高い技術持つシカ狩猟者、県が育成へ「スレジカ」の増加に対応 長野

 県林務部はニホンジカの捕獲頭数を増やすため、県内の狩猟免許所持者からの公募で高い捕獲技術を持つ狩猟者の育成に乗り出す。2019〜22年度の4年間で計15人を育成。警戒心が強く、巧みに人を避ける「スレジカ」の増加や生息域の拡大、狩猟者の高齢化などを背景に減少傾向にある捕獲実績に歯止めをかけ、農林業被害を減らすことを目指す。

 狩猟者の育成は、プロのハンターを講師に招き、足跡を追い掛け銃で仕留める「しのび猟」を2年かけて学んでもらう。県によると、しのび猟は熟練することでスレジカでも捕獲できるようになるという。シカが足を踏み入れるとワイヤが締まる「くくりわな」が冬場に凍結して誤作動するのを防ぐ新技術も学ぶ。

 高度な技術を習得した狩猟者には、ニホンジカの捕獲が進んでいない標高が高い地域や、生息頭数が少なく捕獲が難しい地域での狩猟を促す。地元猟友会の会員を対象にした技術の講習会で講師役を務めるなど、高度な技術の普及にも貢献してもらう。 … 詳細はリンク先へ …

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190221/KT190220BSI090005000.php
2019/2/21 信毎web

2019年03月11日