外来イノシシ急増でウミガメも被害 えさ求め、海を渡って沖縄の離島で生息域拡大か

・国定公園の慶良間諸島で外来種ニホンイノシシが繁殖。被害拡大
・農作物やウミガメの卵が食害に遭い、耕作をやめた農家も出ている
・県は2021年度から大量駆除を目指す。専門家「早急に対策を」

 【渡嘉敷・座間味】国立公園に指定され、5日で満5年を迎えた慶良間諸島。2003年以前に渡嘉敷島へ持ち込まれた外来種のニホンイノシシが、14年から座間味島や阿嘉、慶留間島にも生息域を急速に広げている。農作物やウミガメの卵の被害も激しくなっており、住民からは対策を求める声が上がる。識者は「外来種の安易な持ち込みは島独自の生態系のかく乱につながる」と早急な対策を訴える。(南部報道部・知念豊)

 渡嘉敷村で最初にイノシシが捕獲されたのは03年ごろ。住民が食用として九州から雄1頭と雌2頭を持ち込み、逃げ出した個体が繁殖したものとみられている。村は11年に「村鳥獣被害対策協議会」を立ち上げ、駆除に乗り出した。
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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/393205
2019/3/7 沖縄タイムス+プラス

2019年03月13日