日本農業新聞は、農水省が定めた豚コレラの発生に伴うイノシシ重点捕獲エリアの21都府県を対象に、野生イノシシの狩猟体制について調査した。11月からの狩猟規制の有無を聞いたところ、規制するのは岐阜と三重の2県で、18都府県が例年通り狩猟を解禁し、体制にばらつきがあることが分かった。狩猟で捕獲数は増えるが、山に人の出入りが増えるなどで豚コレラを拡散させる恐れがある。狩猟しなければ農業被害拡大、狩猟者減少などの課題もあり、各地は難しい判断を迫られている。
獣害抑制と板挟み
豚コレラに感染した野生イノシシは11県で発見され、同省設定の重点捕獲エリアは21都府県にある。今シーズンの狩猟について、同省や野生イノシシを管轄する環境省は、一律の規制を設けず、都府県判断とした。環境省は「野生動物は場所で現状が異なり、狩猟は各県の判断に任せている」と説明する。
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2019/10/29 日本農業新聞