茨城県内で近年、約100年ぶりに野生のニホンジカが確認された。国内唯一の非生息地域とされるが、全国的な個体数急増に伴い、隣の栃木県から移動したとみられる。各地で農作物や樹木を食い荒らす「食害」が深刻化。国は捕獲で半減を狙うが難航している。茨城、栃木、福島の3県は合同で協議会を設け被害防止へ連携する方針。
29年11月、茨城県北部の山中で、農業・食品産業技術総合研究機構中央農業研究センターが置いたセンサーカメラが2頭を捉えた。昨年10月に動画が撮影され、翌月には茨城森林管理署が国有林で写真を撮った。
同署の菊池毅地域林政調整官は「ついに来たか」と頭を抱える。植林した木の皮も食べるニホンジカは脅威。栃木県では29年度、約9800頭を捕獲したが、食害は高止まり状態だ。
3県が設ける協議会では、移動ルート解明に向け、シカへの衛星利用測位システム(GPS)装着などを検討する見通しだ。… 詳細はリンク先へ …
https://www.sankei.com/life/news/190413/lif1904130014-n1.html
2019/4/13 産経新聞
唯一の「シカ空白県」茨城で目撃情報 流入元は栃木?
https://www.asahi.com/articles/ASM2H5SJWM2HUJHB00P.html
2019/3/21 朝日新聞
大子にニホンジカ?、八溝山で雄2頭撮影 農研機構、食害の対策急務
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15276832451342
2018/5/31 茨城新聞