クマ駆除数310頭 18年度の3倍 人身被害があった県内8市町 新潟

 本年度、野生のツキノワグマによる人身被害があった新潟県内8市町で駆除したクマは計310頭に上り、計91頭だった2018年度1年間の駆除頭数の3倍以上になっていることが5日、新潟日報社の調べで分かった。クマによる人身被害が多発する中、駆除頭数も急増。中山間地などではクマが冬眠期に入るまで緊迫した状況が続く可能性があり、関係者は注意を呼び掛けている。

 調査の対象は、本年度、クマに住民が襲われた長岡市、村上市、糸魚川市、妙高市、阿賀野市、魚沼市、南魚沼市、阿賀町の8市町。有害鳥獣として駆除した頭数について10月末か11月5日現在の状況を尋ねた。

 最多は糸魚川市の101頭(10月末現在)。統計が残る06年度以降では、これまで最も多かった10年度の55頭を大幅に上回った。南魚沼市も67頭(同)で、前年度同期の10頭に比べ7倍近くに急増した。
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https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20191106505660.html
2019/11/6 新潟日報

2019年11月10日