理想的フォームと欠陥フォーム

フォームに関してですが、いくつかの原則があるとKANは思っています。


体がブレないこと。 ショット時に動くのは利き腕だけ。わずかでも頭が動いたり、
ヒザや肩が動くとミスショットの原因になります。 

テイクバックはフォローに対して直線に。
もちろんフォローも真っ直ぐ。

  1. に関しては、自分でもチェックできますが、やはり誰かに見てもらうと
    細かいところまで指摘してもらえます。
    もし、体が動くクセがある場合の矯正方法としては、クッションに手球をぴったり付けた
    状態で、厚めの球を入れる練習が効果的です。 必要以上にキューを跳ね上げたり
    せず、真っ直ぐにキュー先が狙い点に向かうように、肘から下を十分に使ってハードショットできる
    ように練習すると、体のブレを少なくする事が出来ると思います。 
    何故、この練習が効果的かというと、撞点が上しか撞けない状態ですから、わずかでも体や
    キュー先がブレると、ミスキューをしてしまうからです。 シュート力アップにもなりますし
    一石二鳥。 一日15分位やれば、きっと一週間ほどで効果が出るはずです。
     さらに、少しだけ手球をクッションから離して、立てキューの練習と併せて行うとより効果的です。

    フォームはそれぞれ個性があります 。 より合理的な自分に合ったフォームを探して
    試行錯誤を繰り返すのが普通です。 しかし、どんなショットでも体を絶対に動かしてはいけません
    よく言われている「ヘッドアップ」もその一つですが、腕以外は動かさない事。 これが何より重要です。

  1. テイクバックを真っ直ぐに引く事は、結構難しいことです。
    自分では真っ直ぐテイクバックしてるつもりでも、チェックしてみると
    乱れていたり、 本格的に調子が悪くなるまで気が付つかない場合もあります。

 そこでKANとしては、下図のようなチェック方法で自己診断してみる事をお奨めします。
手球はスポットに、的球はクッションの中心に揃えて配置。

 図のように配置した手球から、短クッションの的球を真っ直ぐに狙います。
しっかり狙いをつけたら、そのままの状態でキューのバット部分を見て下さい。
狙い点が正しければ、バットの中心線はクッションポイントの真上にあるはずです。

この時点でズレてる場合は・・・・

狙いそのものがズレてます。
恐らく、センターショットのIN率もかなり低いはずですから、目線の方向や位置、スタンス などをチェックする必要があります。 フォーム全体のバランスを見直す事も検討しなければ ならないかも知れません・・・

バットの中心線とポイントがあっている場合は・・・

 そのまま視点を的球に向けて、何度かストロークした後、最終のテイクバックして下さい。 そしてキューを引いた状態で腕の動きをいったん止めて、バットの中心線を見てください。
中心線がポイントの上にあれば、真っ直ぐなテイクバックと言えます。