PAUL'S RECORD CRAZE DIARY - #89-94
(ポールのバカ買い日記-第89〜94回)
ポールって誰だなんて言わないで下さい。ポール・フランクこと荒特派員です。僕も結構レコード買いますが、いゃ、もう凄いです。脱帽です。ファンレーターは、junya-ara@mtc.biglobe.ne.jpまで。
(Sorry! Japanese Only)
第94回
<01/02/04> (金)の続き
続いて、ユニオンのプログレ館をのぞいてみたものの、収穫なし。次に「ディスクユニオン新宿店」のB1F、「日本のロック・インディーズ館」へ。これがなぜか結構混んでいる。ま、もともとかなり狭い店なんですが。ここで、こないだ買った「ロック画報」のティン・パン・アレー特集を見て欲しくなったものなどを。
- 小坂 忠 『ほうろう』 ('75/'01) CD \2,500
・・・今さらですが、初めて聴きました。でもタイトル曲はTin Panのライヴや“イエロー・マジック・ショー”で聴いたし、「氷雨月のスケッチ」と「ふうらい坊」は、はっぴいえんどのカヴァーだし知ってる曲が多い。それにしても、音がぶっとい。ファンクですよ。特に「ほうろう」と「ゆうがたラブ」がスゴイ。この2曲、歌詞が英語に聞こえる部分もあって、その辺に注目してみるとまた面白い。マッチやオザケン、桑名正博等もカヴァーしたという「しらけちまうぜ」は、ちょっと歌謡曲ちっくで、情熱☆熱風な佳曲。コーラスがシュガーベイブ(山達・大貫+吉田美奈子)というのもステキ。
- 久保田麻琴と夕焼け楽団 『ハワイ・チャンプルー』
('75/'03) CD \2,940
・・・紙ジャケリマスター再発。「モンドミュージック2001」を読んでから、ちょっとだけハワイアン系に興味があったんですが、いきなりモロのハワイアンだとちょっとアレなので、こういうアルバムが出てたことは有難い。冒頭のインスト「スティール・ギター・ラグ」からモロですよ。テロ〜ンとなっちまいます。続く「ムーンライト・フラ」もモロの歌ものハワイアン。のんびりしとります。他、全編ハワイアン調というわけでもなく、「バイ・バイ・ベイビー」(細野さん作曲)などニューオーリンズ調もあり。期待していた「ハイサイおじさん」はちょっと薄味な印象でした。
- P-MODEL 「ジャングルベッドU」 ('81) 7" \2,100
・・・アルバム『ポプリ』と同時発売だったシングル。まぁ同じヴァージョンなんですが。どっちかと言えばB面「いまわし電話」の方がA面向きな気がするんですけど。…でもどっちをA面にしたところで大して売れなかったとは思うんですが。
続いては、メガストアを潰した元凶とでも言うべき、「タワーレコード新宿店」へ。なんだかんだ言っても、やっぱこっちの品揃えの方がいいのねん。エレクトロニカ系雑誌「FADER vol.8」も購入。
- 鈴木茂 『バンドワゴン』 ('75/'00) CD \1,799
・・・紙ジャケリマスター再発。ティン・パンのベストとかで聴いたことのある曲もありますが、アルバム単体で聴くのは初。参加メンバーがすごい。とは言っても知らない名前がほとんどなので、検索したらリトル・フィート、タワー・オブ・パワー、スライ&ファミリー・ストーン、サンタナなど錚々たるバンドに参加していたツワモノたちがバックを固めております。でも曲自体はシティ・ポップス調て感じで、聴きやすい。曲としては、スライに参加後、ウォーや再結成クイックシルバーに参加したグレッグ・エリコのドラムが光る「微熱少年」が好き。ダグ・ローチのベースもスゴイ。インストの「ウッド・ペッカー」はTin Panの「ボン・トン・ルーレ」の元ネタかな。ともかくどれも、ぐるぅびぃでノリノリなのです。
- カール・バルトス 『コミュニケーション』
('03) CD \2,520
・・・ソロ名義では初のアルバム。「ロボット」みたいなベースライン、ヴォコーダー多用、覚えやすいメロディ…と期待を裏切らないテクノ・ポップぶり。…でも、どうもしっくり来ない。なんだか、「こういうのが聞きたいんだろ?」とでも言われてるような感覚が。と言っても前作のようなギタポ路線でも困るんですが。本家の復活作にはメロディーラインの親しみやすさが欠如、こちらにはサウンドの深化(=進化)がない。やはり両者一緒に活動してたところに全盛期クラフトワークの良さがあるということを再認識。
- メイル 『グロスアインザッツ 1977-1994』
('03) CD \3,360
・・・またまたキャプテン・トリップの偉業です。ユルゲン・エングラーがディー・クルップス結成以前にやっていた“ドイツ初のパンク・バンド”の'79年のアルバム、『Zensur&Zensur』をCD化したもの。Disc2には、シングル曲や'90年代の再結成音源を収録。NDW系オムニバス『Verschwende Deine Jugend』に収録されていた2曲ももちろんちゃんと入ってます。クラッシュやダムドに影響を受けたというサウンドはモロにパンクですが、やっぱりドイツ語の独特な響きはたまらん。ダブをやってる曲もあるのには驚き。また、ライナーによると2003年にもライヴをやってるそうで、ユルゲン、復活にはマジらしい。ディー・クルップスの方はどうなっちゃったんだろ。メビウスやマニさんと共作したりして、そっち方面行くかと思ったら、原点回帰してるようですね。
続いては、新宿を出て吉祥寺へ。さすがに閉まってる店が多い。「ジョージ」は、なぜか「レア」に変わっていた。まだ正月休みでシャッター降りてましたが。「ココナッツディスク」も休み。「バナナレコード」も休みかい。「レコファン」は縮小したから用無し。となると、やはり「ディスクユニオン吉祥寺店」に行くっきゃないと千倉真理。
- MOONRIDER 『MOONRIDER』 ('75) LP \1,890
・・・“S”は付きません。“MOONRIDER”です。ニッチものです。元トゥモローのキース・ウェストのバンド。他にジョン・ワイダー(元ファミリー)やブルース・トーマス(この後アトラクションズに参加)がいます。ニッチ本で書かれてたとおり、確かにA1やB1など、スティーリー・ダンを狙ったフシはある。でも全体的にはカントリーっぽいダルなアメリカン・ロック・サウンド主体。それよか驚いたのは、ジョン・ワイダー作のA4「GOOD
THINGS」。これが、ゴダイゴの「スマイル」と「友だちはいいもんだ」を合わせたような曲でして。この曲が最大の収穫。あとB面ラストの「AS
LONG AS IT TAKES」は、ストリングスも入ってきて盛りあがる、いかにもラストにふさわしい名曲。パイロットあたりがやったらハマりそう。なんと、これがまたジョン・ワイダー作。ジョンちゃんは恐らくブリティッシュポップの洗礼を受けているのでは?
ジョン単独の2作が光る1枚。
- MANUEL GOTTSCHING ASHRA 『DREAM &
DESIRE』 ('91) CD \840
・・・アウトレット品。発表は'91年ですが、'77年にラジオ用に録音された音源をCD化したもの。サントラとかラジオ・ドラマでもないのにラジオ用に新曲を作る、てのがよく分からないんですが。音は、『ニュー・エイジ・オブ・アース』直後ですので、モロにあの感じです。必聴です。ショボいジャケに騙されていてはソンです。特に「DESIRE」は、電グル「虹」あたりが好きな人は絶対聴くべし名曲。30分、22分、8分という長尺曲3曲を収録。
- POUSSEUR-MAIN-JECK-OVAL 『4 PARABOLIC
MIXES』 ('03) CD \840
・・・これもアウトレット品。ベルギーの作曲家というか電子音楽家と言うべきか、Henri
Pousseur(アンリ・プスール)の作品「8 Parabolic Studies」(4枚組のCDが出てます)を4者がリミックスしたアルバム。最初ジャケの写真が、マーカス・ポップがデスクトップ覗いてる写真で(上から照明当たってる)、「お、オヴァルのライヴか?」と思ったんですが違いました。でもオヴァルもリミキサーとしてちゃんと参加しています。あとの3人は、お懐かしやMainのRobert Hampsonと、Philip Jeckという人、そしてナントHenri Pousseur本人。リミックスというか本人によるリメイクですがな。CD2枚組で全4テイク。それぞれ30分前後という長さ。でも意外とすんなり聴ける。中でもプスール本人のが、やっぱり一番。ちょっとコミカルというかユーモラスな電子音で、楽しい。他のはそれと比べるとやはりシリアス。オヴァルは、どうしても轟音ノイズ系の展開になっちゃって、せっかく哀愁漂ういい感じなのに、それで壊されちゃうのが惜しい。Pan Sonicもそうだけど、なんでみんな音をデカくする方向に行っちゃうんだろう。
- A.DORAU 『ERNTE』 ('95) CD \1,260
・・・1st、2ndと'88年の『デモクラティー』の3枚から選曲された、アンドレアス・ドーラウの中途半端なベスト。キャプテン・トリップが2ndをCD化してしまった今では、あまり価値のない1枚ですが。しかし、あまり聴いてなかった『デモクラティー』の曲も今聴くとイイな。「Taxi
nach Shibuya」(渋谷へのタクシー)なんてドリーミーなインストもあるぞ。相変わらず不協和音ビシバシで調子っぱずれなアレンジも(特に「Sei
steif!」のシンセは強烈)すばらしい。ちなみにタイトル『エルンテ』は“収穫”の意。タイトルに合わせたと思しき農園の写真がジャケですが、右上の方にタツノコ・プロのアニメに出てきそうなショボいUFOが飛んでるのがイカす。
- ピート・シェリー 『ホモサピエン』
('82/'97) CD \1,470
・・・バズコックスのピート・シェリーが、ヒューマン・リーグの『デアー!』などを手掛けたマーティン・ラシェントをプロデューサーに迎えて制作した1stソロ。アメリカ盤に帯と解説をつけた、ヴィヴィドからの国内仕様盤です。これはアナログで持ってますが、エレポ好きには絶っ対の自信を持ってオススメできる名盤です。メロ良し、シンセ良し、さすがパンク出身、ギターもギャンギャンでアグレッシヴなエレポです。出自としてはビル・ネルソンあたりに近いですね。ちょっとコモリ気味のドシャッとした音質も逆にベター。何故か'83年の2ndソロ『XL・1』から5曲だけボーナス・トラックとして追加されてるのは嬉しいんだが変だ。でも名曲「Telephone
Operator」が聴けるからイイか。
- バッファロー・ドーター 『シャイキック』
('03) CD \2,310
・・・各誌で絶賛されまくりの新作。実は、発売日の次の日に買いに行ったらすでに売りきれてて、買い逃していたのです。長尺の曲中心の全5曲収録。1曲目「Cyclic」でぶっとぶ。ギターが思いっきりアシュラやんけ。で、ノイ!ぽさもあるし。すごく疾走感のある、人力トランスなジャーマン・ロック・サウンド。生ドラムがイイなぁ〜。前作、前々作と、好きなんだけどイマイチのめり込めない感じがあったバッファローですが、本作はすんごいイイ。のめり込みました。とにかく「Cyclic」だけでも聴いて。
<01/03/04> (土)
北与野のデカい本屋「書楽」へ。「ムジカロコムンド2〜ブラジリアン・ミュージック・ディスク・ガイド」(アスペクト)、「POP 90's〜ブラジリアン・ミュージック」(音楽之友社)、「ブリザ・ブラジレイラ・プリモ」(ブルース・インターアクションズ)の3冊を購入。「POP90's〜」は1日で読破。教授ファンとしては、『CASA』が出たときには全然ボサノヴァには興味なくて、「こんなんやってないでオリジナルやってくれ」とか思ってたんですが、いざ9年ぶりの新作が出ると聞いたら急にボサノヴァに興味が。あまのじゃくかしら。あと、元旦J-WAVEでやってた某番組で聴いた、アストラッド・ジルベルトの「ビリンバウ」もキッカケのひとつ。
続いて、「ディスクユニオン北浦和店」へ。結構混んでた。早速ボサものを物色。その辺には完全に素人なもんで、何がなんだかわからん。テキトーにジャケ買い。
- マルコス・ヴァーリ 『サンバ '68』 ('68/'01) CD \1,575
・・・リマスター紙ジャケ再発。中古です。'67年録音のボサノバもの。ほとんどの曲が、奥さんだったというアナマリアという女性とのデュエット。全11曲で27分ちょっとしかないですが、聴き応え十分。テイ・トウワも1stで取り上げていた「バトゥカーダ」他、「答え」「クリケット・シング・フォー・アナマリア」など、すぐ覚えちゃいそうな名曲揃い。エウミール・デオダートによる「ザ・フェイス・アイ・ラヴ」のストリングス・アレンジもステキ。
- カエターノ・ヴェローゾ&ガル・コスタ 『ドミンゴ』
('67/'01) CD \1,890
・・・こちらも紙ジャケ中古。教授とも共演したりしていたカエターノと、ガル・コスタの共作。ポップでわかりやすいマルコス・ヴァーリの後に聴くと、かなり地味というか寂しげな印象が強い。けだるい感じの曲調が多く、「コラサォン・ヴァガブンド」なんか特にそう。好きな曲は、シンプルな「ネニュマ・ドール」。これも暗い感じなんですけど、それもだんだん味と化す。
<01/05/04> (月)
GEMMにて、昨年の12月25日にオーダーしたブツが到着。VINYL TAP RECORDS(UK)というところから。
- GARY NUMAN 『NEW MAN NUMAN』 ('82) LP \2,998
・・・同名のビデオ・クリップ集との連動企画ベスト。そのビデオと同じタイトル、同じジャケ。TV
RECORDSという聞きなれないレーベルからのリリースです。コレクターズ・アイテムですわ。曲もビデオとほぼ同内容。特に珍しいヴァージョンがあるわけでもないし。まぁコレクターズ・アイテムですわ。また、A・B面各7曲ずつ、全14曲も入ってる長時間録音盤なので、ちょっとしたキズでもすぐ針飛びするのが悲しい。実際、かなり針飛びしてます。でもまぁ、ベスト盤なんてそんなに聴かないですし。まぁその、なんて言うんですかね。コレクターズ・アイテムですわ。
- RIUICHI SAKAMOTO 「RIOT IN LAGOS」
('80) 7" \2,098
・・・12インチは持ってますが、7インチは見たことなかったし、特にメチャ高でもなかったので購入。UK
ISLAND盤です。ジャケは12インチと同じ。グラサンかけた教授のうしろの、虎の横に“親見”て書いてあるやつです。で、聴いてみたらこれがなんと。ムリヤリなブツ切り、いわゆる“オーヴァーシーズ・コレクション・ヴァージョン”ですよ、あーた。12インチも“LONG VERSION”て書かれてたわりにはアルバム・ヴァージョンより短いブツ切りテイクでしたが、こっちも悲惨。トータルで2分43秒しかない。しかもフェード・アウトしやがる。どぐされ外道の仕事です。B面は、YMO本では「iconic storage」って書かれてた気がしますが、「WARHEAD」でした。これがまた、ギターソロばっさりカットの3分45秒ヴァージョン。ぬおぉ。UK12インチの「WARHEAD」が、日本盤7インチと同テイクで“LONG
VERSION”になってて間違いじゃなかったことになるわけだ。それにしても。
<番外編〜PC不調時の買ったモノ>
イタリアン・ロック紙ジャケ再発10枚のうちの1枚。買ったのは「ディスクユニオン北浦和店」。
- バンコ 『ファースト』 ('71/'03) CD
\2,100
・・・太ったデブひげおじさん、フランチェスコ・ディ・ジャコモの風貌もインパクト大なバンド、バンコの1st。壷型貯金箱を模した変型ジャケのミニチュア化も“よーやるよ”の究極。ここまでやれんなら、フレイミング・ユースがなぜ再発中止になったか不思議ですが。それはともかく、このバンドを聴くのは初めて。バロック・ピアノ曲のようなフレーズが頻出。ピアノうまいわ。芝居がかったヴォーカル(これがジャコモさんね)やもったいぶったイントロ部、熱いバカテクの応酬と、どイタリア〜ンプログレですなぁ。
「高田書房常盤台店」にて。
- ジェネシス 『デューク』 ('80) LP
\300
・・・「マカロニほうれん荘」で、ジャケをパロられていたアルバム。3人になってからの第2弾で、長いインスト・パートとポップな歌モノが半々という感じの、半プログレ・半ポップな内容になってます。それにしてもフィル・コリンズのスネアは音がデカい。曲としては「マン・オブ・アワ・タイムズ」が好きだな。それと、トニー・バンクスのシンセのフレーズと音色って、たまに「妙にダサいな〜」と思う瞬間があるんですが、この辺ってジェネシス・ファンの方々はどう思ってるんでしょうかね。「ダサくなんかない」と思うのか、「ダサさが味だ」と思ってるのか。疑問。
- カルチャー・クラブ 『ハウス・オン・ファイヤー』 ('84) LP
\100
・・・HARD OFFでも凄まじい勢いで売れ残ってるカルチャー・クラブの皆さんのアルバムです。このアルバムでは“せんそーはんたーい♪”と日本語がチラッと出てくる「戦争のうた」がウリ。でもこの曲の中間に出てくる、“ウォ、ウォ、ウォ、ウォウォ♪”のサンプリング+スキャットの部分が、なぜか昔からものすごくキライ。アルバム全体としては「色んな音楽聴いてるんだな」ということがよく分かる、様々なタイプの曲が並ぶ。それはいつものことか。でも全然グッと来ないのは何故かしら。ボーイ・ジョージのソロ・アルバム聴いてるようにも思える、ヴォーカル・アルバム的仕上がり。
第93回
<12/23/03 (火)>
せっかくの休日だと言うのに、風邪でダウン。頭痛&下痢で、体中の力が抜けたような感じ。んでもって、四つん這いで家の中を徘徊するような状態に。食欲もゼロで、この日食べたものはリンゴ半分だけ。で、そんな日でもyahoo!オークションで落札したものは届くわけで。
- ゲイリー・ニューマン 『マイクロ・ミュージック』 ('86) VHS \6,000(+着払い送料\740)
・・・これは探してました。'81年の、ウェンブリー・アリーナでのフェアウェル・ライヴ(結局復活するんだが)のビデオです。現在とは違う、動きの少ないアンドロイドちっくなゆったりした動作のゲリマン様が拝めます。「Down
In The Park」では、映画「アーグ・ミュージック・ウォー」でも見れた、変な乗り物で登場。衣装も『テレコン』のジャケで来てたやつとか、皮ジャンとかバスタブ(?)みたいなのとか色々。ムダにスローモーションになったりと邪魔くさい編集もありますが、まぁいいでしょう。やっぱこの人のルックスは強烈だわ。
<12/24/03 (火)>
せっかくのクリスマスイブだと言うのに、会社休みました。だいぶ良くなってはきたものの、1時間置きにトイレ行っては下イ痢ー状態。インフルにやられたかと思いました。この日食べたものはお茶漬けと素うどんのみ。で、そんな日でもやっぱりyahoo!オークションで落札したものは届くわけで。
- スード・エコー 『<改訂版>ラヴ・アン・アドヴェンチャー』 ('87) CD \1,500(+送料\200)
・・・去年アナログを買って、かなり愛聴してたアルバム。まさか日本盤CDが出てたとは知りませんでした。帯なしCDは安価で何点か出品されてましたが、帯付は1点だけ。しかし競争相手ゼロ。即効で落札。嬉。アナログと同内容なんですが、やっぱりイイ〜。特に「トライ」は、ちょっとスパンダー・バレエ色も感じるAOR調哀愁エレポで傑作。「アイ・ウィル・ビー・ユー」は他の曲に比べてサウンドがちょっと薄く、ジュランに通じる感ありのラヴソング。他、ウルトラヴォックスぽかったり、クラシックス・ヌヴォーぽかったりと、この辺のB級エレポ好きは要チェケラです。ジャケに写るバンドのルックスはアメリカン・ロックだけど、それにだまされないように。
- エアウェイブス 『ニュー・デイ』 ('79) LP \1,000(+送料\800)
・・・ニッチものです。輸入盤では持ってるんですが、ヤフオクで帯付の写真みたら欲しくなってしまった。国内盤です。帯のコピーには“サウンドはストロベリー・スタジオのあの10ccに肉迫する!”とかミもフタもないことが書かれています。確かに10ccっぽいモッサリしたモダンポップです。「ホープ・ユー・ウォント」はスプリット・エンズ(中期のね)っぽくも聞こえる。ところでこのバンド、プログレ界では有名な、スプリングという“トリプル・メロトロン”が売りだったバンドのメンバーだったRay Martinezがいることは知ってましたが、プロデューサーの名前を見てビックリ。そのPat Moranという人は、スプリングのヴォーカルだった人ではないですか!!。そう思ってスプリングを聴き直して見ると、これがまた妙にポップに聞こえて、なかなかオツなもんです。
<12/28/03 (日)>
yahoo!オークションにて落札。
- ジェリー・ハリスン 『カジュアル・ゴッズ』 ('88) CD \2,000(+送料\240)
・・・トーキング・ヘッズの人です。これは、7年ぶりに出たという2ndソロで、当時はCDでしかリリースされなかったもの。同時リリースされた『NAKED』はアナログも出たのにね。中古屋でもほとんど見かけたことがないので探してました。特にハリスン・フリークなわけでもないですが、バンドの“メインじゃない人のソロ”てのはなかなか面白いモノがありまして。で、本作は全編ファンク。とは言えいかにも'80年代後期的なシャカシャカした軽いサウンドですが。1stソロよりも妙にバーンっぽい節回しが気になる。覚えやすくポップな「アー・ユー・ラニング?」と、歌謡曲っぽいメロディーが面白い「オールウェイズ・トーキング」が佳曲。
<12/29/03 (月)
またもyahoo!オークションにて落札。
- サンディー&ザ・サンセッツ 『RHYTHM
CHEMISTRY』 ('87) CD \1,000(+送料\160)
・・・全然再発されない東芝EMI期のサンセッツ。中古でもあまり見かけないし、しょうがないのでヤフオクで。アナログでは持ってますが。内容的には前作『ラララララブ』の方が好きです。本作は細野さんやデビシルなどのゲストの名も見られません。スライ・ダンバーなどが参加。後半、マッタリ気味の曲が続くのでちょっとダレます。
<12/30/03 (月)
またしてもyahoo!オークションにて落札。
- タケカワユキヒデ 『POP ON VIDEO』 ('?) VHS \1,000(+送料\350)
・・・ファンクラブの会員のみ買えたというビデオ。「ガンダーラ伝説」他、あの時期の、あまり(ほとんど?)売れなかったシングルのビデオを4曲収録。PVというから期待したものの、ほとんどライヴ映像ばっかりじゃないかよ〜。音源はCDと同じスタジオ・テイクでなんとも中途半端なビデオだわ。ガッカリ。
<12/31/03 (水)
大晦日です。とは言っても普段と特に変わらないんですけど。朝っぱらから郵便物。またまたyahoo!オークションにて落札。
- スパイ 「ファーストクラス・ハネムーン」 ('80) 7" \1,200(+送料\300)
・・・佐藤奈々子嬢による業界ニュー・ウェイヴ(この括りはけっこう好き)バンドです。アルバム・ジャケとちょっとだけ違う構図のシングル用ジャケ。でも音源自体は同じ。B面「ダディズ・キッス」はアルバム未収録で、プラスチックスの「CARDS」そっくりなギターのフレーズがかっこいい、2分にも満たないロックンロール調。メイン・ヴォーカルは男の人です。
午後になって、ヒマだったのでドライブがてら「ディスクユニオン北浦和店」へ。大晦日は、一部を除き“全品10%オフ”だと言うので行ったんですが、中古はイマイチ。
- メタル・アーベイン 『レ・ゾム・モール・ソン・ダンジェル』 ('80/'03) CD \2,857
・・・某ヒラサワ氏が、「初期のP-MODELで影響を受けたバンドは?」という質問に対して、「メタル・アーバンとか999です」と答えていたので、気になっていたバンド。フランスのパンク・バンドです。FRENCH TECHNO POPのページで紹介されてます。'80年のアルバムに、デモや未発表曲、なぜか2003年の録音(声がドス効いてる)などを含む2枚組。CD化されてたのを知らなくて、店で見つけて即買い。シングル1枚だけ持ってたので、だいたいどんな音かは知ってましたが、基本的には、どパンクですが、リズムボックスとシンセを使用。ライナーでも触れていますが、スーサイドやキャバレー・ヴォルテールらを思わせる、インダストリアルでノイジーな感覚も強い。フランス語は、たまにドイツ語に近い語感もあったりして面白い。中では、やたらエレ度高い「Tango
sudiste」がお気に入り。
- メタル・ボーイズ 『トキオ・エアポート』 ('80/'03) CD \2,200
・・・こちらも同時発売されたCDで、メタル・アーベインのメンバー二人に、女性ヴォーカルを加えた3人編成。FRENCH TECHNO POPのページでジャケ写が紹介されていたので見覚えがありました。アーベインと比べ、パンク色はかなり後退、インダストリアル色が濃くなってます。初期のカス・プロダクト(このバンドもフランスだった)にかなり近い、ザラついたサウンドです。初期ヒューマン・リーグにも近い。シェフィールド系とでも言いましょうか。
- リトル・フィート 『セイリン・シューズ』 ('72/') CD \945
・・・2nd。リトル・フィートの名前は今まで何度となく聞いてきた(アッコちゃん1st、鈴木茂1st、ロバート・パーマー諸作など)ものの、アルバムを聴くのは初。本当は3rdの『ディキシー・チキン』が欲しかったんですが、中古はこれしかなかった。本作は、ブルースやR&B、カントリーなどが主体のアメリカン・ロック・アルバム。個人的にはあまり惹かれる世界ではないですが、聴いてみると結構ノッてしまうもんでこれが。ヴァン・ダイク・パークスが『ディスカヴァー・アメリカ』でカヴァーしていたタイトル曲が印象的。
- アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン 『マレディクション』 ('93) CD \1,134
・・・帯には“『タブラ・ラサ』と対をなすニュー・アルバム”などと書いてありますが、『タブラ・ラサ』は聴いてないので何を言えば良いのやら。でも、「花」て曲が4ヴァージョン、あと他に4曲入ってて31分ちょっと。ミニ・アルバムみたいなもんですかね。「花」は仏語・英語・日本語・独語の4ヴァージョン。もともと陰鬱な曲調なので、続けて聴くとイヤになります。他の曲も大したことないし、単なる『タブラ・ラサ』のボツテイクを集めただけじゃないかしら。それぐらい低調です。
で、夜8時ごろになったら、昨日Amazonに注文したブツが早くも到着。色々来るな。ウキュ♪
- TALKING HEADS 『ONCE IN A LIFETIME (BOXED
SET)』 ('03) 3CD+DVD \6,605
・・・お店で扱いに困りそうな、横長のトーキング・ヘッズ・ベストCD+DVDボックス。開くと、80ページに及ぶ本になってます(ページも横長)。写真も豊富。3枚のCDは、選曲に関してはバーン本人曰く「入門編」ということらしく、未発表トラックは5曲と控えめ。代表曲を満遍なく楽しめます。以前出てたベスト『サンド・イン・ザ・ヴァセリン』にも入ってた初期の曲も入ってます。もちろんリマスタリング。どうしても3枚のうち、1・2枚目の方が愛着があるかな。後期のは、曲名見てもどんな曲だったか浮かんでこないのが多い。聴くとイイなぁと思ったりするんですけど。DVDは、以前出てたクリップ集『ストーリーテリング・ジャイアント』に、『ネイキッド』時代の3曲を追加したもの。しかし、一番古いPVが『リメイン・イン・ライト』の頃ので、1st〜3rdの時期のPVってなかったのかしら。今回初めて見たのがほとんどですが、「ONCE IN A LIFETIME」は、YMO「体操」に影響を与えた(?)と思しき映像(曲そのものも…)。というか、このバーンの痙攣したような動きは、教授の「ADELIC PENGUINS」のPVの方に影響与えてるかも。あと「LOVE FOR SALE」は、映画『デヴィッド・バーンのトゥルー・ストーリー』に出てきたのと同じで、チョコまみれになるメンバーが見れます。金かかってる「BLIND」もインパクトある。「ROAD TO NOWHERE」はバカバカしくて笑えます。どのPVも、メンバー無表情で直立だったり動きがメカニックで、妙にテクノなんだよなー。そこがイイ。
<01/02/04> (金)
あけおめことよろ。ましてでとうしもしく。そういうわけで2004年です。でも正月らしいことは何ひとつしてないので、普段と変わらないのねんのねん。で、昨日だか大晦日だかの新聞の広告に、「ヴァージンメガストア閉店セール」だのなんだのと載ってたので、新宿へ行ってきました。久方ぶりのレコハンです。電車に乗るのは、なんと9ヶ月ぶり。正直、新宿メガストアは、丸井の地下にあったときは常連だったんですけど、移転してからは開店したとき来たきりで、今回が2度目。だって、駅のすぐ近くにタワレコがあるんですもの。で、行ってみました。3枚以上買うと全商品70%オフになるという。ワォ♪
さぞや大混雑か?と思いきや、行ってみるとこれが。妙に閑散としてまして。活気がない〜。ま、逆に探しやすいわけですが。
- FUMIYA TANAKA 『UNKNOWN POSSIBILITY vol.2』
('01) CD \745
・・・Tresorからリリースされた、ソロ名義のアルバム。いかにもTresorらしい、モワッとしたミニマルなトラックもあり、ジェフ・ミルズばりのバキバキ・トラックもありますが、コンガらしきパーカッションを軸にマッタリと進行していくトラックなど、全体的にはマッタリ感強し。正直言うと、やっぱりDJ
MIX系の方が好きだなぁ。
- MASH'TA 『70'S ZEN MANIFESTO』
('02) CD \745
・・・クラブ・ミュージックのコーナーで大量にあったCD。ジャケは着物を着た女性の古めかしい写真(なぜか足元にペンギンの人形)。曲名を見ると、「the
6th sensei」(6番目の先生?)だの「kodou gai
bei」(鼓動外米?)だの「belly dancer in kyoto」(京都の腹踊り?)だのとある。「お?
オリエンタルなエレクトロクラッシュ系か?」と思い購入。冒頭からサンプリングらしき日本語で「ましたましたました」と言っている。調べたら、どうやら「ありがとうございました」から取って「マシタ」という名前になったらしい。で、聴いてみると、エレクラではなくサンプリングを多用したちょっとコミカルなエレクトロニカ系。ベルギー出身のユニットだとか。ん、何回か聴いてると、かなりハマってくるんですなこれが。SUB ROSAのサブレーベル、Quatermassからのリリース。
- SPEEDY J 『A SHOCKING HOBBY』
('00) CD \714
・・・懐かしい名前。とは言え、ピート・ナムルックのFAXレーベルから出たJochem Paap名義のアンビエント・アルバムとかも買ってますが。前作『パブリック・エナジーNo.1』が、いきなりエイフェックスの影響モロ出しの、亜流っぽいサウンドになったので興味がなくなってたんですが、本作はまぁたしかにエイフェックスっぽい部分もありますけどそれも継承しつつ、パワーアップした(というかさらに狂った)印象。とにかく音がデカくて強烈。割れてます。テクノというよりインダストリアル。ここまで来ると、何かに似てるとか、もうどうでもよくなるわ。オウテカやマイク・パラディナス好きにもオススメできる、カオスな世界。NOVAMUTEからのリリース。
- V.A. 『リプロダクションズ(ヒューマン・リーグ・トリビュート)』
('01) CD \725
・・・タイトルどおりです。レディトロン、モーマス、ロイド・コール(なぜ?)、アルミナム・グループぐらいしか知らない。ヘタに軽めのトランスとかスーパーユーロビートみたいになってたらキツイな、と思ってたんですが、みんなちゃんと原曲の良さを活かしたエレポな仕上がりでなかなか聴けます。フィリップ・オーキーの歌い方にソックリな人も多くて微笑ましい。ま、メチャクチャいいのもなければ逆にクソなトラックもなく、その辺ちょっと印象薄なのが残念ですが。正直トリビュート盤とかリミックス盤って何回も聴かないけど。
- MARTIN REV 『STRANGEWORLD』 ('00) CD \745
・・・これは嬉しい。スーサイドのレヴ様のソロ・アルバムです。まるで風呂場の鼻歌のような、リバーブかけすぎのヴォーカルで、しかも音程が不安定。ほろ酔い加減て感じでグーです。バックのサウンドもリバーブびしばし。これをサイケと言っていいものかどうか微妙ですが。「SPLINTERS」なんかはリズムだけの曲で、しかもエコーがんがんだもんでワケわからなくなってます。あと「ロコモーション」みたいなメロディーの、オールディーズ調のも何曲かあるぞ。しかし、この洗練されなさというか変わらなさ。好きだなぁ。
- PAN SONIC 『A』 ('99) CD \714
・・・おそらく3rd。ジャケのデザインも以前と変わらないシンプルな感じですが、音の方はだんだんとわかりやすくなってきているというか、聴きやすくはなってきている気がします。逆に昔ほど「おぉ!」とか「面白い〜」と思う瞬間はなくなってきている気もしないでもないですが。ラストの「VOIMA」は、ちょっとインダストリアルな音でカッコイイ。「SARMAYS」のノイズは、叫び声みたいでコワイよ。
- PAN SONIC 『AALTOPIIRI』 ('01) CD \714
・・・こちらは4th。徐々にノイズ/インダストリアル系の音が多くなってきてる気がする。初期は、隙間が多くてヘッドフォンで聴かないと「…無音なのか?」と思うような曲もあったのに、轟音やドローンが多くて隙間がなくなってきてます。「KONE」なんかはメタリックな音でノレるし、すごくカッコイイ。初期PAN(A)SONICのイメージからは遠いかもしれんが。
- PORTER RICKS:TECHNO ANIMAL 『SYMBIOTICS』
('99) CD \714
・・・E.A.R.のアルバムにも参加していた、ベーシック・チャンネル系のダウナーな音を出すPORTER RICKSと、たしか元ナパーム・デスのメンバーがいるらしいTECHNO ANIMALというユニットの共作。TECHNO ANIMAL(それにしてもダサい名前)の方は、以前聞いた曲はなんだかイケイケだったような記憶しかないので、こりゃ水と油かなと思ってたんですが、やっぱりべーチャン色は強い。ダビーでヘビーな音です。でも7曲目「ionic」は、Sketch Showがライブで披露した「Zoetrope」と、たしか'98年のライブでクラフトワークが披露した新曲(のうちのどれか)を合体させたような4つ打ちの曲。ま、「よくある曲」と言われればそれまでなんスけど。
- HAKAN LIDBO 『SEXY ROBOT』 ('03) CD \809
・・・四方さんがAAJのSEXYジャケ・ページで紹介していたCD。てっきりエレクラ系の新人かと思っていたら、'81年から'84年の作品集なのだそうな。ジャケやアルバム・タイトルからしてかなり期待してましたが、曲名も「Disco
Macho」、「Synthe Noir」、「21st Century
Boys And Girls」などと、かなりの近未来感でニヤけまくり。サウンドは、予想通り全編ヴォコーダーばりばり、シンべビキビキのエレクトロでこりゃ当たり〜。エレクラの新譜、といわれても納得してしまうほど古臭くない音なのには驚き。ジョルジオ・モロダーやパトリック・コウリーあたりの影響は強いかも。あと、最近で言えばDr.SHINGOとか好きな人はハマるでしょう。なお、ここのページでインタビューが読めます。
- V.A. 『SUBMERGE〜DEPTH CHARGE 5/THE
DEFINITIVE DETROIT TECHNO COMPILATION SERIES』
('02) CD \777
・・・URのマッド・マイクのレーベルのコンピの第5弾で、DJ DEXによるノンストップ・ミックス。全体的にいくらかエレクトロ寄りで、聴きやすい。でも、中でもBJ for UR「TIMELINE」は、デリック・メイの名曲「STRINGS OF LIFE」を思わせるピアノのフレーズと、独特のモワーッとしたシンセ音がグッと来る、“いかにもデトロイト”な音で、本作中一番好き。
- VINCENT CLARKE & MARTYN WARE 『SPECTRUM
PURSUIT VEHICLE』 ('01) CD \714
・・・なぜかイレイジャーのヴィンス・クラークと、ヘヴン17のマーティン・ウェアによる共作が出ていたので購入。アルバム・タイトルは人形アニメ「キャプテンスカーレット」に出てきた戦闘車の名前(SPV)らしいんですが、全然戦闘のイメージのかけらもないアンビエント作。イレイジャー色もヘヴン色もゼロ。もちろん歌ものナシ。鳥のさえずりや水の流れる音など、SEを多用したサウンドは、サン・エレクトリックの『30.7.94ライヴ』を思わせる深遠さ&うららかさ。古くはタンジェリン・ドリームやピンク・フロイド、それからジ・オーブあたりもやってたことで特に新味はないですが、音そのものはかなりイイ。しかしこのメンツでこれ買って、で聴いて喜ぶ人はどの程度いるんだろうか、という疑問も湧く。
- R_GORL 『FINAL METAL PRALINEES』
('99) CD \714
・・・DAFのロバート・ゴール、現時点での最新ソロ。これは、定価でも買おうかと思ってたので、安く買えて嬉しい。HMVではまだ買えるみたいですが、Amazonだと在庫切れになっててちょっと怪しい。ジャケに、思いっきり“KORG MS-20”とか、CDのレーベルにも“KORG ANALOG SEQUENCER”とか書かれてますけど。音はいわゆるミニマル・テクノですが、前作『SEX
DROPS』に比べ爆音度は低め。ジェフ・ミルズ〜サージョン色も抑えめです。ゲーム・ミュージックみたいな「Las
Vegas Cowboy」が面白い。個人的には前作の方が好きですが、これならロバート単独でWIREとか出ても面白いかもしんない。
<番外編〜PC不調時の買ったモノ>
以下、yahoo!オークションにて。ヤフオクは落札記録が残ってるので、アクセスすれば何をいくらでいつ買ったのか判明するので助かります。
- ABC 『アブラカダブラ』 ('91)
CD \350
・・・ABC全作品中、これだけは持ってなかったので嬉しい。EMI移籍第1弾で、プロデュースはティアーズ・フォー・ティアーズなどを手掛けたDave Bascombe。サウンドの傾向としては前作『UP』の延長線上にある、ハネるリズム主体のハウスな歌モノ中心ですが、本作の方が断然良い。細部が凝ってて奥行きのある音作りが気持ちイイ〜。特に「愛は勝つもの(Love
Conquers All)」はPVも素晴らしかった名曲。ゲストのフィル・マンザネラのギターも聴きモノです。しかし、これじゃホントにロキシーそのままですな。
- 1-A ドュッセルドルフ 『ピラミッドブラウ』 ('03)
CD \1,200
・・・トマス・ディンガーが亡くなってしまったため、相棒だったニルス・クリスチャンセンと、“ラ!ノイ?”のヴィクトリア、シュテファン・ドムニヒの3人によって制作された追悼盤。でも全然しめっぽくはなく、1-Aらしいテロ〜ンとした仕上がり。ヴィクトリアのヴォーカルは、ほとんどお経のようです。でもトマスがいない分、妙に整合感があったりしてこれが。スカスカな感じもしますが。やはりあのヘロヘロなギターはトマスだったんか。しかし、49歳で死ぬなんて早すぎるわな。合掌。
- バナナラマ 『WOW!』 ('87) CD
\1,200
・・・やっぱ世間的には代表作と言えばこれなのかな。SAW節全開です。「アイ・ハード・ア・ルーマー」、「ラヴ・イン・ザ・ファースト・ディグリー」収録。しかしそういったヒット曲以外にも、初期のマドンナを思わせるマイナー調ポップ「バッド・フォー・ミー」や、シーサイドちっくな「ワンス・イン・ザ・ライフタイム」など佳曲が多い。シボーン脱退後にシングルにもなった「アイ・ウォント・ユー・バック」の、どんどん展開するメロディーは秀逸。
以下は、三鷹の「パレード」で購入したもの。
- ALPHAVILLE 「FOREVER YOUNG〜SPECIAL DANCE
VERSION 6:06」 ('84) 12"
\200
・・・1stアルバムのタイトル曲。12インチのロング・ヴァージョンですが、日本盤では7インチ(邦題「フォレヴァー・ヤング」)のA面に、この12インチ・ヴァージョンがそのまま入ってました。でB面にはオリジナル・ヴァージョンが入ってました。この12インチもB面にオリジナルが入ってますが、それと「WELCOME
TO THE SUN」という、エレポでもなんでもないスローな曲が入ってます。「フォレヴァー・ヤング」自体は、可も不可もない直球エレポ。まぁ好きなんですけど、何かもひとつ足りない気もする。
- アルファヴィル 『サルヴェイション』 ('97) CD
・・・なぜか出ていた日本盤。一人脱退したようで、メンバーが二人になっちゃってます。冒頭、スローで雄大なメロディーの曲。「おぉ、いつもの感じ」とニヤニヤしていたら、何曲かでは、かなり下品なレイヴ・ミュージックばりの4つ打ちが出てきて唖然。特に「コントロール」は最悪です。'97年にもなってこのジュリアナちっくなセンスはなんじゃい。しかし、「フレイム」あたりはイイ。ちょっとヴォーカルが高域になると、かなりa〜haしちゃってますが。全体的には『ブレステイキング・ブルー』のような“作り込んだ感”とは程遠い印象のアルバム。脱退したリッキー・エコーレットが抜けた穴は大きかった、てことか。
以下は、HARD OFFにて。
- THE DODGERS 『LOVE ON THE REBOUND』 ('78) LP
\105
・・・元バッドフィンガーのトム・エヴァンスが、バンド脱退後結成したバンドだそうな。ただし、トムはシングル数枚のみに参加後、再編バッドフィンガーのためこちらを脱退。途中まで制作されていたこの1stは、トムのヴォーカルを全部録り直して発売、と経歴だけ書くのだけでめんどくさいわ。でも、内容はグンバツ。A1のタイトル曲から、どこをどう聴いてもジェリーフィッシュ(って本末転倒ですが)。ビートリッシュでマッカートニッシュでパワーポップばりばりの快作です。特に、件のタイトル曲と「IT
WAS YOU」が好きだなぁ。あと、パイロットの「ディア・アーティスト」を思わせるスローな「MR.MUSIC」もグッと来る。ジャケはニッチぽくてダサダサですが、これはジェリフィ周辺が好きならチェックすべし。プロデューサーは、エアウェイブスなどを手掛けた、元スプリングのヴォーカルPat Moran。
- V.A. 『ヘブンリー・ボディーズ』 ('84) LP
\105
・・・「フラッシュダンス」の二番煎じB級映画のサントラ。しかも音楽総指揮をジョルジオ・モロダーが担当しているので何も言いたくなくなります。ただし、各曲のプロデュースはモロダーはやっておりません。注目は、スパークスが1曲新曲を提供していること。しかし、なんてこたぁない薄味のエレポで拍子抜け。この「薄味」な部分が、映画の内容に合わせたものだとしたら、相当な皮肉だが(ンなこたぁないか)。他、ボニー・ポインターが歌うタイトル曲は、どう聴いても“わらふぃ〜りん♪”と歌いたくなる既聴感がイカす。イイのはエレ・ファンクなダズ・バンドくらいかな。
その他いろいろ。新譜とか、どこで買ったか忘れたものなど。
- TUJIKO NORIKO 『FROM TOKYO TO NIAGARA』 ('03) CD
・・・レーベルをMegoからTomlabに移しての待望の新作。プロデュースが恩田晃で、バッファロー・ドーターの大野由美子やリョウ・アライなどが参加。それにしては音がシンプル。フワフワした“夢見る少女”的な童謡ちっくなメロディーはいつものままですが、ちょっと物足りない。『少女都市』や『ハードにさせて』で聴けた、狂ったようなシンセ・ノイズが恋しい。もうあの路線は終わりということですかな。ん〜。そうだとしたらちょっと寂しい。やっぱ本人がプロデュースした方がいいかも。
- リンダ・ホイル 『ピーセズ・オブ・ミー』 ('71/'03) CD
\2,600
・・・アフィ二ティーのヴォーカル、唯一のソロ。カヴァー曲(ローラ・二ーロなど)以外は、すべてリンダ・ホイル作詞、カール・ジェンキンス作曲によるオリジナル。今はアディエマスでニューエイジっちゃってるカールおじさんですが、本作ではニュークリアスのメンバーを引き連れて激シブなバカテクでバックを固めています。モロのブルースはちょっと苦手ですが、映画の挿入歌のような流麗なストリングス・アレンジが光る「フォー・マイ・ダーリン」あたりは特に秀逸。
- PALAIS SCHAUMBURG 『PALAIS SCHAUMBURG』 ('81/'02) CD
・・・実は、今回初めて聴きました。アナログは結構高くて…。デヴィッド・カニンガムのプロデュースによる1st。まったくもって、どうやったらこういう曲が書けるのか不思議。ギクシャクしてフニャフニャしたビート、メロディラインの不明瞭な歌、不協和音ぽいアレンジ。まぎれもなくドイッチュ。イカす。何曲かで聞かれるダブっぽい音処理は、初期キャバレー・ヴォルテールにも通じる感アリ。ただ、CVはシリアスな印象だけどこっちはもっとユーモラス。ぶんだばー。
- BEROSHIMA 『“BEST OF”COLLECTION-LIMITED
JAPAN EDITION』 ('02) 2CD
・・・ジャケに日本語で“日本完全独占限定盤”なんて書いてある、でも日本盤は出てないベスト盤。Disc1は、初期の曲中心で、今聴くとちょっと古臭い感じも。「そういえば昔、“べろしま”“ACID
ORANGE”って書かれた青色の12インチ買ったなぁ」なんて思い出したりして。卓球参加曲もアリ。Disc2はリミックス、ライヴ音源など。悪くないんですけど、この人の曲って展開がムリヤリ(というか唐突)だったり、1曲の中での展開が多すぎて「え?
いま何曲目?」て確認しちゃうことが多いんですのよ。
第92回
あけおめことよろ。ましてでとうしもしく。お久しぶしです。ポールです。
ずいぶん間が開いてしまいましたが、性懲りもなく再開させていただきます。間が開いた理由は、PC不調→修理→全データ消滅、というわけで、ため込んでた日記全4回分が
パー でござんすよあーた。そこでもう気力を失いまして。しばらくフテ寝していました。でももう、かなりよいほうになりましたので再開をいたそうと。しないと聴かないまま棚行きのレコが増えてしまうので。
で、PC不調時に買ってたレコたちは、いずれ別の形で紹介するつもりでおます。それでは。
<10/31/03 (金)>
月イチの通院日です。仕事の前にお茶の水へ。おクスリもらってから「ディスクユニオン神保町店」へ寄り道。
- AMON DUUL U 『AMON DUUL PLAY PHALLUS
DEI』 ('03) DVD \3,139
・・・こりゃ驚き。アモン・デュールUのDVDですよ。普通のCDと同じ大きさ(デジパック)だし、ジャケも1stとほとんど変わらないから分からなかった。内容は、タイトルどおり1st『PHALLUS
DEI』のタイトル曲のみ(24分ほど)の映像を収録。朝陽が昇る映像や、電車の中から撮ったと思しき草原の風景など、ムダなイメージ映像も多い。バンドの映像部分は、固定カメラでサイケな照明と共に演奏シーンのみを撮影。アルバムのとヴァージョンが同じとは思えないんですが、どうも手パクっぽい(声が聞こえてからマイクに向かったり)。そんなことはともかく、若いレナーテが見れるだけで買い。別にアップになったりはしないんですが、ロングヘアーにお嬢様っぽい服装で、歌ったりタンバリン叩いたりしてます。今見ると、中島美嘉みたいだ。ま、編成的にはジェファーソン・エアプレインなんですけどね。あと、“Album History”ちゅー映像も入ってます。ジャケ写と曲の抜粋。どのアルバムまで紹介されてるかは、見てのお楽しみ(たぶんガッカリ)。
<11/26/03 (水)>
仕事が終わってから、「ディスクユニオン北浦和店」へ。年末から年明けにかけてやたら再発が出る。出費がかさむのになぜか嬉しい。
- スケッチ・ショウ 『ループホール』 ('03)
CD \3,059
・・・待望の新作。教授ももちろん参加。最初に一番印象に残ったのは、「WIPER」かな。いわゆる“グッと来る”感じ。好きです、これ。幸宏ソロっぽい「TRAUM 6.6」も好き。ただ、やっぱり四方さんと同じ意見なんですけど、『tronika』に入ってる曲は、こっちには入れる必要ないんじゃないかと。あとオリジナル・アルバムにリミックス入れちゃう、てのはどうかと。その点ぐらいですね。不満は。まぁしかし、YMOヲタとしては、こうしてあまり間隔を開けずにお二人の新譜が聴けることを、いい時代だ〜と思いつつ、噛みしめるように聴いてます。いやホントに。 まぁでもこのアルバム、繰り返し聴いても飽きないな。地味ながらもなにげに名盤の予感。このアルバム聴いてから、あんまり好きじゃなかったムームとかラリ・プナとかのアルバムを聴くと、すごく良く思えるのは何故なんでしょ。
- スネークマン・ショー 『スネークマン・ショー』 ('81/'03)
CD \2,310
・・・紙ジャケ再発4枚。いや〜、通して聴くのは久しぶりだ。しかし、「ワンワンばかばか」と「ちょっと聞いてくれよみんなぁああ」は何回聴いても笑える。「はい、菊地です」の一部分、何回聴いても何言ってるかわからなかった部分があるんですが、あれ「イギリスと戦争するつもりですか」って言ってたのか(単行本で初めてわかった)。それにしても、「急いで口で吸え」は何度聴いても謎だ。それ以上に謎なのは、ライナーにSpecial
thanksとして笑顔の写真まで載ってる“LEO”という名のガキんちょ。謎だ。
- スネークマン・ショー 『死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対』 ('81/'03)
CD \2,310
・・・これは発売当時、あまり好きじゃなかったアルバム。それは単に、YMOファミリーの曲が減っていたからなんですが。リップ・リグだの、メロンのバックがB-52'sだとかブリューだとか、まったく分からなかったわけですし。ただTHE SPOILの曲は、当時も今も全然好きじゃない。当時「変な曲…」としか思わなかった「BUNGA DAHLIA」が、ものすごくいい曲だと思えるのは何故。あと、一番大きいのはホルチューの「ペルシアン・ラヴ」ですね。これがなけりゃ中学・高校のときにジャーマン・ロックのレコを捜し歩いたりすることはなかったわけで。ギャグは、エロねたは今聴くとかなり恥ずかしいものがあるな。
- スネークマン・ショー 『スネークマン・ショー海賊盤』 ('81/'03)
CD \2,310
・・・とってつけたような「YMOメドレー」以外は全部ギャグ。ま、「ロックンロール・メドレー」もありますが。発売当時、吉祥寺の方に“ダビング屋”というのがありまして、と言ってもそういう店名だったかは不明ですが、店に置いてあるカセットを高速ダビングしてその場で売ってくれる、という店で。テープのあまった部分は切ってました。そこでダビってもらったテープがこれでした。当時も今も、ゴルフのギャグと「みちこさんさちおさん」、あと「第一種接近遭遇とは」は、どこで笑えばいいのかさっぱり。「…死んでるんじゃないでしょうか」は好きですが。うしろの方にうっすらとスタッフらしき人の笑い声が聞こえてますけど。
- スネークマン・ショー 『ピテカントロプスの逆襲』 ('83/'03)
CD \2,310
・・・これはスネークマン・ショーのアルバムと言うよりは、メロンとウォーターメロンのライヴ盤。+ギャグ。正直、ギャグはエロネタばっかりでトゥーマッチ。先が読めちゃうのが多いし(海賊盤に入ってたのも入ってる)。それに、普通のライヴ盤として出した方が良かったんじゃないの?とさえ思う瞬間もチラホラと。だって「TRANCE
DANCE〜」(リン・ドラムにテクノを感じる)とかカッコイイのにさ。色々横やり入ってくるし。あとアルファ盤と同じく、「FLY
ME〜」で、歌の部分では“FUCK”(あと何故か“SEX”までも)にピー音入ってんのに、間奏のインタビュー部分ではちゃんとピー音なしで“FUCK”って言ってんだよな。なんなんだろこれ。替え歌はいかん、ということかな。クレームでも来たんだろうか。
- ジャパン 『孤独な影』 ('80/'03)
CD \2,548
・・・リマスター再発。でも紙ジャケではなく、輸入盤に帯と解説つけたCCCDですが。でも個人的には、今のところCCCDだからと言って問題はないし、普通に聴けるので抵抗ないんスよ。PCではCD聴かないし。で、本作は、個人的にはJAPAN全作の中で一番好き。もちろん教授が参加してる曲も好きですが、なんつっても「メソッズ・オブ・ダンス」。これよ。これは何度聴いてもシビれる。あと、ボーナス・トラックの「テイキング・アイランズ〜(スティーヴ・ナイ・リミックス)」は、日記の第84回分で紹介したベスト盤に入ってたのと同テイクでした。
- ジャパン 『錻力の太鼓』 ('81/'03)
2CD \2,600
・・・こちらもリマスター再発。なぜか2枚組。ボーナス・ディスクにはヴァージョン違いを4曲収録。『ナイトポーター』とかあの辺に入ってた、オリジナルと大差ないやつです。しょーもな。分ける必要ないじゃん。映像でも入ってるのかと思った。あと、写真集もついてます。なぜかツッチー昌巳が単独で写ってるページもあったりする。裏ジャケも5人で写ってるけど(逆光で顔はわからず)、ライヴには参加したけどこのアルバムはツッチー関係ないのに。
<12/03/03 (水)>
仕事が終わってから、「ディスクユニオン北浦和店」へ。あと「ユーロ・ロック・プレス」も購入。そのあと、仕事場で友人と話題になった、浦和の「大勝軒」に行ってみる。テレビなどでも有名な、東池袋の同名店の暖簾わけ。ん〜。なかなか美味い。
- ゲルニカ 『IN MEMORIA FUTURI』 ('02)
3CD \4,200
・・・これは買い逃してたので、見つけて即買い。アルバム3枚にデモ音源、ライヴ音源等を加えた3枚組。初回は箱入りだっそうですが、僕チンのはプラケ(後で知った)。
Disc1は名盤1st『改造への躍動』。上野士によるライナー見て驚いたんですが、上野氏は20代前半でこれらの曲を書き上げたのか…。スゴイな。それよりスゴイのは、20代半ばにして“築こう明日を 焼け跡に”なんて詞を書いた太田氏。絶句。『音版ビックリハウス』の「夢の端々」も収録してほしかった。
Disc2『新世紀への運河』は、今回初めて聴きました。1stと比較するとどうしても、サウンド的に面白味がなくなってるのが残念。曲自体はゲルニカらしさを保ってるものの。あと、曲によって戸川嬢の歌い方にヤプーズ的なモノを感じるのでどうも違和感が(「クラウド9」とか)。ハルメンズのカヴァー「パノラマ・アワー」は嬉しい。
Disc3『電離層からの眼指し』は、CD EXTRA仕様。これは当時レンタルして聴いてました。2ndよりも荘厳で静謐な、じっくり聴かせるタイプの曲が並ぶ良盤。特に「来たれ死よ」は名曲。CD
EXTRAはライブ1曲だけ。しかも'88年。初期のが見たかったな。
<12/06/03 (土)>
平沢進ファン・クラブ「GRREN NERVE」から、4日にオーダーしたDVD2枚が早くも到着。実はもう会員の期限が切れていたんですが、2枚のうち片方は会員限定販売だというので、またお金を振り込んで会員継続。2枚で送料\622。
- 平沢 進 『LIMBO-54〜Interactive Live
Show 2003』 ('03) DVD \7,350
・・・'03年5月のインタラ・ライヴを収録した、2時間もある大作DVD。相変わらず“ナノ重複”だの“ボワファイ”だの“梵クラフト”だのと、ヒラサワ語がテンコ盛りで、解説等を熟読しないと分かりづらいストーリーなんですけど。しかし、今まで何作かインタラの映像がリリースされてますが、本作がベストでしょう。CGもすごいし、見せ場もいっぱいある。デストロイ・ギター(ギターひざ蹴り)もあるし、ヒラサワが“GREEN-LIMBO”という奇っ怪な形の自転車で登場するし。観客が一致団結して盛りあがる“しるしを共鳴台にセットする作業”(つっても何のことだかわからんでしょーが)は、何回見てもドキドキ。成功すれば感動。曲では、オリジナル・アルバム未収録(『ベルセルク』ゲーム版のサントラに入ってるらしい)の「INDRA」のハイトーン・ヴォイスに感動。名曲です。ラストも映画みたいで感動的。インタラ未経験の人はこのDVDから見ることをオススメします。
- 平沢 進 『SIM CITY〜INTERACTIVE LIVE
SHOW 1995』 ('03) DVD \5,000
・・・こちらが会員限定販売のDVDで、'95年のインタラ・ライヴ。もともとファンクラブ・オンリーで販売されていたVHSをそのままDVD化したもので、ボーナス映像もなしだし、チャプターによる選曲もできないのはキツイ。画像自体も、そんなにクリアーとは言えず。内容は、まぁファンならそれなりに楽しめるのかと。個人的には「月の影」とか「Colony」あたりは、ちょっと退屈だが。ラスト、アンコールの際にする客を突き放したMCは、いかにもこの人らしくて爆笑(一回引っ込むし)。ホントに変な人です。
で、上の2枚と同時に、同じく4日に@TOWER.JPにオーダーしていたCDも到着。本当は3枚オーダーしたのに、うち1枚は「製造中止」で、もう1枚は「オーダー内容の変更(弊社理由によるキャンセル)」(意味がよくわからん)でキャンセル。怒。しかもいまだにその2枚ともリストから削除してないし。
- ARDITTI STRING QUARTET 『BRIAN FERNEYHOYGH
1』 ('94) CD \2,390
・・・ブライアン・ファニホウは、1943年生まれのイギリスの作曲家。いつも眉間にシワを寄せ、不敵なツラ構えをしたコワモテのオッサンです。本作は、ファニホウの4作品をアルディッティ弦楽四重奏団が演奏したもの。ほとんどの曲が、ずっと休符が続いたあと、いきなり“ギャン!!”とアクセント付き(「>」←の記号ね)の8分音符が来るような、なんともヒステリックな曲が多い。あとやたら早弾きしたり、ピチカート奏法も多用。忙しい。ピチカートの部分は、打楽器の代用にも聞こえて面白い。譜面を見たくなるような曲ばかり。
<12/09/03 (火)>
月に一度の通院日です。仕事の前に、御茶ノ水の病院までバイクでかっとび。診てもらったあと、「ディスクユニオンお茶の水クラシック館」へ。最近なぜかクラシックが聴きたい気分なのれす。
- ダニエル・バレンボイム(p)/ウィーン・アカデミー室内合唱団/ラースロー・ショモジ指揮 『ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番、合唱幻想曲』 ('03) CD \1,365
・・・この曲は、むかし教授が「中1のときに聴いて、感動して真似たような曲を書いた」と言ってたので、ずっと聴きたかった曲です。すんませんね、YMOヲタで。まぁでも、個人的にはベートーベンはあまり好きになれないな。劇的なメロドラマ(それこそスネークマンショーの“みちこさん”“さちおさん”みたいな)のバックに流れるような、大仰な曲調が暑苦しく感じるときが多々ありまして。そういう意味では、静かで厳かな第2楽章は落ち着いて聴いていられます。
- ドラティ指揮/デトロイト交響楽団 『ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」「ぺトルーシュカ」(1947年版)』 ('87/'93) CD \630
・・・「春の祭典」は好きな曲で、このCDで何枚目だろう。ドラエティという指揮者についてはよく知りませんが、やっぱり良いですね〜。なんだか冒険映画のサントラかと思うような、パーカッシブな血湧き肉踊る音楽。生で聴いてみたい。「ぺトルーシュカ」は、反してちょっとロマンチック。でもこっちでも血湧き肉踊る。ストヴィンちゃんイカすぜ。
- ピエール・ブーレーズ指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 『ブーレーズ/ボレロ〜ラヴェル管弦楽作品集』 ('94) CD \1,260
・・・'93年の録音。「マ・メール・ロワ」、「スペイン狂詩曲」、「海原の小舟」、「道化師の朝の歌」、「ボレロ」を収録。「道化師〜」は、“カルメン”な印象の、おぼえやすいメロディーが好き。期待の「ボレロ」は、どうもリズムの揺れが気になる。だんだんクレッシェンドしていく様は興奮モノで、この曲は、「後半音がデカくなればなるほどいい」と思ってるんですが。で、その点はいいんですけど、ラスト。キメの部分でもいまいち揃ってない〜。残念。これにはかなりガッカリです。
- ブーレーズ指揮/アンサンブル・アンテルコンタンポラン 『ブーレーズ:ピアノ・ソナタ第1番〜自選作品集』 ('91/'03) CD \1,260
・・・ブーレーズの自作自演集。「フルートとピアノのためのソナチネ」は、あまりにも予想通りの展開でつまんないですが、「ピアノ・ソナタ第1番」の「アセ・ラルジュ」のピアノが最高。ドガガガガ♪と、和音のまま鍵盤を上下とびはねて叩きつけるかのように弾くピアノのフレーズは、真似したくても出来そうもないカッコ良さ。人間シーケンサーって感じだわ。あと、フルートの音を電気処理した「二重の影の対話」は、かなりイカれてる。
- ジーン・カースティン 『ジョン・ケージ:鍵盤楽器のための音楽
1935-1948』 ('70/'02) 2CD \3,150
・・・'69年の録音。2枚組で、普通のピアノ曲とプリペアド・ピアノ、それとオモチャのピアノを使った曲を収録。普通のピアノの曲は、ほとんど和音が出てこない、単旋律の曲が多く、一聴した感じは「…簡単そう」てとこで、いまいち。反してプリペアド・ピアノの曲はむちゃくちゃオモロイ。「バッカナール」とか、ほとんどガムランちっく。「ピンぽけの源」なんかは、能とか歌舞伎のテイストを感じるし、「マルセル・デュシャンのための音楽」は、弦楽器の音に聞こえる。
で、仕事が終わって帰宅したら、GEMMでオーダーしたCDが到着。アメリカのLAKESHORE'S ALTERNATIVEMUSIC.COMというところ。6日にオーダーしたのに、たった3日で着いた。早ぇ。こうでなくちゃだわ。
- GARY NUMAN 『MUTATE』 ('03) 2CD+DVD $25.49
・・・アルバム『HYBRID』に、DVDがボーナス・ディスクとして付いた、ナンバー入りの限定盤。Amazonとタワレコでもオーダーしたものの、限定盤のためキャンセルされてしまい、GEMMを利用。ゲリマンは、必ずアルバムが出たあとに何かを追加して限定盤を出すのが常です。でも『HYBRID』は再録曲中心の企画盤だったので、まさかこんなのが出るとは思わなかった…。ゲリマン商法極まれり(でも買う)。DVDは、最近のPV3曲とテレビ出演時のライヴ2曲、オーディオ8曲(静止画)という中途半端さ。PVは、地下道とか夜が舞台で、とにかく暗く病人のように歌うゲリマン様がイカす。黒のロングコートだし。
<12/20/03 (土)>
仕事が終わって、そのまま「ディスクユニオン北浦和店」へ直行。そのあと「書楽」というデッかい本屋に。毎月20日前後は「ストレンジ・デイズ」や「CDジャーナル」、「ミュージック・マガジン」等で、買いたい雑誌がいっぱいあるのでその辺も一緒に。「ロック画報」のティン・パン・アレー特集号と、ストレンジ・デイズ別冊の「ブリティッシュ・フォーク&トラッド・ロック」、スネークマン・ショーの本「これ、なんですか?」も購入。…どれから手をつけたらいいものか。しかし、小林克也がカワムラ・リュウイチだったとは知りませんでした。あと「ラーメンマップ埼玉7」も買いました。食べ歩きしよっと♪
- ザ・フィクス 『Ink.』 ('91) CD \252
・・・ルパート・ハインのもとを離れ、全13曲中10曲をウィリアム・ウィットマンがプロデュースしたアルバム。そのため、サウンド面での面白さは減りましたが、思ったほど変わってない。全編フィクス節で安心して聴けるなかなかの力作。張り上げるような歌い方と、大仰でハデなサウンド。カックイー。なお、ルパート・ハインがプロデュースした曲も1曲だけ入ってますが、本作のためにレコーディングされたものかは謎です。でも、ハインらしきコーラスが聞こえてくるとやっぱり燃えますね。
- ロバート・パーマー 『ダブル・ファン』 ('78/'87) CD \525
・・・4作目。代表曲でもある「愛しき人々(Every
Kinda People)」を収録。これ、アンディ・フレイザー(元フリー)の書いた曲だったんですね。スティール・ドラムが何ともイイです。他、R&Bやソウル系の曲が中心ですが、特別泥臭くなく、オサレな仕上がり。キンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」もカヴァーしてますが、これがまたスローで横ノリなソウル系のアレンジになってて、原曲とは全然違っててオモロイ。
- ロバート・パーマー 『リズム&ブルース』 ('98) CD \840
・・・で、こちらはソニー移籍第1弾の'98年作。タイトルから想像するに、ルーツに根ざした泥臭い感じの音かと思ってたら…。全編打ち込みで、キラキラしたシンセ音が似合わな〜い。前作にあったハードロック色はなくなり、曲自体はタイトル通りの感じでいいのに、なんでバンドでやらないのさ。なんだかFMラジオ向けの軽めなポップスって感じで残念。トッド・ラングレンの近作に通じるガッカリ感でした。
<12/22/03 (月)>
yahoo!オークションにて落札。競争相手はゼロ。
- バナナラマ 『ヴィーナス〜バナナラマ・3』 ('86) CD \1,200(+送料\200)
・・・消費税がなかった頃にリリースされた旧規格盤で、当時の定価は\3,300。帯もシール状になっててプラケにベタッと貼りついてます。アナログでは持ってますが、やはりバナナラマ・ファンとしては色々集めたい年頃でして。ストック・エイトケン・ウォーターマン(SAW)がプロデュースしてるのは2曲だけで、全体的にはプレ・ユーロビート的。ただ歌わされてるだけ、みたいな曲もチラホラと。そんな中ではやはりSAWが手掛けた2曲が光る。そのうちの1曲、「モア・ザン・フィジカル」はバナナラマ全曲中、個人的にはベスト3に入るほど好きな曲。でも、アルバムのヴァージョンは、派手なシングル・ヴァージョンと違ってストイックなアレンジ。こちらもまたオツなもんです。
第91回
<08/04/03 (月)>
仕事が終わってから、「HARD OFF大泉学園店」へ。1時間ちょっとかかりました(例の如く迷ったし)。インターチェンジの近くにあって、結構大きな店構え。1階はハード・オフではなくオフハウス。2階がハード・オフで、広くてキレイ。ジャンル分けも「PUNK/NEW
WAVE」とか「AMERICAN ROCK」とかちゃんとしてある。となると逆に、あまり掘り出し物は望めないわけで。
- TALKING HEADS 「ROAD TO NOWHERE」
('85) 12" \504
・・・アルバム『リトル・クリーチャーズ』収録曲。12インチながらA面は4分19秒。B面は「Television
Man」のExtended Mix。いわゆる引き伸ばし。
- TALKING HEADS 「WILD WILD LIFE」
('86) 12" \294
・・・A面はExtended Mix。でも、はっきり言ってリミックスして面白くなるような曲とも思えないバンド・サウンドの曲だし、B2に入ってるLP
Versionの方が全然イイ。聴いてて楽しくなってくるイイ曲だわ。わ〜〜いわ〜〜いらい♪
B1は「People Like Us」のMovie Version。牧歌的。
- THE B-52's 「LOVE SHACK」 ('89) 12"
\294
・・・これは大好きな曲。4ヴァージョン(12"Remix,
12" Instrumental, 12" Mix, Big
Radio Mix)と、「Channel Z」の12" Rock
Mixの全5曲入り。どれも、原曲の歌部分だけを残して、バックを打ち込みにした感じ(でもテクノ度は低い)。オリジナルの、やたらキレのいいドラムが好きなので、これはちょっとあまり好きになれないリミックス。
- HEAVEN 17 「I'M YOUR MONEY」 ('81) 12"
\294
・・・アルバム未収録のシングル。でもベストCD『高揚』には入ってましたけどね。ドッテケドッテケ♪ちゅーYMOちっくなリズムでテクノ度高し。でもずいぶんモッサリ聴こえるのも事実。B面「ARE
EVERYTHING」はなぜかピート・シェリーの作。レーベルに“From the forthcoming album
'Music of Quality and DIstinction(B.E.F.の『ポップス黄金狂時代』のこと)''”なんて書かれてますが、あれには収録されてませんでしたが。
- ABC 「THAT WAS THEN BUT THIS IS NOW」
('83) 12" \294
・・・ジャケ下に“THIS RECORD IS EXACTLY
THE SAME AS 7"VERSION. THE CHOICE
IS
YOURS”と書かれているとおり、7インチ・ヴァージョン(およびアルバム・ヴァージョン)とまったく同じヴァージョンを収録した12インチ。リリース意図不明。B面の「VERTIGO」も同様。
- ABC 「OCEAN BLUE」 ('85) 12"
\294
・・・A1はAtlantic Mix。ちょっと笑ってしまうドモリング多用のリミックス。A2は「Tower
of London」。何にも書いてないのでアルバム・ヴァージョンかと思ったらリミックス・インストという感じ。B1は「Be
Near Me」のEcstasy Mix。これ、前に「Be
Near
Me」の12インチ買ったけど、そこに入ってたのと同じだ。使いまわしすな。B2は「Ocean
Blue」のPacific Mix。これはなかなか原曲を活かしたオサレなリミックス。どうでもいいですが、ジャケでMartin
Flyが両手を合わせているナ〜ム〜のポーズはビョークのようです。
- ABC 「ONE BETTER WORLD」 ('89) 12"
\294
・・・アルバム『UP』に先駆けてリリースされた12インチ。3曲全部タイトル曲の別ヴァージョン。A面はClub
Mix。でも、オリジナルと大差ないアレンジ。ロング・ヴァージョンちゅーとこでしょう。B1はGarage
Mix。これもほとんど変わってない…。B2はPercapella
Mix。Percussion+Acapella=Percapella? たしかに原曲のヴォーカル部分とパコパコ鳴ってるリズム部分を残したヴァージョン。意図がよくわからないんですけど。一瞬、突然音が途切れる部分があるけど、これは意図的?
- ABC 「THE REAL THING」 ('89) 12"
\294
・・・A1は「The Real Thing」のPickering-Park
Mix。リミキサー二人の名前です。これはカッコイイ。原曲自体好きですし。で、他の曲が『UP』からじゃないのが変な選曲の12インチで、まずA2は「When
Smokey Things」のThe Miami Mix。これも別の12インチで聴いたことあるな。B1は、なぜか「The
Look Of Love(Part 5)」。ほとんどカラオケに近いインストで面白味ナシ。B2は「Be
Near Me」のMunich Disco Mix。ほんと色々ヴァージョンあること。
- トンプソン・ツインズ 「ドクター!ドクター!」
('84) 7" \189
・・・アルバム『ホールド・ミー・ナウ』の冒頭を飾る曲。フ二ャッとしたブラス・シンセやシモンズなど、トンプソン・ツインズの他の曲に比べてエレポ色が濃い。B面「ナース・シャーク」は同曲をまったく別アレンジにした新録のインスト。他のシングルでもありましたが、このやり方は定番だったみたいですね。
- ティアーズ・フォー・フィアーズ 「ルール・ザ・ワールド」
('85) 7" \189
・・・オレ・タチ・T.F.F.。だそうで。思わずTIMの“命”とか思い出してしまいますが。今でもよくラジオで流れたりする名曲。B面「ファラオ」はインスト。TFFもシングルのB面はインストってパターンが多い。ワム!の場合はカラオケだが。
- カルチャー・クラブ 「ミステリー・ボーイ」
('82) 7" \189
・・・日本デビュー・シングル。これがほとんどデュランみたいなニューロマ・サウンドで、かなりイイ〜。サントリーのCMのために作ったという当時イギリス未発売だったシングルで、「なんだ、カルチャー・クラブってビッグ・イン・ジャパンだったのね」と再確認。B面「マーダー・ラップ・トラップ」もエレ度高いダブもの。
- リマール 「ネバーエンディング・ストーリーのテーマ」
('84) 7" \189
・・・正直聴き飽きた気もしますが、一応購入。B面はリマール無関係の、ジョルジオ・モロダー名義のインスト「象牙の塔」。シャッフル・ビートで、いかにもサントラっぽい曲。
- ブロンディ 「ハート・オブ・グラス」
('77) 7" \189
・・・先日のサマソニで来日し、色んな意味で貫禄十分だったデボラ様であります。これは「コール・ミー」の予告編みたいなサウンドのシングル。B面「射撃場の出来事」は、なんだか歌謡ロックみたいな、古くさい感じの曲。安西マリアあたりが歌ったら似合いそうな気が。
- a〜ha 「シャイン・オン・T.V.」
('85) 7" \294
・・1st収録曲中、「テイク・オン・ミー」と並んでトニマンがプロデュースしてない曲。ギャツビーのCMを思い出してしまう。B面「ドリフトウッド」はアルバム未収録曲。薄めのアレンジですが、いい曲。
- メン・アット・ワーク 「オーバーキル」
('83) 7" \189
・・・アルバム『カーゴ』収録曲。シンプルなアレンジだけど、ポップでいいメロディー。B面「マネーランズ・アウト」は、歌詞はタイトル連呼してるだけの、ほぼインスト。テンポ速。
- マドンナ 「ライク・ア・ヴァージン」
('84) 7" \294
・・・まぁ今さらですが…。つい買ってしまうな。B面は「ステイ」。このテのマイナー調シャッフル・ビートはイイね。
- MALCOLM McLAREN AND THE BOOTZILLA ORCHESTRA 「HOUSE
OF THE BLUE DANUBE」 ('89) 12"
\294
・・・アルバム『ワルツ・ダーリン』冒頭を飾る曲3ヴァージョン収録。アルバムもクソだと思ったけど、これも当然クソ。リミキサーとしてJustin Straussが関わってますが、なんとも中途半端な、何がやりたいんだかサッパリ分からない音。クラシックをサンプリングした、へなちょこハウスです。
- DRUM THEATRE 「HOME (IS WHERE THE HEART
IS)」 ('86) 12"
\105
・・・かなり前に12インチを紹介したことのある6人組。バンド名から想像されるとおり、ドラム(というかパーカッション)がドンガドンガやかましいエスニックな曲。ただメロディーは印象薄。B面「NOW
AND FOREVER」は、A面とは正反対な、叙情派サントラ的楽曲。プロデューサーとしてゲイリー・ランガンが参加。
- AZTEC CAMERA 「HOW MEN ARE」 ('87) 12"
\294
・・・これは当時プロモ・ビデオを録った記憶があるので、曲は覚えてました。何のアルバムに入ってたかなぁ。まぁ曲自体はアコースティックでサウンド的には面白味がないですが、和みます。A2「The
Red Flag」はトラディショナルのカヴァー。B面2曲はロスでのライヴ。
<08/06/03 (水)>
Sony Music Shopに、6月6日に予約しておいたCDが到着。
- YMO 『UCYMO PREMIUM』 ('03) 2CD
\21,000
・・・シャツ&バンダナ付きです。でも特に欲しいもんでもないけど。高すぎるし。教授監修、リマスターで音が良くなってます。特に「レココレ」の記事にも書いてありましたが、「CHAOS
PANIC」の細野さんのハミングには初めて気付いた。ビックリ。「恋人よ我に帰れ」は1分ほどでフェイド・アウト。なんでぇ。「ビハインド・ザ・マスク」のオリジナル・CMヴァージョンもフェイド・アウトで短めですが、まぁYMOヲタとしては一聴の価値アリ、て程度。あとブックレットは薄くて寂しい。「灰色の階段」とかなってるし。全体的には、YMOヲタとしての満足度は低め。教授がリマスターした、って部分だけにしか価値はないベスト盤。
<08/08/03 (金)>
今日は月に一度の通院日。ということで、仕事前にお茶の水へ。終わってから、「ディスクユニオン神保町店」へ。時間がなかったので、中古チェックはせず。YMOファミリー系紙ジャケ再発CDだけをゲット。
- 松武 秀樹 『デジタル・ムーン+謎の無限音階』
('78,'79/'03) CD \2,310
・・・おぉ。こんなのまでCD化するとは。もともとは“HIDEKI MATSUTAKE&K.I.Capsule”名義で出ていた、007関係の曲をカヴァーしたシンセもの。音がやたらイイです。他の松武氏が関わったシンセものに似た印象ですが、「女王陛下の007」とか、プレYMOっぽいサウンドもあってかなり楽しめる。「ゴールドフィンガー」の後半は、シーケンス+ドラム+ヴォコーダーで、モロにモロダーの「E=MC2」してて笑った。「謎の無限音階」は、音による錯覚で、「宇宙への出発(上昇音階)」はずっとドレミファソラシドを弾いてるんですが一向に音が高くならないというもの。「ワープ航法Part1(連続上昇音)」は、YMO「来たるべきもの」前半とまったく同じで、23年を経て初めてネタ元がわかったことが衝撃。
- LOGIC SYSTEM 『To・Gen・Kyo±1』
('91/'03) CD \2,310
・・・一部内容を変更しての再発。「コーヒー・ルンバ」のヴォーカルを、先日出たベスト盤に収録されていた「あの素晴らしい愛をもう一度」のカヴァーでも使われていた、YAMAHAのVocaloidを使ったヴァージョンに変更。あと同曲のExtended
Versionをカットし、そこに「上海月夜」の別ヴァージョンを追加(たしかシングルCDに入ってたテイク)。当時はどうもピンと来なかったアルバムですが、「草原の扉」は大好きな曲。松武さん、こんないい曲書けるんならもっと曲書いてよ〜と失礼ながら思ってしまったほどです。あとどうでもいいことですが、「Asian
Woman」でラップしてるJoey S McCoyって、後期オメガトライブに加入した黒人の方ですよね。
- 大村 憲司 『KENJI SHOCK』 ('78/'03) CD
\2,310
・・・2ndソロ。YMOの1stの帯裏に載ってたのを見てたので、現物を手に取ると感慨深いものです。音はいかにも当時の“どフュージョン”。とは言え、全然キライじゃない。かなりノリノリで聴きました。参加ミュージシャンは、どっかで聞いたような…という名前の人ばかりで詳しくは知らない。世間的には有名なんでしょうか?
ハービー・メイソンとかって。
- 大村 憲司 『春がいっぱい』 ('81/'03) CD
\2,310
・・・以前出てたアルファ盤CD(帯裏の誤植がステキ)も持ってますがゲット。アルファ盤はライナーの写真が復刻されてませんでしたが、今回は無事写真もアリ。リマスターのクレジットはありませんが、音質は極上。1曲目のシンベ+キックからビンビンきます。全曲好きだけど、特に「The
Prince Of Shaba」が好き。これ、たしか「サウンドストリート」の後にやってたラジオドラマかなんかで使われてたんですよね。ホント、春とか快晴ってイメージの、スカッとさわやかな名曲。「Maps」はライヴ・ヴァージョンの方が耳なじみがあるけど、やっぱり好きな曲。これは“ロック”してますね。モロに教授の独壇場という感じの「Seiko〜」も必聴。「Inaudible」の幸宏ドラムもすごすぎ。
- 大村 憲司 『外人天国』 ('83/'03) CD
\2,310
・・・これは今回初めて聴きました。当時「サンスト」で何曲か聴いたんですが、あまりピンと来なくて…。まぁ、やっぱり『春がいっぱい』の方が好きですけどね。こっちにも教授が参加(3曲だけ)してますが、全体的にはAOR寄り。特に歌モノは。インストになるとやっぱりフュージョン寄り。「The
Man In White」はちょっとオリエンタルで、一時期のビル・ネルソンっぽかったりして結構好き。
- クリス・モスデル 『EQUASIAN』
('82/'03) CD \2,310
・・・おぉ。こんなのまでCD化するとは。アナログ持ってますし一回は聴いた記憶ありますが、音的にはそんなに面白くない。ジャケはニューロマしてるのに。エスニックでズンドコしてる曲が多い。クリスは基本的にミュージシャンでもヴォーカリストでもないので、誰のアルバムなんだか分からなくなる瞬間も。
<08/10/03 (日)>
昨日は台風でひどい暴風雨でしたが、今日はうってかわって太陽ギラギラで安西マリアばりの晴天。暑い暑い。ですが、バイクでおでかけ。暑いけどバイクでかっ飛ばすと気んもちぇ〜わ〜(50ccだけどね)。1時間ぐらいかけて「HARD OFF上尾本町店」まで暴走。ここは初めて。1階の半分がオフハウス、もう半分がハード・オフ。なかなかキレイで広く、品数も結構ある。ジャンク品は、他店に比べてトシ・マッチ・聖子・明菜関係が少なく高感触。
- ビル・シャープ 『ブルー・シャープ(フェイマス・ピープル)』
('85) CD \819
・・・シャカタクのキーボーディストのソロ。アナログでは持ってるんですが。1曲、ゲイリー・ニューマンがヴォーカルで参加してます。その曲「チェンジ・ユア・マインド」はエレポで大好きなんですが、他はさすがシャカタク、天気予報のBGM的サウンド炸裂です。しかし、'85年発表のCDって、どんだけ売れたんでしょう。音が悪い〜。
- ブロンスキ・ビート 『トゥルースデア、ダブルデア』
('86) LP \819
・・・ヴォーカルがジミー・ソマーヴィルからジョン・ジョンへ交替しての3rd。1曲目は今までと大差ないユーロビート路線ですが、以後は4ビート・ジャズ調のタイトル曲(PSY・Sの「Paper Love」みたい)や、“もう1回やってみようよ
夜がふけぬうちに”という歌詞がエロい「ドゥ・イット」は、へヴン17「プレイ・トゥ・ウィン」みたいなテクノ・ファンク。「ドクター・ジョン」は、ロキシー〜スパンダー・バレエ調スケコマAORエレポでメロが良い。思ってた以上に色んなタイプの曲があって楽しめます。好盤。
- マイケル・センベロ 『ウィズアウト・ウォールズ』
('86) LP \819
・・・『マニアック』から3年経ってリリースされた2nd。冒頭、いきなりアメリカン・ハード・ロック調の曲で思わず「中身が違ってたのか?」とレーベル面を確認してしまった。でも、歌に入るとひと安心。この独特の節回し、好きです。A2「ラスト・トゥ・ノウ」がいかにもなAOR調で、このアルバム中一番イイ。全体的には『マニアック』ほどではないですが、なかなかです。映画『コクーン』のテーマだったB2「グラヴィティ」のスペシャル・ダンス・ミックスは、アルバムの流れを止めてしまうほど浮いてるので×。
- デュラン・デュラン 『カーニバル』 ('82) LP
\105
・・・12インチから、5ヴァージョン(=NIGHT
VERSION)を収録したミニ・アルバム。ほとんどリミックスではなくまったく新録の別ヴァージョンで聴き応えアリ。特に「マイ・オウン・ウェイ」はストリングスをフィーチャーしたテンポ速めのヴァージョン。Mの「MODERNE MAN」を思い出したりして。「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」もイケてる。
- ザ・シリコン・ティーンズ 『ようこそ!
テクノ・パーティーへ』 ('80) LP
\315
・・・おぉ、こんなのまでジャンク品扱いだとは。何年か前にアルファから出たCDは買いましたが、アナログも欲しかったので嬉し。メンバーの名前も載ってたりしますが(当時の雑誌には写真まで出てた)、結局はダニエル・ミラーによる覆面バンド。ほとんどオールディーズのカヴァーですが、サウンドは初期デペッシュとほぼ同じ。ほとんど手弾きでミスタッチも多いけど、そこがまた良かったりして。でもカヴァーよりオリジナルの方がいいな。「レッド・リバー・ロック」を聴くと、コナカのスーツを思い出してしまうのは僕チンだけ?
- メン・アット・ワーク 「エブリシング・アイ・ニード」
('85) 7" \189
・・・あらら。メンバー減って3人になっちゃったのね。アルバム『トゥー・ハーツ』からの第1弾シングルです。かなりポリスってますが、メロディー自体は以前のような引っ掛かりが全然なく地味。残念。B面「セイル・トゥ・ユー」はファンキーでやたらリズムのキレがイイ。こっちの方がいいよ。
- キップ・レノン 「あなたのとりこ」
('86) 7" \189
・・・こないだ買いましたが、また見つけました。一応トレード用にゲット。細野さんの曲です。
- 南 佳孝 「スタンダード・ナンバー」
('84) 7" \189
・・・薬師丸ひろ子が「メイン・テーマ」というタイトルで歌ってた曲の原曲。角川映画・片岡義男原作・松本隆作詞ということで、「スローなブギ」チームの復活だったそうです。“ウォンチュ〜♪”ほどのインパクトはないですな。低音が全然出てないシャリシャリしたサウンドはいかがなものか。B面「眠りの坂道」は、いかにもB面らしい小曲。
続いて、線路を越えてちょっと行ったところにある「HARD OFF北上尾店」へ。こんな近くに2軒もあるとは素晴らしか。ココは広いです。駐車場もだだっ広いし。ジャンク品は2階ですが、かなりの量です。量が多いと、見た瞬間、喜びつつもウンザリ、というよくわからない複雑な心境になるものです。中古品のギターを、誰かが得意げに弾いてました(中途半端にボサノバっぽいコードを爪弾き)。やめれ。
- デイヴィッド・バーン 『キャサリン・ホウィール(回転花火)』
('81) LP \504
・・・トワイラ・サープのバレエ公演のために書かれた曲を集めたサントラ。とは言うものの、当時出たカセットや後に出たCDと違って、ヴォーカル曲だけを集めたダイジェスト盤のようなもの。なので、一聴した感じではへッズの延長線上にある音。実際ジェリー・ハリスンやブリュー、イーノ、バーニー・ウォーレルらも参加してるし。『ブッシュ・オブ・ゴースツ』系の曲もアリ。まぁでも、これをへッズ名義で出されるとアレかな、と思いますが、ソロとしてなら聴けます。という感じ。
- デヴィッド・バーン 『ミュージック・フォー・ザ・ニー・プレイズ』
('85) LP \819
・・・で、こちらもサントラ。前衛劇のための音楽だそうで、↑に反して歌ナシ。バーンはナレーションのみ。でも音楽自体は全然難解ではなく、素朴。ほとんど管楽器による朴訥としたメロディーの曲ばかりで、ブラス・バンドの発表会か?と思ってしまうような部分も。
- ジェリー・ハリスン 『赤と黒』
('82) LP \504
・・・で、こちらはハリスンのソロ。これは探してました。別にレアでもなんでもないですが、こういう“ニューウェイヴ界のニッチもの”は結構狙い目です。エイドリアン・ブリューやバーニー・ウォーレルなど、バックはへッズ人脈で固めています(でもあの3人は不参加)。へッズ直系の、チャカチャカしたアフリカンなリズムのファンク・ナンバーが続く。でもどれもメロディーは印象薄。ハリスンのヴォーカルも上手くない。バーンも決して上手い人ではないですが、あれとは違うヘタさ。発売当時、酷評されてたのも分からないでもない。でも「さまよいの世界」は結構好き。ギター聴いて「おぉ、教授の“Tell'em To Me”のギターと同じだ」と思ってしまった。まぁ弾いてる人が一緒なんですけど。
- アナベラ 『フィーヴァー』 ('86) LP
\210
・・・これもある意味“ニューウェイヴ界のニッチ”。元バウ・ワウ・ワウのアナベラのソロ(たしか唯一の)。解散から3年も経ってリリースされたんですね。曲によってプロデュースをとっかえひっかえしていて、全11曲中John Robieが1曲、The Systemが2曲、Jim Lea(スレイドのギタリスト)が2曲、Greg Walshが3曲、Julia Downesが2曲、Zeus B.Heldが1曲という布陣。全体的にはエレ・ファンクな曲がほとんどで、かなりシンセ濃度が高くカッコイイ曲ばかり。シングルにもなった「ウォー・ボーイズ」やThe
Systemがプロデュースした2曲が特にオススメ。あとビックリしたのは、「ディザイヤー」(Julia
Downesプロデュース)という曲。この曲のイントロが、真鍋ちえみ「ねらわれた少女」に激似。重めなテクノ。これまたオススメ。
- ヤズー 『愛にさよなら』 ('83) LP
\315
・・・2ndにして最終作。CDでは持ってますが、久々に聴いたら印象変わるかな〜と思ってたんですけど、やっぱりヤズーは1stだけで十分だと思いました。それなりにいい曲もあるんですが、名曲揃いの1stと比べると相当地味。
- PROPAGANDA 「Dr.MABUSE」 ('84) 12"
\105
・・・A面は「DAS TESTAMENTS DES MABUSE」で、かなり長いヴァージョン。B面は「FEMME
FATALE(The Woman With The Orchid)」と「(the
ninth life of...)DR.MABUSE」。こちらも共にかなり長い。レーベルのデザインは、ちょっと教授の『B-2 UNIT』を思わせる感じ。
- BABBLE 「LOVE HAS NO NAME」 ('96) 12"
\105
・・・元トンプソン・ツインズの2人によるユニット。こないだ買った『ザ・ストーン』は'93年の1stだったから、この12インチは2ndに入ってる曲なのかな。『ザ・ストーン』はエスニックでそれなりに面白かったんですけど、こちらはサウンドにヒネリが感じられない平坦なハウス系で、正直言ってまったく面白くない。5ヴァージョン入ってますが、A面の3ヴァージョンはほとんどおんなじ。Todd Terryが関わってますが、やっつけ仕事っぽい。ガッカリです。
- アソシエイツ(ビリー・マッケンジー) 『パーハップス』 ('85) LP
\210
・・・ビリー・マッケンジー1人になってしまったアソシエイツの4作目。プロデューサーとしてへヴン17のマーティン・ウェア、マーティン・ラシェントなどが参加。A面ではまだUKギター・ニューウェイヴ系の拙いアレンジの曲がありますが、後半に進むほど退廃的ニューロマ・サウンドになってきて俄然燃える。特にエディ・リーダーとのデュエットが聴ける「ベスト・オブ・ユー」の濃密なサウンドは本作中最大の聴き物。あと、ほとんどヴィサージな「サーティーン・フィーリングス」もカッコイイ。
- KAJAGOOGOO 『WHITE FEATHERS』
('83) LP \315
・・・アメリカ盤。日本盤とはジャケ違い。A面、いきなり「TOO
SHY」から始まるのでアレ?と思ったら、A1が「TOO
SHY」、A2が「WHITE FEATHERS」に入れ替わってました。B面も、B2が「HANG
ON NOW」、B3が「THIS CAR IS FAST」、B4が「ERGONOMICS」に入れ替わってる。どういう意図があるんだかまったく分かりませんが。日本盤の曲順が耳に慣れているので、続けて聴くと妙な感じ。でも名盤であることには変わりナシ。
- ANDREW RIDGELEY 「SHAKE」 ('90) 12"
\105
・・・元ワム!のヨッちゃんです。B面の「HANGIN'」共々“EXTENDED”と表記されていますが、別にダンス・ミックスとかではなく、長尺バンド・サウンド。「SHAKE」はグラム・ロック調。B面はシンプルなリフで押していくファンキーなロックンロール。元ワム!のジョージ・マイケルじゃない方、というだけで笑う人もいるかもしれませんが、これが意外とカッコイイんですよ。いやホントに。試しに聴いておくんなまし。
- a〜ha 「テイク・オン・ミー」 ('85) 7"
\31
・・・これは何度聴いても燃える。PVの映像が浮かびます。PVヴァージョンのコーダの部分(リズムがなくなってシンセだけになるところ)が結構感動して好きなんだけど、あれって音盤化されてないんだろうか。B面「ラヴ・イズ・リーズン」も1st収録曲。シングルになるのはトニマン無関係のが多いな。
- PETER GODWIN 「IMAGES OF HEAVEN」
('87) 12" \105
・・・A・B面ともにゲオルグ・カヤナスのプロデュースによる、実に分かりやすいエレポップ。ウニョ〜ンとしたシンセ・ソロやドラムのオカズ等、基本中の基本的エレポ・アレンジがイカす。A面は12インチながら5分に満たない、たぶんオリジナル・ヴァージョン。カッコイイ。B面は、さんざん聴いた「BABY'S
IN THE MOUNTAINS」。なんも書いてないけど、7分近い長さのロング・ヴァージョン仕様。
- TOT TAYLOR AND HIS ORCHESTRA 「THE WRONG
IDEA」 ('87) 12"
\210
・・・『マイ・ブルー・ピリオド』収録曲。A面は、ミュージカルで歌いそうな曲調。B面「The
Compromising Life」も同様で、4ビート・ジャズ調のリズムから始まるミュージカル系の曲。いずれにしろ、ロックとかの範疇ではない。こういう曲を語るにはボキャ貧なので困ります。
- エイス・ワンダー 『浮気なテディ・ボーイ』
('87) LP \819
・・・「ステイ・ウィズ・ミー」も収録された6曲入りミニ・アルバム。やっぱり「ステイ〜」が一番イイ出来ですが、ちょっとラテンなノリでテンポが速い「ルーザー・イン・ラヴ」もいいメロディー。“特典:1987年
パッツィ・ケンジット・カレンダー”と書いてあるので期待したものの、ライナーに日付が書かれてるだけ。しかもジャケと同じ写真だったのでガッカリ。
- NITZER EBB 「FUN TO BE HAD GETTING CLOSER
MIXES」 ('90) 12"
\210
・・・A面は「FUN TO BE HAD」のThe Dust Brothersによるリミックス。DAFっぽさがほとんどない、ヒップホップ寄りの曲。B1は「GETTING
CLOSER」のTony Garciaによるリミックスと、「OUT OF MIND」のPk/Nitzer
Ebbによるリミックス。どれもDAFっぽさがなくなってきている気がして、イマイチ。
- FINITRIBE 「FOREVERGREEN」 ('93) 12"
\210
・・・フィニトライブは、テクノだかハウスだかボディだか、分類しにくい中途半端な位置にいたユニット。この12インチは、タイトル曲の別ミックス6ヴァージョンを収録してるんですが、それなりにポップですがヴォーカルは低いトーンの、ニューロマ流れにあるボディ系。ビートは懐かしのブレイクビーツ・テクノ。ハウスに片足突っ込んでる感じもあって、聴きやすいっちゃあ聴きやすい。でも6ヴァージョンも聴きゃ飽きますが。リミキサーはユースやジャスティン・ロバートソンなど。
- NICK STRAKER 「A WALK IN THE PARK (1987
PRODUCTION)」 ('87) 12"
\315
・・・ストック/エイトケン/ウォーターマンとピート・ハモンドがリミックスした1987年ヴァージョン。たしかBitterさんか誰かに聴かせてもらうまで、その存在すら知りませんでした。まさかこんな曲をSAWがこんな中途半端な時期にリメイクしてるとは、と。で、その出来はと言うと、ヴォーカル部分などはそのままで、いかにもSAW的なユーロビート・サウンドを重ねた、想像どおりの音。B面「WAY
OF LIFE」はNick Straker本人のプロデュース。打ち込みのレゲエ調で、いい曲です。
- キム・カーンズ 『私の中のドラマ』
('81) LP \504
・・・以前、ヒットした「ベティ・デイビスの瞳」のPVを見せてもらったことがあって、わりとテクノな音だったので気になってた人。まぁそれなりにテクノな味付けをしたアレンジの曲はありますが、あまり面白くない。それと、“女ロッド・スチュワート”なんて呼ばれてたらしくて、それを知ったらますます興味が失せた。確かに、上手いんだか下手なんだか分からないハスキー・ヴォイスは苦手。でもAOR調のタイトル曲や、転調多用でユートピア(トッドの)っぽい「恋より素晴しく」はなかなかイイ。
- 10cc 『都市探検』 ('83) LP
\819
・・・現役時代の10cc、最終作。レゲエ調の「Feel
The Love」は好きな曲で、ゴドレイ&クレームが監督した変なPVも印象的でした。アルバム冒頭は、名盤『オリジナル・サウンドトラック』を思わせる、SEから始まる8分以上の大作。他の曲もポップで聴きやすい。けっこう酷評されてた記憶がありますが、ポップ・アルバムとして聴くのには全然イイ。どうしても4人時代と比較されてしまうのはしょうがないか。
- DAVID BOWIE vs 808 STATE 「SOUND+VISION
REMIX」 ('91) 12"
\210
・・・どういう経緯でリリースされたんだか不明なんですが、ボウイの『ロウ』収録曲を、808ステイト(2曲)とデイヴ・リチャーズ(1曲)がリミックスした12インチ。とは言え、いまだ『ロウ』は聴いたことないんですが。でもB2にオリジナル・ヴァージョンが収録されているので助かった。まずA面には808ステイトによる2ヴァージョン。どちらも原曲に忠実。808はリミックスで突飛なことはしないな。B1はデイヴ・リチャーズによるリミックス。これも原曲をグレードアップしたような感じ。結局オリジナルが一番味わいがあってイイです。
- 南 佳孝 『VINTAGE』 ('87) LP
\105
・・・シングル「VIDEO CITY」のリミックス・ヴァージョンを収録したアルバム。この人のアルバムって、アレンジャーのせいか色んなリズムを取り入れたり、多彩な曲調のが多いんですが、本作はハッキリ言って凡庸。ただのポップスになってしまってます。南佳孝じゃなくてもいーだろ、てな平凡なアレンジの曲ばかりでガッカリ。中域を強調したシャカシャカしたサウンドも時代だ。原色のスーツでキメたライナーの写真は音と合ってる(カッコイイかどうかは別の話)けど、黒と白だけのつまらんジャケは中身と全然合ってないね。
- 伊武 雅刀 「子供達を責めないで」 ('83) 7"
\31
・・・懐かしい。でも、スネークマン・ショー同様何度聴いても笑ってしまう。この人の声のパワーはすごいな。当時、この曲で「夜ヒット」に出たのも見ました。すごかったです。「ひょうきん族」にも出てましたね。「生まれてはじめまして」という挨拶の言葉は、当時自分の中で流行った。B面「パパと踊ろう」は、子供側から大人に対する曲。ブラックだ。
- SHIGERU UMEBAYASHI 「DO IT TO ME」 ('?) 12" \210
・・・プロモーション用12インチで、「DO IT
TO ME」、「BOYS」、「ALL I WANT IS YOU」の3曲入り。ゲオルグ・カヤナスのプロデュース。でも1st『バザール』には入ってない。調べたところ、2ndソロの『UME』に入ってるようです。2ndもカヤナスだったんですね。でもサウンド的には、テクノという感じではなく、80年代後期的なクリアなエレポ通過サウンド。「DO
IT〜」はちょっとファンク入ってます。
- V.A. 『わかつきめぐみの宝船ワールド』
('87) LP \105
・・・漫画のイメージ・アルバムで、鈴木慶一プロデュース。ライダース・ファミリーというか、メトロ人脈含めてやたらめったら色んなミュージシャンが参加している豪華盤。好きな曲は、野見祐二作曲の「米犬ワルツ」。初期の蟻プロジェクトみたいな難しい曲調。ちょっとミュージカルっぽい。あと福原まり作曲のインスト「異生物接近」もリアル・フィッシュの2nd系サウンド。船頭多くして云々と言いますが、漫画の方を全然知らないので、ライダース・ファミリーの異種格闘技戦アルバムとして十分楽しめます。
第90回
<07/12/03 (土)>
hmv.co.jpから、6日に予約注文しておいた新譜が到着。
- NIKAKOI 『SENTIMENTAL』 ('03) CD
\2,823
・・・待望の2nd。1曲目、ちょっとエイフェックス・ツインぽいドリルン・ベース調でちょっと拍子抜け。他にも何曲かソレ系がありますが、1stと同傾向のけだるい寝起き声みたいな歌モノが特に素晴らしい。もうちょっと歌モノ多くてもいいなぁ。インストがメインですが、どことなく哀愁漂う雰囲気がなんともいいんです。1stがかなり良かったのでちょっと不安もありましたが、これはこれで好きです。
<07/14/03 (月)>
GEMMでオーダーしていたブツが2つ到着。まずオランダのRUND UM DEN WATZMANNという、なんて読むのかわからないレコ屋。3日にオーダーしていたモノ。
- MICHEL MOERS 『FISHING LE KISS』
('90) LP \4,296
・・・テレックスのヒゲもじゃ顔の人、たぶん唯一のソロ。クラムド・ディスクからのリリース。歌詞は全部フランス語、曲名も1曲をのぞき全部フランス語です。サウンドは、テレックスっぽさも感じつつ、でもモロにテレックスっぽいテクノポップは少ない。横ノリのファンク調リズムが多く、ちょとテクノでフレンチ…というと想像しづらいか。まぁでもこの人の声が聴こえてくるとソロでも何でもテレックスっぽく聴こえてしまうんですが。裏ジャケの“Merci”(=Special
Thanks)欄には、テレックスの他の二人の名前に混じって、トップに“Kraftwerk”の文字が見えます。
で、こちらも同日にオーダーしていたモノ。UKはTOFFEE NOSED TWITという変な名前のレコ屋。
- HOLLY JOHNSON 『SOULSTREAM』 ('99) CD
\1.697
・・・オリジナル・アルバムとしてはたしか8年ぶりぐらいになる3rd。自身のPLEASUREDOMEというレーベルからのリリース。なんか新機軸を期待したんですが、作風は変わらないなぁ。明るく前向きな打ち込みポップスばかり。2ndに多かったお手軽ユーロビート的なものはだいぶ減りましたが、それでも屈託なさすぎというかなんと言うか…。ブロンスキ・ビートとかイレイジャーあたりに近い明朗快活エレポップなんですけど、サウンド的にもうひと工夫、いやふた工夫欲しい。なお、FGTHの「THE POWER OF LOVE」のセルフ・カヴァー収録。原曲と大差ない。むなしい。
で、夜9時ごろになって、また郵便物が到着。不在票が入ってたので電話したんですが、こんな夜まで配達の仕事ってしてるんですねぇ。で、これは13日の深夜(前日ですよ前日)にオーダーしたものが早くも到着。「イーグレット旗の台店」というレコ屋。実は全部で3枚オーダーしたんですが、うち2枚は帯がないとの返信が。で、それらは却下して1枚だけオーダー。CD1枚の値段は\840だったんですが、送料・代引き手数料込みで\1,785になってしまった。高。ちょっと後悔。
- アンドリュー・リッジリー 『SON OF ALBERT』
('90) CD \1,785
・・・元ワム!のヨッちゃん顔の人です。バナナラマで一番可愛かったカレンたんの旦那です。これは唯一のソロ。一時期中古盤屋の叩き売りコーナーでよく見かけたんですが、最近見なくなった(廃棄処分?)ので、アセって購入。ジョージ・マイケルのようなソウルやモータウンっぽさはなく、ロバート・パーマーあたりが歌ったらかっこ良さそうなロックンロール調のノリノリの曲が続く。イェーイ。帯の“ヴォーカル・プロデュース/ジョージ・マイケル”という文字が泣かせる(泣きませんが)。あ、それとこのページに、美しいカレンたんの写真が何枚かある(特に一番上の写真が好き)んですが、下の方に、'97年のアンドリュー&カレン夫妻の写真があって驚きました。アンドリューも年とりましたな。
<07/24/03 (木)>
amazonから、3日に予約注文しておいた新譜が到着。安い。
- V.A. 『HARDEST HITS〜MODERN ROCK OF
THE 80's 3CD SET』 ('03) 4CD
\2,100
・・・エレポ系コンピ。今までもこの“HARDEST
HITS”のコンピは何枚か出てたんですが、その中からの選りすぐりを集めたと思われる3枚+ボーナスCD1枚の4枚組。収録曲はコチラを参照してください。で、4枚組でこの値段。今まで出てたのもどれもアマゾンなんかだと1枚\1000以下という破格のコンピです。
まずDisc1。Nick HeywardやLotus Eatersなど、ネオアコ系が多い。でも、サウンド的にはエレポっぽい部分もかなりある。知らない名前もいますが、中でもビビったのはThe Hawaiian Pupsの「Baby Judy」という曲。'83年の曲なんですけど、これが「エレクトロ・クラッシュの新譜です」と言われて聴かされたら納得してしまうほどエレクラな音してまして。途中に入るシンディ・ローパーみたいな甲高い声のしゃべり部分と、調子っぱずれな多声合唱には度肝を抜かれる。変すぎる。あとMicro Chip Leagueは、マシン・ヴォイスでエレクトロ濃度高し。
Disc2は、ニューロマ系が多い。Sal Solo(元Classix Nouveaux)は初めて聴いたけど、意外といい。Hitlistなんてバンドは初耳ですが、John Punterのプロデュースで、John Foxx「Endlessly」ソックリな曲。これがまた良かったりする。
Disc3は、Endgamesの、ヴァージン移籍前のシングルが聴けて嬉しい(これ聴きたくて買ったようなもんです)。Elton Motelloなんかも入ってて実にマニヤック。
ボーナスCDは「MOSHPIT MADNESS」とだけ書かれていて、曲名などはどこにも書いてない。全14曲。なんかメタルっぽい曲が多い。Nitzer Ebbしか分かんなかった。で、ネットで調べたら、同社から出てたコンピらしく、曲名も判明(コレの真ん中)。ボディ系が多かった。しかし、単体で出てたコンピをボーナスCDにしちゃう、ってのはすごいな。
<08/02/03 (土)>
「ディスクユニオン北浦和店」へ。スタンプカードが廃止になってからユニオンへ行くのは初めて。ん〜、やっぱり廃止はツライ。以下の他に、古本で「ロック画報」の10号“RCサクセション特集”(\1,400)と、11号“四人囃子特集”(\600)も購入。
- LOGIC SYSTEM 『HISTORY OF LOGIC SYSTEM』
('03) CD \2,500
・・・東芝EMI時代の3枚からセレクトしたベスト。『LOGIC』は名盤。どうせならフルで聴きたいところ。『VENUS』からは5曲。どれも印象薄い。『ORIENT
EXPRESS』からは6曲。イージー・リスニング〜ラウンジ系のメロディアスな曲が並ぶ。ちょっと懐かしの映画音楽っぽい雰囲気も。「哀愁のオリエント急行」は、さすが筒美先生ならではの素晴らしいメロ。あと新曲が2曲。うち1曲が「あの素晴らしい愛をもう一度」をカヴァーしちゃうというのが、この人らしいというかなんと言うか…。それにしても、松武氏による解説を読んでいると、名前の頭に“故”がつく人が多い(大村憲司、大空はるみ、大村雅朗、ペーター佐藤)のに愕然とします。
- アモン・デュール 『楽園へ向かうデュール』
('70/'95) CD \1,995
・・・実質ラスト・アルバムにあたる3rd。ズンドコズンドコ♪とラリって即興大会だった前2作とは異なり、アシッド・フォークと言うか、寂しげなアコースティック調の曲に変わってます。ですが、2曲目ではいかにも当時のクラウト・ロックらしい長尺インプロヴィゼーションが聴けて安心。ボーナス・トラックとして唯一リリースされた鬼レア・7インチのAB面2曲を追加収録。こちらもシングルとは思えぬ地味さ。でも聴けたのは素直に嬉しい。
- YAZ 「DON'T GO/SITUATION 1999 MIXES」
('99) 12"×2 \252
・・・YAZ名義ですが、ヤズーです(アメリカだとYAZってクレジットにしなきゃダメなんでしたっけね)。で、この2枚組12インチは、「DON'T
GO」4ヴァージョンと、「SITUATION」5ヴァージョンが収録された、ベスト盤用に作られたリミックス盤。リミキサーは重鎮トッド・テリーと、デイヴ・ラルフという人、ジェイムス・ロブソン、シーン・オニール、Peter Raufoher(なんて読むんだ)。トッド・テリーの「DON'T GO」は原曲と大差ない、気を衒ってないリミックス。つーより平凡。かと言って他のリミキサーがイジった「SITUATION」は原曲とかけ離れすぎ。リミックスで原曲を超えるってのは難しいものです。
- DELKOM 「EL QUE (LATIN MIX 139 BPM)」
('89) 12" \1,050
・・・ジャケ中央のデカデカと“DAF”と書かれているので、「おぉ、DAFのシングルだ〜」と即買いしたら、DELKOMによるDAFのリミックス・シングルでした。ややこしい。「El
Que」と「Verschwende Deine Jugend」の2曲で、どちらも原曲の上に音を重ねて引き伸ばした作り。ヴォーカル部分も原曲のまま。ドラムは原曲の生ドラムと、付け足した打ち込みドラムによるツイン・ドラムになってます。原曲にない展開の箇所もアリ。まぁ正直「こんなもんですか」といったところ。
- SPK 「METAL DANCE」 ('83) 12"
\1,050
・・・う〜ん、久々に聴いたけどやっぱりカッコイイ〜。ドンガン鳴ってるメタル・パーカッションもいいんですが、シンベのフレーズがすごく好き。B面「WILL
TO POWER」はさらにドンガン激しいメタパー乱れ打ち。いーわぁ。
- CLOCK DVA 『THRIST』 ('81) LP
\315
・・・2nd。このバンドを聴くのは初めて。ボディ系かと思ったんですが、'81年作ということもあってノイズというか、当時で言うオルタナっぽさが濃い。あとフリージャズとかダブ的な面も。でも、ヴォーカルはすでにボディ系のソレ(つまり低いダミ声)。ドラムがやたらパシャパシャと軽いのは何故かしら。裏ジャケには、ジェネシス・P・オリッジのコメントが載ってます。
- LAIBACH 「LIFE IS LIFE」 ('87) 12"
\315
・・・“おっかねえ”のコピーが強烈だったアルバム『オーパス・デイ』のジャケをコラージュし直したようなジャケの12インチ。A面は、軍歌とファンファーレが合体してホフク前進してるような、ゆったりした勇ましい曲調。ヴォーカルは例のドスの効いた低音。B1「GERMANIA」は、本名をアミア・ジャームという女性が歌う、A面よりは多少ポップな曲。イントロがディーヴォの「シャウト」みたい。B2は「LIFE IS LIFE」の短いインスト。
- POP WILL EAT ITSELF 「SWEET SWEET PIE」
('86) 12" \157
・・・初期の12インチで、まだまだ普通のUKロックという感じ。「Sweet〜」は、曲そのものはスラッシュ・メタル風。でも演奏は軽め。B面「The
Devil Inside」、「Runaround」共々特にどーってことのない曲。まだ打ち込みへの接近前の時代ですね。
続いて、「HARD OFFさいたま浦和南店」へ。ジャンク・コーナーを漁ったものの、例の如くマッチ・トシ・聖子・明菜が大量。他店ではそんな中から必死にお宝を見つけたりしたんですが、ここでは最後までそんな感じでお宝が出てこない。洋楽もほとんどなくガッカリ。で、仕方なく輸入CDのコーナーを隅々まで漁ってみるとこれが。意外な掘り出し物があるものです。
- HOLGER HILLER 『OBEN IM ECK+EIN BUNDEL
FAULNIS IN DER GRUBE』 ('86) CD
\504
・・・これは探してました。MUTEからリリースされた、1stと2ndのカップリングCDです。まず2ndの『oben
im eck(怪人ホルガー博士の実験室)』が最初に入ってます。これは初めて聴きました。かなり現代音楽寄りというか、上野耕路氏の『レゼルヴォワール』とかEXPO、ザッパのシンクラヴィアものなどを思わせる作風の曲が多く、かなり重厚で聴き応えアリ。後半は1st『ein
bundel〜(腐敗のルツボ)』で、これは好きでよく聴いてました。「Johnny」をはじめ、比較的ポップな曲が多い。
- STUMP 『A FIERCE PANCAKE』 ('88) CD
\819
・・・で、そのホルガー・ヒラーがプロデュースしたのが、ケヴ・ホッパーのいるこのバンド。これも探してました。シングルしか聴いたことなかったんで。で、聴きましたが、かなりトーキング・へッズ的なギクシャクしたサウンドでやたらカッコイイ。ギターもちょっとブリューっぽいチャカチャカした感じ。「DOCTOR(A VISIT
TO THE)」が好き。ヒラーがプロデュースということで、やはり小林泉美参加であります。
- ACT 『LAUGHTER, TEARS AND RAGE』
('88) CD \504
・・・クラウディア・ブルッケンがプロパガンダ脱退後、トーマス・リアと組んだユニット。これが2ndだったっけ? アナログはだいぶ昔に\100で買った記憶が…。プロデュースはスティーヴ・リプソン。トレヴァー・ホーンとグレッグ・ウォルシュも1曲ずつ担当。トレヴァー・ホーンのはいまいち。全体的にはプロパガンダなんかと比べるとアレですが、硬質で退廃的なエレポ・サウンドでなかなかの出来。中でもシンベが印象的な「Under
the nights of germany」はかなり好き。それにしても、やっぱりクラウディアの歌声はいいなぁ。ソロはつまんなかったけどさー。
- ACT 『I CAN'T ESCAPE FROM YOU (COMPACTED)』
('88) CD \819
・・・↑のと2曲ダブる、4曲入り12cmシングルCD。最初、アルバムかと思って買っちゃったんですが。それにしてもタイトル曲は、「不思議の国のデュエル」に似てるなぁ。特にイントロ。「デュエル」みたいな明るい曲じゃなくて、「マブーセ」みたいな曲の方が好みなんだが。
- HOLLY JOHNSON 『HOLLELUJAH』 ('89) CD
\504
・・・1stソロ『ブラスト』収録曲5曲のリミックスに新曲を1曲加えたミニ・リミックス盤。リミキサーはFrankie Knuckles、Julian Medelsohn(この人だけ2曲担当)、Martin Philips and Madame X、Phil Harding and Ian Curnow。おいおい、どれも原曲より全然イイぞ。どういうことですか。特に、軽〜いノリだった原曲を横ノリ・ハウスにガラッと変えてしまったFrankie Knucklesはサスガ。
- CABARET VOLTAIRE 『EIGHT CREPUSCULE
TRACKS』 ('88) CD
\819
・・・アルバム『THE VOICE OF AMERICA』リリース後、クレプスキュールから発表したシングルを集めた初期コンピ。クレプスキュールなんつーと、ちょっとこじゃれたイメージがありましたが、そこはキャブス。いつものままです。『THE
VOICE〜』と『RED MECCA』あたりと共通する、初期キャブス的インダストリアル・サウンド。リズム・ボックスの上にテープ・コラージュ(演説のような音声とか)と、フリーキーなサックスやシンセがかぶさる例の形。燃えます。『2×45』にも入ってた「YASHAR」の別ヴァージョン収録。これ好き。
- CABARET VOLTAIRE 『LISTEN UP WITH』
('90) 2CD \819
・・・レア・トラック+未発表曲集。カセットやソノシート、ビデオのみに収録だった曲など、かなり貴重なものばかり。どれも'78年から'81年にかけてレコーディングされた初期作品ばかり。ナレーションだけの曲もあったりしますが、典型的な初期キャブスの音がいっぱいです。2枚目の方になると、だんだんダンスものっぽくなってくる。で、未発表曲の中で「WHY」という曲があるんですが、これがヴォコーダー使ったエレクトロものですげぇイイ。なぜこれが未発表だったんか。それにしてもこのCD、'91年にアルファから、ビデオと本が付いて日本盤が出るって話があってしばらく待ってたんだよなぁ…CD番号も決まってたんだよなぁ…でも結局発売中止になっちゃったんだよなぁ…(遠い目)。
- PETER HOPE & RICHARD H. KIRK 『HOODOO
TALK』 ('87) CD
\819
・・・しかし多作なカークさんです。これはPeter
Hopeなる人物との共作ですが、いったいドコのどなたなんでしょう。Peterさんは、詞と歌を担当。曲と演奏はすべてカーク氏。ちょっとドスの効いた低音で歌うPeterさん。時にはシャウト。重めでメタリックな打ち込みテクノ・サウンドと相俟って、ほとんどボディ系のようです。カークさんにしては珍しく(と言っても全作品耳にしてるわけじゃないですが)、ノイジーなギターが大活躍。カーク氏の作品はハズレがないですが、これもかなりイイ。多作なのに駄作がないのはスゴイことよ。
- NITZER EBB 『SO BRIGHT, SO STRONG』
('88) CD \819
・・・'85〜'86年に、The Power of Voice Communicationsというレーベルからリリースされた12インチ4枚分の曲を収録したコンピCD。これ、探してたんです。まだ3人編成時代で、生ドラムとシンベとヴォーカル。もうホントDAFそっくり。「Isn't It Funny How Your Body
Works」なんて、「Verschwende Deine Jugend」そのまんまです。
- B.C. GILBERT G.LEWIS 『8 TIME』
('80,'81/'88) CD \819
・・・Cupol名義でリリースした「Like This For Ages」の2曲、B. C. Gilbert・G. Lewis名義でリリースした「3R4」の3曲と「Ends With
The Sea」の2曲を収録した、WIREのブルース・ギルバートとグラハム・ルイスによる共作CD。4ADからのリリース。この辺のソロ作は変名が多くて調査も大変です。リリース量も多いし。でもこうやってまとめてもらえると有難い。内容は、歌もちょっとありますが、基本的にはシンセいじって楽しんでま〜す的な電子音楽集。とは言ってもデタラメではなく、どの曲も必ず引っかかる部分があります。「Kluba
Cupol」は、教授の「ぼくのかけら」的土着リズムがズンドコ心地いい(ちょっと長すぎるが)。「Ends
With〜」は雅楽っぽい部分もあるアンビエント風。全体的に、初期キャバレー・ヴォルテールにも通じるくすんだような音質がいい感じ。
- HOLGER CZUKAY 『MOVIES』 ('79) CD
\819
・・・このCDは何種類かあるみたいですが、ジャケに変なオレンジの枠があるやつはヤなのでアレは買わずにいました。でも今回買ったのはオリジナル・ジャケに近い(上の“from
CAN”の文字はジャマだが)ので購入。独EMI Electrola盤です。音もイイ。やっぱ名盤ですよ、これは。僕チンがジャーマンものに入るキッカケになった(スネークマン・ショー流れ)アルバムですし、思い入れが強いです。江口寿史も当時お気に入りだった「Persian Love」の気持ちよさと、「Cool
In The Pool」の、ジャーマンものには珍しいファンキーなノリは別格です。
- ティアーズ・フォー・フィアーズ 『T.F.F.アーヴァン・エディション』
('85) LP \504
・・・「シャウト」、「ルール・ザ・ワールド」各ロング・ヴァージョンと、「ルール〜」のアーヴァン・ミックス、「ファラオ」の計4曲に、7分半におよぶインタビューを収録した“売れてるうちに出しとけ”感アリアリなコア・ファン向け急造レコ。ロング・ヴァージョンて言ったって、大したことない引き伸ばしミックス。ライナーがなぜか飯島真理でビックリ。しかも手書き。
- ジェネラル・パブリック 『…一世風靡』
('84) LP \504
・・・元ザ・ビートのメンバーによるバンド。と言われても、ザ・ビートって知りません。どうやら、2トーンやスカ系周辺のバンドだったそうな。たしかにそれらしきリズムの曲や、レゲエ調、ホーンの入ったファンク調など色々ありますが、正直言いますとこのバンド、エレポ系かなと思って買ったんです。全然違いました。なので、かなりガッカリしました。先入観てのは良くないですな。何年か経ったらマトモに聴けるときが来るかもしんない(手放さなければの話)。
- パッション・パペッツ 『噂のパペッツ』
('84) LP \504
・・・デュラン・フォロワーっぽいアイドル風5人組。これが唯一のアルバム。元々はSTIFFからのリリース。プロデュースはピート・ウォルシュとロジャー・べクリアン(知らんなぁ)。たしかに「クラッシュ」や「ボイシス」あたりは元気いっぱいニューロマ風エレポで良い。でも、アルバムの半分ぐらいはサックスが入ったりして中途半端にメローになって印象薄。もう何枚か出してたら良くなったかもしんないですが。なお、本作は売れなかったらしくバンドは即解散。ヴォーカルのRay Burmistonは後に写真家に転向、シャルロット・チャーチのジャケ写なんか撮ったりしてるそうです。
- B-MOVIE 「A LETTER FROM AFAR」
('83) 12" \105
・・・アルバム発表以前、まだ4人組だった頃にリリースしたシングル。タイトル曲のBig
Mix、Instrumental Mix、Small Mixの3ヴァージョン入り。オクターブを上下するシンベ、ハンドクラップとシモンズ、フ二ャッとしたブラス・シンセ。すべてがいい感じのB級エレポ。メロディーそのものはデペッシュ・モードの「Nothing To Fear」を思わせる哀愁感たっぷりのモノ。間奏では中近東風味も出したりして芸が細かい。
第89回
<07/04/03 (金)>
hmv.co.jpにて、3日の深夜にオーダーしたCDが早くも到着。
- デヴィッド・ペイトン 『The Search』 ('03) CD
\2,520
・・・パイロットのヴォーカリスト、7年ぶりの3rdソロ。本来は'80年にリリースされるはずだったものですが、EMI側が気に入らずオクラ入りに。で、その収録曲全曲をレコーディングし直したものに新曲を加えたのが本作。まぁしかし、これが聴いてみると、どこが気に入らなかったんだというほどパイロット節満載。たしかに「マジック」とか「ジャ二ュアリー」のようなポップでハジけた感じより、よりメロディアスでシットリ聴かせるタイプの曲が多いですが。「Lost
In Love」なんか聴くと、ホントにメロ作りが上手いので思わずヒザ叩いてしまいます(この曲、かなりゴダイゴ解散後のタケカワユキヒデのソロに近いテイストの曲調なんだよな)。演奏も全部ひとりでやってますが、ドラムも打ち込みなれど生っぽさ重視のアコースティックなバンド・サウンド。フェイド・アウトが雑(音が消えかかってる途中でスパッと急に終わっちゃう)なのが多いのが難点ですが、これは当然オススメです。
<07/05/03 (土)>
amazonにて、3日の深夜に何枚かオーダーしたCDのうち、2枚がまず到着。
- NAKED EYES 『EVERYTHING AND MORE』
('02) CD \1,729
・・・ピート・バーン本人の編纂による、ネイキッド・アイズのリミックス&レア・トラック集。シングルB面だった曲も何曲か収録されていますが、「Two
Heads Together」が収録されていないのは解せない。アルバム収録曲がそのまま入ってたりもしますが、個人的には、以前買ったベストCDに入ってない曲ばかりなのでありがたい。後半4曲は、ティアーズ・フォー・フィアーズのメンバーらと組んでいた6人編成の“NEON”というバンドでのレア・トラック。すでにネイキッド・アイズぽさも感じられるエレポ。手弾きなので拙いですが、聴けて嬉しい。2曲でマドンナの語りが聴けますが、ライナーでは“M”としか書かれていないのは何故?
- NIK KERSHAW 『TO