(CNN) ロシア極東部チュコト地方のリルカイピ村周辺に餌を求めるホッキョクグマ約60頭が大挙して出没する異例の事態が起き、公開行事が中止となり住民が家内に閉じこもるなどの被害が出ている。国営メディアなどが伝えた。
世界自然保護基金(WWF)のロシア支部の声明によると、クマは今秋以降、村近くにある北極海の沿岸部に残っているセイウチの死がいをあさっている。子どもの個体を含めたほぼ全頭がやせた状態にあるという。
通常より高い気温で氷が解け、クマの獲物探しに悪影響を与えていると指摘。氷の厚さが十分なら、アザラシなどの餌を海で探しているはずだとし、今回と似たような事態が普通の状況になりつつあるとも説明した。住民とクマが共に被害を受けないよう環境に適応する必要があるとも強調した。
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https://www.cnn.co.jp/fringe/35146533.html
2019/12/8 CNN