日本にもいる「アーバンベア」…市街地周辺に恒常的に生息、突然遭遇したときの対処法とは

 春が訪れた。多くの動物たちも長い冬ごもりから目覚め、活発に動き始める。この季節に気をつけたいのが、クマに襲われる被害だ。最近は、市街地周辺で暮らし、街中に出没する「アーバンベア(都市型クマ)」と呼ばれるクマがいるという。

「日常生活でクマと突然遭遇し、最悪の場合は襲われてしまうかもしれないという点で、これまでとは異質」。1月に開かれたシンポジウムで、NGO「日本クマネットワーク」(JBN)代表の佐藤喜和・酪農学園大教授は、アーバンベアについて警鐘を鳴らした。

 日本には本州と四国にツキノワグマ、北海道にヒグマがすんでいる。どちらのクマも本来は臆病で、人の気配がすれば逃げるか、やぶなどに隠れる。

 だが、アーバンベアは、市街地周辺に恒常的に生息し、一時的に市街地に出没する可能性がある。「人への警戒心が比較的薄い。白昼堂々、庭先の柿の実など果実を食べにくる個体もいる」と、JBNで普及啓発委員会委員長を務める山崎晃司・東京農大教授も指摘する。
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https://www.yomiuri.co.jp/national/20220413-OYT1T50233/
2022/4/14 読売新聞

2022年03月30日