人里から消えるニホンノウサギ 卯年に考える自然との共生

 令和5年の干支である「ウサギ」。『古事記』に神話「因幡の白兎」があるほか、「飛躍」や「子孫繁栄」の象徴とされ、日本人になじみ深い動物だ。誰しも動物園などで一度は愛でたことがあろうウサギだが、日本の固有種で、かつては里山の生き物の代表格だった野生のニホンノウサギが、いま人里から姿を消そうとしている。
「この10年で見かける回数は確実に減った。近いようで遠い存在になってしまった」。そう話すのは、八王子市内に東京ドーム約4個分の面積がある長池公園を管理するNPO法人「フュージョン長池」の小林健人さん(35)。
 ニホンノウサギは、一般に飼育されるアナウサギとは別種のノウサギに分類される。アナウサギが地面に穴を掘って身を隠すのに対し、ノウサギは低い草木が茂る藪(やぶ)を隠れ家とする。
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https://www.sankei.com/article/20230114-ZIGDGFHZLRJODHTNLHMIKPVFZQ/
2023/1/14 産経新聞

2023年01月21日