鹿に関わる仕事がしたいと九州から島根を経て長野に移住、泰阜村で猟師を続ける女性がいる。鹿の駆除と肉の活用はセットだと考え、今では村が造ったジビエ(狩猟で捕獲された野生鳥獣の肉)加工施設の管理人も兼務。鹿肉の普及にも力を入れている。
熊本県出身の30歳、井野春香さん。野生動物保護の職を志し、地元の農業高校から島根大の生物資源科学部に進学。植林したばかりの若芽を食べたり、木の皮を食べたりして森林環境を荒らす鹿の食害を学んだ。アルバイトで猟師と行動を共にしたことが契機となり、鹿害から森林を守る仕事を志すようになった。
就職先を探してたどり着いたのが、山村留学を行う泰阜村のグリーンウッド自然体験教育センターだった。そこで働いた3年間でわな猟の免許を取り、2013年から村の地域おこし協力隊員となって猟銃の免許も取得。16年からは自身のプロジェクトとして革製品作りもスタートさせた。
やがて気づいたのが、ジビエの…
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2019/1/23 朝日新聞