南米原産のネズミの仲間「ヌートリア」。元々日本にいなかったこの動物が農作物を食い荒らす被害が拡大している。15日朝、山口市役所が行った駆除作戦に密着した。
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15日朝、山口市の職員らが行っていたのはある動物の捕獲作戦。市内に20か所以上設置された箱わなを点検するということで同行させてもらった。すると、箱わなの中には大きく口を開けた動物が…実はこれ、ネズミの仲間・ヌートリアだ。箱わなごと持ち上げると、引っかこうとしてくる。さらに別のところを見てみると、こちらでも捕獲されたヌートリアが。威嚇するような様子も。
山口市職員「(Q:毎日これだけヌートリアがとれる?)今の時期は箱わなを多く設置していますので、とれる頭数は多いですね」
その後も他の箱わなで次々に捕獲されたヌートリア。この日、9頭が捕獲された。しかし捕獲しても追いつかない状況だという。
山口市役所 有害鳥獣対策室・中村優太主事「3、4年前のデータではヌートリア10万匹いるとされていたのですが、現在何匹いるか把握できていない状況」
南米が原産のネズミの仲間、ヌートリア。川や水路など水辺で生活している。その様子は一見、愛くるしくも見えるが、実際は農作物を食い荒らしていて、2017年度の農作物の被害は全国で5800万円にものぼっている。
… 詳細はリンク先へ 動画有り…
http://www.news24.jp/articles/2019/01/15/07414303.html
2019/1/15 日テレNEWS24