近年、頻繁に報じられるようになった住宅街でのクマ出没。そんな時、行政の依頼を受け、駆除も含めた対応に当たるのが地元の「猟友会」のハンターたちだ。しかし“善意の第三者”であるはずのハンターたちには、「かわいそう」「残酷」といったバッシング、さらには法的責任を問われるケースもあることをご存知だろうか。
毎年、多くの目撃情報が寄せられる北海道の砂川市で30年以上にわたって保護や駆除などを担ってきた北海道猟友会砂川支部長の池上治男さん(72)の場合も、銃が使えなくなってしまった。
発端となったのは、3年前に市の依頼でクマの駆除を行ったことだった。後に民家のある方向に射撃したとの指摘があり、翌年、道公安委員会によって銃の所持許可を取り消されてしまう。当時、たしかにクマの後方には数軒の民家があり、池上さんは“人や建物に銃弾が届く可能性がある場合は発砲してはならない”というルールを破ったことになる。
とはいえ、現場にいた市職員や警察官からは制止されることはなかったという。「最終的には引き金を引く我々が責任を負うというのはいいが、危険な場所に行っているハンターをその状態にしていて平気なのだろうか?警察には、もっと正しい目で見て判断をしてもらいたい」。
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https://times.abema.tv/articles/-/10004836
2021/11/3 ABEMA TIMES