ツキノワグマ推定数 過去最多更新 狩猟解禁も抑制につながらず 岡山

 岡山県は、県内のツキノワグマの推定生息数が2019年末で321頭に上るとする調査結果をまとめた。前年に比べて12・6%(36頭)増。人里への出没が増えたことなどから17年に狩猟を解禁したが、抑制につながらず、記録が残る05年以降で最多を更新した。

 推定生息数は、過去の出没件数や捕獲・再捕獲数、餌となるドングリなどの実り具合といったデータを基に算出している。推計では179~522頭の幅で生息しているとされ、計算上で最も可能性の高い中央値321頭を推定数とした。

 19年度の出没件数は、県北部を中心に14市町村で計222件(18年度186件)だった。主食のブナをはじめとしたドングリ類が例年に増して不作で人里への出没が増えており、年間で最多だった16年度の237件に次ぐ件数となっている。… 詳細はリンク先へ …

https://www.sanyonews.jp/article/1002688
2020/4/12 山陽新聞

2020年04月14日