肉ブームで注目は「鹿肉」オススメの食べ方は?

 ここ数年、「肉」がブームだ。その理由としては、いろんな要素が考えられている。「ザブトン」「カイノミ」など従来になかった分類がされるようになり、メニューが増えたことも大きいが、「魚の値段が上がっていることもひとつの要因です」と言うのは料理研究家の山中裕美さん。近年はイカやイワシなど家庭でおなじみの魚の漁獲高が減っていて、近所のスーパーや魚屋で気軽に買えなくなってきた。そのため消費者は、魚から肉へのシフトを加速させているというのだ。

「大衆魚の数が減れば、高級魚の価格も上昇します。たとえばイカはマグロの好物なので、イカの個体数が減少すればマグロも減って値段が高騰するという悪循環が生まれてしまう。その結果、家庭では魚がますます敬遠されるようになるわけです。海や川に生息する魚は、もともと自然環境の影響を受けやすく、漁獲高が安定しません。それに比べると肉は安定的に供給されています。市場価格が大きく上下することもありません。この差は大きいですね」

 そんな肉ブームの中で、今年の注目は「鹿肉」だという。

「牛、豚、鶏以外の肉を食べることに抵抗を感じたり、においやクセが強いという先入観を持ったりしている人は少なくないと思いますが、鹿肉は全然クセがないし、しゃぶしゃぶ、フライ、ステーキ、煮込みと、どんなふうに調理してもおいしい。パスタのソースに使っても合いますね」… 詳細はリンク先へ …

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/245457
2019/1/14 日刊ゲンダイ

2019年02月02日