幼児雑誌は困り物?
楽しいがイチバン


幼児雑誌の微妙なタチバ

「幼児雑誌」というジャンルの出版物があります。テレビに登場する色々なキャラクターや、ディズニー、サンリオなどのキャラクター満載、CMページもアリアリで、写真と鮮やかな色彩に彩られた、アレです。

この「幼児雑誌」という奴がなかなか厄介な位置にあって、色んなお母さんを悩ませてなんかいるらしい、という事は、自分が子供を持つ以前からなんとなぁく気づいてはいた私でした。

「お勧めしません」&「しようがないのよ」

さぁて、この幼児雑誌という奴の評価ですが、何故だか「あれはすっごくいいわよ」とか「お勧めよ」という評価をあんまり耳にしない。何故なんでしょう?むしろ、読み聞かせに意識の高い出版社や書店、児童文学評論家の先生方からは「お勧めしない」という声が聞こえてくるばかり。そして幼児雑誌を買っているお母さん達自身の評価でさえ、「素晴らしい」ではなく「しようがないのよ、欲しがるんだもの」だったりするんです。

では、私自身の評価はどうでしょう?実は簡単明瞭です。「キライ」、それだけ

私自身、一度はあの幼児雑誌というものに手を出した事があります。何を隠そう私はあのテの雑誌の「フロク」という奴に目が無いんです。特に多くのお母さんたちを悩ませるであろう組み立て式の付録。アレが大好きなんです。

で、買ってみてどうだったか?これがもう、娘は大変喜びました。確かに色鮮やかな写真、テレビでみるキャラクター、こういうものが子供の心をくすぐらない筈はありません。しかし、これを「読んでくれ」と持ってこられる母親の方がそうはいかなかった。これがもう、「苦痛」でたまらないんです。キライだから。

そういえば、キライで読めないのは幼児雑誌だけじゃないです、私。巷で評価の高いある絵本を、私が読むのが苦痛だからという理由で娘の目の届かない所に片づけてしまった事のある私です。(朱猫舎の本棚をすみずみまでご覧の方にはどの本か判りますよね(^_^;)

もう今となってはあの時あの雑誌をどうしてしまったのか(捨てたのか、隠したのか、誰かにあげたのか、どこかに置き忘れてきたのか)も思い出せないのですが、まもなく我が家からその姿を消し、その後今の所は二度とは買っていません。


楽しいコトはイイコトだ!

しかし、全てのお母さんがあの雑誌をキライであるとは考え難い。もしそうならとっくに廃刊になっているでしょう。アレの歴史もなかなかのものがある所を見ると、やはりアレを好むお母さんがちゃあんといる訳です。「しようがないのよ」であっても。

でも、「しようがないのよ」にはどこか後ろめたさが感じられてしまう。本当はこんな雑誌じゃなくて絵本の方が良いって判ってるんだけど、子供か欲しがるからしようがないのよ、と。

でも、どうでしょう?読み聞かせの素晴らしさは親と子が喜びを共有する所にある、と私は思っています。(ちょっとカタイですね)要するに一緒に楽しめる、という事が何より優先される事だと考えているんです。だとしたら、人によっては「幼児雑誌」が読み聞かせに適している場合だってあるんじゃないか?なんて思ったりします。

私の場合はダメです。キライだから。読んでいても私は楽しくない。共有する喜びが無いんです。だけど、好きな人は楽しいでしょう?子供が目を輝かせてキャラクターの名を連呼するのは可愛いじゃないですか。好きな絵本の主人公の名を連呼するのとなんら変わらない筈です。


ビバ!幼児雑誌!

と、言う訳で、どうでしょう、「幼児雑誌」を楽しんでいるお母さんたち、もっと胸を張って「楽しいぞ!」と楽しみましょうよ。もし一方で「やっぱり絵本の方が・・・」と思うなら絵本も読めばいい。でももし、絵本を一緒によんでもお母さんが楽しめないんなら、絵本の読み聞かせより「幼児雑誌」の読み聞かせの方が価値があるかも知れませんよ?



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