笠間市イノシシ対策 捕獲7割が地域団体 箱わな導入で実績 本年度485頭超 茨城

農作物などへのイノシシ被害が深刻化する中、笠間市内では、箱わなを使って捕獲する地域団体の取り組みが実績を上げている。15日現在、地域団体が本年度捕獲した頭数は485頭に上り、全捕獲頭数705頭の約7割を占めている。市は「地域団体の地道な活動が実を結んでいる。増え続ける農作物被害の抑制にもつながってほしい」と期待を寄せている。

市農政課によると、2014年度から17年度にかけてのイノシシによる農業被害額は、1618万円、1716万円、2607万円、4013万円と増加の一途をたどっている。

市はイノシシ対策の一環として14年5月、県猟友会会員を中心に駆除に当たる鳥獣被害対策実施隊を編成。17年12月からは、地域で5人以上の団体を組織して、箱わなを使った捕獲事業をスタートさせた。

17年度の全捕獲頭数は410頭で、内訳は鳥獣被害対策実施隊119頭、地域団体29頭、一般狩猟者(鳥獣被害対策実施隊員を含む)262頭。対して15日現在の本年度の全捕獲頭数は705頭に上り、内訳は同じく99頭、485頭、121頭と地域団体の捕獲数が飛躍的な伸びを示している。… 詳細はリンク先へ …

https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15512659450841
2019/2/28 茨城新聞

2019年03月02日