アライグマによる農作物への被害が増えている坂東市で28日、近隣自治体の鳥獣対策担当者らが参加して「アライグマなどの被害対策意見交換会」が開かれた。わなに掛かったアライグマの回収・処分・焼却まで一連の流れを見学後、情報交換を行い、侵入初期の徹底した捕獲で農作物被害を効率的に減らし、生産性を高める方法などを確認した。同市、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の共催。
市によると、同市ではアライグマを中心に、ハクビシン、クリハラリス(通称・タイワンリス)による被害が増加しており、2016年度は計137頭だったのに対し、17年度は180頭に増加。捕獲体制が整った18年度は464頭を捕獲した。
本年度は10月28日現在で、アライグマ313頭、ハクビシン56頭、リス8頭の計377頭に達し、「500頭を超える勢い」(同市)。以前は河川敷に生息していたが、近年はトウモロコシや柿、落花生、ブドウなどを狙って民家の畑や庭に来るケースが増えてきているという。…
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2019/10/31 茨城新聞