を掘って埋めるだけなんだけど)はちょっと胸にきます。 こういう事が大切なんだよ、と改めて思います。 | |
杉浦範茂え 第一法規 980円 |
くいしんぼでけちな和尚はなんとか小坊主のちんとんに食べ物を分けなくていいように画策します。ある日ちんとんが「名前を変えてくれ」と言い出して・・・。 京都の民話を京都弁で美しくつづった絵本。杉浦範茂さんの絵も、いつものアクリルをしっかり塗り重ねたものとは違い、鉛筆の上から薄く色づけされた斬新な物。 範茂さんの絵は本当に大好き。すばらしい線と色。このハーモニーを是非体験してください。お話は京都弁の美しい響き(手前味噌ですね、ちなみに私京都人)に似合わぬこずるいお話。実はこれが京都人の本性だったりして(^_^;)。いや、こずるいというのは 良くないですね、知恵比べのお話です。 | |
花さき山
滝平次郎・絵 岩崎書店 1068円+税 |
山で道に迷った「あや」が見た美しい一面の花。そして、そこで出会ったやまんばから何故こんなに花が美しいかを聞きます。 ご存知滝平次郎のノスタルジックな切り絵と、民和風の言葉がかえって新鮮。 滝平次郎さんの切り絵はあまりにも有名で評価が高いので、今ここで私が今更「あんまり好きではないんですけど」と発言してもその名誉は傷つかないでしょう。ええ、ちょっと苦手です。でも、このお話にはやっぱりこの絵でしょう、という感じ。マッチしていますね。お話の内容に付いては色々と思いが有ります。それはまた別のページで。 |
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