狩猟関連機器・サービスの企画・開発・販売を行う株式会社huntech(読み:ハンテック、本社:東京都目黒区、代表取締役:川崎亘)は、兵庫県が県内の鳥獣被害対策にhuntechが提供する狩猟罠用IoT機器「スマートトラップ」を120台導入したことを発表いたします。これにより兵庫県は、捕獲効率の向上と同時に、出没傾向の分析、それによる被害対策の効果向上を目指します。
【導入の背景と目的】
兵庫県内のシカ、イノシシ等による農林業被害は、2010年以降、減少傾向に推移しているものの、2016年度はイノシシだけでも1億9500万円もの被害が報告されています。また、イノシシによる人身被害についても、2016年度は六甲山山麓の神戸市内で33件発生しているほか、生活環境被害に関する苦情も多数寄せられるなど大きな社会問題となっています。兵庫県では、農業被害の半減、生息密度上昇の抑制、人身被害の解消等を管理計画の目標として掲げ、様々な取り組みを実施しています。(※1)
さらに、兵庫県では、有害鳥獣を捕獲する狩猟者の確保、育成にも取り組んでいます。今回の「スマートトラップ」導入により、狩猟者の罠の見回りを効率化することで、罠の設置および管理に割く時間を増やし、捕獲効率の向上を目指します。
(※1)兵庫県「第2期イノシシ管理計画」より
【スマートトラップの利点】
1. コストパフォーマンスの高さ
「スマートトラップ」は、本体価格33,800円(税抜)、システム利用料月額980円(税抜)と、他の類似製品よりも圧倒的に安価に導入することが可能です。
2. くくり罠、箱罠の両方に対応
磁気センサーを用いたシンプルな構造のため、くくり罠、箱罠の両方で利用できます。
3. 機能性
スマートトラップは、捕獲時の通知だけでなく、捕獲情報および罠の設置情報をデータベースとして管理することが可能です。他製品にはない特徴の1つで、これにより市町村でデータを蓄積し、出没場所・時間の傾向分析および、「被害の大きい農家の近くに重点的に罠を設置する」など、より効果的な被害対策の検討に活用していくことが可能です。
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000029310.html
2019/1/28 PR TIMES